昭和:ミーハーのきらいがある=現代:???
公募原稿で、この慣用句をうっかり書いてしまって難儀している。
「ミーハー」は、現代なら無難なところで「軽薄」と書けるのだが、「きらいがある」と付くと、軽薄は使えなくなってしまうのだ。
「ミーハーのきらいがある」は慣用句でよく聞くわけだけど、「軽薄のきらいがある」は、私は馴染みがない。
「ミーハー」+「のきらいがある」この二つセットでの言い換えでなければ、用を為さないから困る。
古くさいだとかで簡単に語彙を抹殺されたんじゃかなわんなぁ…と思いつつ、頭を悩ませている。
おそらく、「軽薄」も「きらい」も断定形だからかと思う。対して「ミーハー」は比喩なので、「きらいがある」の”嫌な面がある”という意味のボヤかしに対応できるのかと理解しているが……
ともかく、「軽薄のきらいがある」はまさしく軽薄そのものの言葉遣いなので、困ってしまう。なんの冗談なのか、という言い回しでバカっぽいと思うのだ。困った。
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