前のエピソード――「性的モノ化」と「なぜ悪いか」の回答？てか、モノ化とちゃうやん。

　フェミさんたちは沈黙してよーぜ、いっそ。面白いから。（笑

　アニメとかに興味がない層はこんな大画面広告であっても平気で無視するし、視界に映ってもないんだろうけども、気付いたらどういう反応するのかなぁ。けど、せいぜい軽蔑の眼差し程度でやっぱり無言で立ち去ると思うわ。男性なんかはニヤけながら内心のオタ差別を強化するだけだもんね。「キモ☆」とか呟いてさ。

　それでいて、もし見かけたら読むんだぜ。（笑

　漫画とかアニメを視聴したくらいじゃ、彼らは自身をオタク認定などしないんだよねぇ。都合のいい時だけオタクを自認するけど、こういう時はオタクキモい、とか平気で言うんだ。そういう時のオタクという単語が示す意味は、コアな人々限定で、やらかしは全てそのコア層がやってる、という認識。だから、フェミニズムの扱う女性差別と、オタクの直面しているオタ差別はまったく構造が違う、ていうんだよ～。

　フェミの人が批判するのは作品だけど、それは注意喚起に留めるべきと思うんだよね。規制を叫ぶのは違う。むしろ不買運動のがまだ正しい気がするなぁ。注意するべき相手は購買層だからねぇ。これは女性差別を含んでいます、それでも買いますか、という感じだな。親御さんなんかに注意喚起して、子供から遠ざけるとかが正解の気がするわ。ほら、カルト宗教が正体隠して大学でイベントやったりするじゃん、女性差別が含まれているのに告知しないのは、つまるところ、それに当たるわけだから。

（段階を踏まねばならないけどね。まず制作側に質問するのはその為。回答次第では購買層への注意喚起でボイコット運動、て手順だよ）

　海外が不買運動よくやるのは、やっぱそういう意味なんだと思うね。うん。ただ、不買運動でも、選択の自由は購買者にあるから、それを冒したらアカンやろね。だから、やっぱ注意喚起までが本来なら運動の限界だと思うねぇ。抗議の電話殺到で企業が自粛って、なんか歪んでる感じがしてたけど、そういうトコかな。

　抗議の電話がアカンのよ、自粛させたいなら、対象物が差別を含むのだと世間に周知させて、コンプライアンス的なダメージをだね、企業イメージにダイレクトアタック、て感じにしないと社会正義がないのよ。

「乳袋」とか「股の影」とかの表現法が許せんなら、もっと世間に周知させていかないといけない。セクハラ表現だ、とはっきり言う。そしたら、外堀から埋まっていく。小説の表紙とかを飾るのに、その表現を入れたら、その小説の作者がそういう好みだと思われるわけだ、絵師さんと一蓮托生だからね。出版社だってレーベルがそういうイメージに染まってしまうわけだが、困るなら使わなくなるだろ。

　エロ可愛い絵ではなく、セクハラなのだと世間の人々の間で認知されてしまえば、正しくセクハラ表現の時にしか使うことは出来なくなるだろう。海外の運動はだから、多くはそういう方法論を採っているのではないかと思うけどね。（デモ行進なんかで町中でやるのは、直で、無関心の市民にも知らしめるためだわ）

「女性の身体を使って宣伝をするJAのみかんを買う」という行為は、差別を批判しているフェミニストとしては不適切なのか？　違うと思いますぅ～。（二種類の抗議の入れ方、に由来。「気付いてください」の抗議の申し入れに留まるなら、購買してもまるで問題ない。一人一派とかでバラバラだから運動自体が統一されとらんの）

　批判はしてるじゃないすか。絵の一部修正をお願いしているのであって、全面的にコラボ自体を反対しているわけではない、だから購買がダブスタということにはならないよね。購買を批判している人はリクツを一度整理した方がいいと思う。そこまで批判すると、あのキャラクター自体の存在を否定することに繋がるよ。（この件は、リーダー不在で何を求めているかが不明なので、宇崎ちゃんの時と同じく、献血ボイコット並みに不買を訴えるのが理に適ってないってコト。争点がどこか解らんの）

　一部の表現手法を不適切として修正を願っているのか、キャラクター自体が不適切だから存在の消去を願っているのか。どっちなのか見極めた方がいいよねぇ。（そんでコラボ先のJAがエロを動員に使おうとしたか、これは茜さやさんの件と比較な）

　しかも、JA側もイラストレーターさんも、そのような意図はなく、今後は気をつけると言ってくれてるわけで、もし叶うなら修正した上で続けるという手もあったかもと思うよ。今のフェミの状態じゃ多くは望めないけども。

　あなたはあなたのやり方で、とかいう一人一派はアカンよ……。それは、実際は個人レベルのクレームで、しかも要望はバラバラ、纏める気もない、際限もない、結束してもいない、ただのモンスタークレイマーだと自らを規定して世間にPRしてるようなもんだよ。

　あなたはあなた、と言い出したら、それは仲間ではありませんという宣言だ。

　（一人一派＝あなたはあなた＝組織運動の否定＝個人的なクレームと自認）

　別の纏め記事で、オタク側の意見。

「フェミニズムとか反差別とか反戦平和運動とか、世間的に否定し難い物を御旗に掲げる連中に多い気がする、この手の暴走する奴。　だから嫌いなんだ。」

　違うんだ。そういう強い武器があることを嗅ぎつけて、それを使いたいだけの、フェミニストなどではない連中が乗っかるだけなんだ。そんでそいつらの方が圧倒的に多くて、乗っ取られてしまうだけなんだ……。オタクの世界でもイナゴファンが増えたりしたら同じ現象出現するだろ……。

　そいつらの対処に有効な手は、かつてのオタク界隈がやってきた「差別と隔離」という方法だけなのが、反差別の運動にとっては致命的でなぁ……。（後はお察し）

　フェミ界隈は疑似をちゃんと批判しろとかつて言ったが、それが不可能なのも実は重々承知だよ……。まっとうに相手して批判で片付けようとするだろ、後から後から沸いてくるから無間地獄で本来の活動が停止するんよ。処置無しとはこのこと。

　昔のオタク界隈は相互蔑視が強かったもんだが、それは半強制的な棲み分けを実現させてもいたんだよなぁ……不可侵状態ってヤツの維持に貢献してた。

【追記（2023/01/31）：はい、関連の全ページに貼り付けてくよー。

　このフェミニズムの問題は、要点が現状でははっきりしている。

「フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。」

「ギルティの判定を下す基準を、どういう理屈でフェミが主導していいことになるのか。何を根拠にその権利を得ていると言えるのか。」

「フェミ理論の正当性は一切証明されていない。どこに物事の決定権を持てる余地があるのか。」

　この三つ。

　声の大きい者が、「嘘でも言い続ければ本当になる」を実践しているだけだと言い切れてしまうところが問題の本質を見るに大事な視点。感情以外に補強材料を何も持たないのがフェミニズム理論。理論とは呼べない、ただの主義。それが誰かの権利を制限する法律を制定させようと働きかけていることが一番の問題点。権利と権利の衝突に際し、既存の権利の方が優勢なのをひっくり返そうとして詭弁が用いられているに過ぎない。（不快感情を理由に表現弾圧を正当化している）

搾取というのは、誰が被害者で、何の苦痛を持ったのか。非実在の存在は文字通り存在していない。すなわち苦痛を感じているのは、表現された対象を見る視聴者の中だけにある想像上の表現対象者であり、その苦痛は視聴者が付与したものである。視聴者が視聴者の内部にコピーしてきたのだから別モノとなり、その別対象に、視聴者自身が付与したのである。