昨夜の室井氏の件、つらつら考えてたんだけど…

 ツイフェミの人たちの発言って、なんでああまで癇にさわるんだろうなぁとか思って、その原因をあれこれ考えてたんだわ。


 まず、「おまいう」案件なのが一つでしょ。


 お前が言うな、て話で批判してることが多いじゃないですか? 彼女ら。


 まぁ、百歩譲ってそれは置いておくとしようよ、誰でもこの「おまいう」はありがちなんだし、重箱の隅つつきってヤツだよ、うん。だけど、彼女らがやってるのはわりとさ、キリストが言った「罪のない者だけが石を投げんかい、」て話だと思うのな。


 まず、このキリストの放った言葉の意味からになっちゃうけどさ、これは私は信者じゃないから解釈間違ってたらゴメンなんだけど、これってさ、まず大前提に「批判は忠告であり愛の一形態である」があって、だけど石を投げるまで行くと明らか逸脱するじゃない? それはもはや愛などではないし、ただの攻撃でしょう。それは自分自身にまったく非がなく生きてきた人間にしか出来ないはずだ、という話じゃないの? 自分のことを棚上げにしていないか考えなさい、ていうさ。


 今回、ツイフェミさんらのやったことは、まさしくこの「自分棚上げ」の他者攻撃だったから、見てた人の多くがムカついたんだと思うんよな。


 例の議員の発言が癇にさわったんだとして、なんでその返答がいきなり人格攻撃なのよ、て思ったんだわ。過去に女子大生とどうこう、なんて話、関係ないじゃん。


 ジェンダー問題が政治の関心事としては日本では興味が薄くて支持が得られないことを嘆いたのか、順番を持ち出してその最後に据えた議員の認識に物申したいってことなのか、どっちにしろいきなり過去のプライバシーに関わる話で切り返すって、議論にもならないだろ、て思うんだ。


 賛同だらけの中で一本道の理論展開しかして来なかったのか知らんが、応用で持論を展開していく能力が低すぎると思ってさぁ。


 それってちゃんと自分の身になるまで学んでないのか、表面的なトコから都合の良い部分だけつまみ食いしてきたからなのか、どっちなんだろうとかまで考えてさ。



 そんであと一つが、「主語が大きいんじゃ。」案件なのかな、て。


 よく言われる言葉で「地図が読めない女」て、なんか書籍のタイトルにも使われたキャッチがあるけどさ、これも引っかかりを覚える言葉でさ、今回の騒動もなんか同じニオイを感じる話なんだよね。


 地図が読めない女って言葉、線引きがおかしいんだよ。


 地図読めない男も居るし、地図読める女だって居るわけで、そういう存在を透明化して亡き者にしてから、自分の都合に合わせた「ありもしないラインで分けた比較」っていうのをやるから、ムカつくことこの上ないっていうさ。結論ありきで都合のいいデータの切り貼りやら論理展開をすんな、てヤツなんだけど。


 一貫してツイフェミさんたちはこの主語デカ話法で話すもんだから、とにかく癇にさわる。自分たちと自分たち以外で分けてて、そこには男女さえないって状態のくせに、それは隠してるつもりで話してて、たまに今回みたいにそれがバレてツッコミ入れられると逆ギレしてさ。ウエメセで接してるから謝れないんだろ、て思ったわ。


 何様なんだってのをすごく感じるけど、これは私はあんま人のこと言えない。(笑


 ツイフェミ話法って、この「主語デカ」がベースになってることが多くて、ちょいちょい聞く人の癇にさわることしてるけど、あんま自覚なさそうだよね。


 石投げな攻撃性、ご都合切り貼りでのデタラメ、ウエメセ自覚なし、ていう3点セットだから、聞いてるこっちはムカついて仕方ないのか。


 あるいは、自分たちか自分たち以外かで境界線引いて、まるで自分たちが偉いみたいなウエメセで他に接するその態度がムカついて仕方ないのか。


 どっちなんだろうなぁ、て、昨夜はずーっと考えて、寝付くまで眠れなかったよ。




追記:


 この、「謝れない」問題だけど、たぶんね、彼女らも「主義者論法」で自分を自己肯定してるからだと思うんだよね。多くの主義者、共産主義者とか反日主義者とかも同じなんだけど、それこそフランス革命のルターとかからずっと、彼らは「この思想を理解することがエリートの証!」で、自他を分けてんのな。だから、自分らが負けるはずないって大前提は自己の価値にまで直結してるから、絶対に負けられない戦いなんだわな。クソ迷惑な話だけども。(他に自慢できることがないてことよな、なんてペラい自己評価だか、てな)


 この連中がこの先、世界を混乱に陥れていくわけで、どうしたもんかねぇ。


 試しに、根本である「主義」を徹底して論破して、皆でよってたかってぶち壊してやった流れとかもあったけど、それでもへこたれなかったからねぇ。論破されたくらいじゃダメだというのは解ってる。世論で支配的になってようやく堪えるようになったかな、てのは現在、韓国を観察してると感じるってトコだ。言い訳出来ないくらい完全な不利が形勢されない限り、何かと言い訳して自信に繋げるからねぇ…


 中国やロシアに対しても同じだと思う。論破と世論浸透はセット。




追記の追記:


 ただ、韓国とロシアは政体と主義は乖離してて、主義を破壊したところで政治家も人々も鞍替えしたら終われるのに対して、中国は主義=政体だから同じようにやると国ごと倒れかねないじゃないですか? それも困るから、日本なんかはジワジワと同化させて影響させてってるよね、当局は自分がやってると勘違いしてるけど。そのまま影響されちゃえよ、一緒にしあわせになろう。(笑


 日本は色濃く古代中華の影響を残した国で、新興中国がそこから偉大な中華を取り戻すってことなんだろ、たぶん。アイデンティティが消えかけてるもんなぁ。


 たかだか数十年ほどしか歴史がない共産中国。今じゃバカにされる共産という主義。民度も誇れるものじゃない、とか悪条件ばかり羅列できるわけで、自信を失ってしまってるのが一番の問題と思うな。覇権国になりたがってるけど、別に尊敬はセットじゃないよ? 叶っても一瞬のドデカい花火だ。ナチスがそうだった。


 自信ってさ、他を下げることで自分を上げても余計に嘲笑されるだけじゃん? 惨めさが増すだけだよ、共産中国でそこまで劣化したのかとかは思いたくないなぁ。(思えばナチスは堂々してたけど敵がコレ使ったよね、バレた日には評価ダダ下がり確定で、生きてるうちに拝みたいもんだと、密かに楽しみにしてる)



 さっきうたた寝してた時に見た夢がさ、誰か若い母親になってて一生懸命我が子の靴箱を探してたんだ。どうも覚えている保育施設の間取りと違うんだ。迷子になってるうちにどんどん覚えのない間取りになっていって、なぜかレストランに入りそうになって引き返したり、トイレが近代化を通り過ぎてデパートの化粧室になっていたり、かと思えば子供達は少人数制で先生が道徳を教えている。見覚えがない、以前と違う気がするのに、そこが何で何をしてるところなのかは理解していて、二つの記憶が混在しているんだ。


 立ち話をしてた数人のお母さんの一人が言う。

「これ、異世界にスライドしてるんじゃない?」


 憑依してたその若い母親だけじゃなく、その場の母親全員が異変を感じているらしかった。そして、探していた靴箱が見つかった。デザインがオシャレな、木製の箪笥形式に代わっていた。かわいいシールで子供の名前が書いてあった。夢はそこでおわりで、急激に目が醒めた。コタツでうつ伏せて寝落ちたらしく、ほっぺたに座布団の模様が転写されてた。


 目が醒めて、異世界ではなく未来が大きくスライドしたんだと思ったよ。保育施設は商業施設に併合されて存在する未来だった。お母さんたちは子供と一緒に通勤するのが当たり前になっていたのかも知れない。いつ頃の未来だろかねぇ。クリアすべき問題山積だからかなり遠いと思うわ。




 植民地主義とか全体主義とかの時代は、姑息な卑怯者が天下を取れた時代だった。


 でも卑怯者だとバレた次の時代では、もうその手は通用しない。


 トップが全体を動かしたり、個が全体を妄信的に動かす時代は終わる。


 個々が自主性を持つようになれば、コントロールは不能になるからね。


 取れる方策は、「説得力」ってことになる。手抜きはダメだし、脅しも効かない。


 個々の方が圧倒的に数が多いからね。説得力を用意して納得させるしかない。


 日本がコロナを克服したようなやり方しかない。(長い積み重ねの成果です)



 でさ、この際にアホウが思いつくのが、韓国で今大問題になりつつある洗脳教育ってヤツだよ。亡国の策だという証明があの国で起きてるんだ。それも、洗脳ってのは信じようとしないと掛からないから、他国がこれを仕掛けるよりも自国でこれやって自滅することを警戒しろ、て意味で「犠牲の黒羊」なんだろなと思うよ。あの国の状況を見たことで世界は救われるだろう。(ほぼほぼ中国さんに言ってるけど)


 中国が中華の四千年の歴史を取り戻したら、たぶん今のハリボテな主義ってのじゃ太刀打ちできんのだろね。そのくらい四千年の重みがね。だから焼き捨てたけど、デキる人ほど後で後悔したことだろう。でも漢民族のアイデンティティはその四千年そのものだから…、これからどうすんだろ。

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