バクシーシ事件とかいうのがあったらしい所感 ①

【追加(2023/01/31)。哲学は宗教教義同様に「証明不能、正解を担保しない学問」であり、正誤の判定すらできないのだから堂々巡りしかそもそも出来ない学問。】


https://togetter.com/li/1083903

『宮台真司が妄想とデマの糞フェミ退治!2017――』


 ま、三年以上前のことを今さらとやかく言うのもなー、とは思うが、純粋に一つのサンプルケースとして興味があったんで言及してみる~。

 詳しいことはスレ参照。めんどい。


サンプルはこの三つ。


「宮台氏が書いた「男性にだけ情報を一切与えない」状態でレイプシーンをとる、という意味を考えた方が良いと思う。つまり、男性は本気でレイプをしていたわけです。その暴力に手加減はなかったでしょう。(略)」


「で、バクシーシ山下の証言がこれ 「セックス障害者達」より 「(元自衛官あがりの男優)もひどいヤツで、本気で女の子を殴るんですよ。しかも正拳で鼻とか殴ってるんです。本当のレイプだと思ってるから仕方ないんですけど」「僕が見る限りでは、本気でやってるとしか思えない(笑)」「何の迷いもなくガバッて襲いかかって、しかも中で射精しちゃったんですよ。本人は本気でレイプしてるつもりだったんでしょう。」」


「女優側があくまでレイプシーンだと思って全力で抵抗したなら、かえって危険だったのではないでしょうか。」



オフレコで宮台氏に語られたという証言サンプル。


「山下監督に注目した理由。女犯を観た途端「男の欠落と代償」が主題だと直観。会社に電話して監督を通話口に呼出し「欠落と代償という自動機械の悲惨」を主題として選ぶ深層意識を尋ねたいと告げたら、まさにそれとの答えで、観て1時間後に面談した」


「当時僕は代々木忠を礼賛。だが仮初めの社会で本来性を性愛で回復する女(を憧憬する男)の図式は贅沢で、大半の男が排除されると予想。AV関連全イベントで代々木山下作品を同時に観ろと語る。障害者を描く「一度はSEXしてみたかった」が同一主題」



上記サンプル3つと、下記サンプル2つの証言。専門用語で誤魔化されている、主題とかいう「欠落と代償という自動機械の悲惨」の正体を暴露し尽くさねば何も出てこないよね、これ。


てなわけで続く。


 こういうモンはフラットに全部が、「クラウド状態で」繋がるのだから…



 追加:

「当時は時代もあり、女優に「仕掛けの情報」と「破格のギャラ」が同時に提示されていた。問題があるとすれば、レイプビデオであることではなく(実際そうではないから)、情報非対称性を以て男優と観客を勘違いさせる仕掛けの倫理的是非。」


「もう1つ問題。<世界体験>を<世界>だと思い込む低リテラシーをどうするか。神秘体験の存在が神秘現象の存在を意味しないことを理解できない人々。同じ低リテラシーがオウム真理教の勧誘の仕掛けを機能させる(わっ超常体験だ→この人は神様だ)。」


「(略)ユングは「神秘体験の存在は神秘現象の存在を意味しない」と語ったが、体験を思い込みに繋げる人が多い。自意識の整合性を保つべく妄想をつぎはぎし続ける。」


「(略)それを意識的に実践する戦略家も問題ですが、その戦略を可能にする条件、即ち、妄想のホメオスタシスによって辛うじて保たれる妄想共同体と妄想人格という重大な問題があります。」




これ、「神秘体験の存在は――」てヤツ、実は後段の「神秘現象の存在を意味しない」の方が『悪魔の証明』となっていて、無いということの証明をせんと否定できんのだよな。それをゴリ押しに「無いんだよ!」をやってるかもしれんのが哲学。(悪魔の証明という超メジャー級矛盾を抱えてるんでこの時点で説得力に難が生じる)


 体験によって実存を証明することが出来ない、という論は成り立つが、否定が出来ない以上は「あるかも知れないではないか」の反論を封じられない。


 ひとりひとり、全部別々の世界で生きていて、重なっていると思うのが妄想かもよ。この世界の定義を「ある」で出発してる点も解決されてないんじゃないの?

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