【フェミvsオタ】日本男性は紳士だが同調圧力がパねぇ。①

 日本の男性は全般的に紳士というひと括りで纏めてしまえると思う。実際の日本人男性は紳士でフェミニストばかりだ。女性ファーストで家庭ではよき夫をやるのが、日本的ジェンダーロールだろう。これは海外評を聞いても裏付け取れると思う。親切な日本人という評価は、男女ともに規範化していないと出ない。


 DVとか虐待とか、発見されればニュースが特番組むくらいには少数で、(加害も必死に隠そうとするほど悪の認識あり)日本全体では非難する男性の方が多いのだ。男女平等も支持する男性が多数派だ。(だからサバイバーの方々の発見もすごく遅れた)

 性役割で、男性が全般的に暴虐無人になったのは戦時体制下のごく限られた時代のみだ。鎌倉時代から戦国期と、幕末から明治大正、昭和の初期まで。


 これは戦争に合わせたバージョンと取るべきで、日本じゃ昔から切り替えが当然だったと見た方がいいと思う。江戸文化とかを囓れば実態は、平時は女性が強いのがはっきり解る。政治判断で男性保護に偏りがあるため、例外ケースで虐げられる女性が居た時にかなり困難なことになり、この例外女性の数も多かったから現在発掘された資料が一見では矛盾した内容にみえ、さらに戦時となればスムーズに内実とも男尊女卑に移行して建前に過ぎなかった女性蔑視が本物になるという悪弊は持っていたが。


「女は三界に家無し」というのは戒めで、政治的介入で押さえねばならないほど、台所という実権を握る女性の権力は凄まじかったという一面が隠されている。だから武家などは家父長制度を作って、構造的欠陥を補ったとも言えてしまうよ。男女同権ってのは、実際のバランスを取るのがそれだけ大変な制度なんだ。どんだけ将軍家に跡目争いの跡が見えることか…大奥は女の権力闘争を切り離すにも都合が良かった。


 日本におけるフェミニズムの問題は、実際は日本社会のこうしたタテマエ主義や、変わり身の早さに向けるべきではないのかと思うんだけどね。ガワは変えることなく定義の方を都合良くコロッと変えるから。「赤信号皆で渡れば」の性質も、早変わりに都合がいい。しかし、現代は「平時」であり、男性たちは善良で紳士だ。


 皮肉なことに、ガワを同じに定義を変えてのける、の器用さを日本フェミが発揮したわけで、本当に皮肉なことになってるが。(笑


 だからこそ、日本においてはフェミニズムというものは「表現」にその矛先を向けるしかなかったと思うんだ。彼女らが問題にして、世間でも問題だと納得出来るような、解りやすい女性蔑視の男性仕草はもう絶滅前の少数派に過ぎなかったから。


 しかし、ここで現在の韓国などのガス抜き事情を考えてほしい。


 これは反日がそれに当たっていて、だから日本人から見るとどうにも奇妙な状況に見えるわけだよ。好きなのか嫌いなのかどっちだ、と言いたくなる状況。これとまったく同じに見えるのが、表現におけるジェンダーロールだと思うんだ。女性を蔑視してるのかしてないのかどっちなんだ、と。他者から見れば混乱する状況があるのに、当事者たちは見えていない。


 ちょっとくらい大目に見ろよ、みたいなのが擁護側にあって、それさえ韓国の反日めぐる言い訳と同じなのが解らないらしいのだね。


 これは「同調圧力」の問題と思うんだ。だから海外に居たら見えないんだ。空気の問題だからで、取り巻かれた「数の暴力」そのものだからで、その場に居ない者には感じ取ることさえできない。なぜ是正しないんだと不思議に思うだろうが、しないんじゃなく、出来ないんだ。ひとつひとつは所在不明で、その集合体だから。


 現状、紳士になった日本男性にもガス抜きは必要だよ。それが「表現」で、もっと言うならオタク文化のラノベ層がそれを担っていると思うよ。他愛ない理想を吐露しているだけの、「俺TUEEEとハーレムとチヤホヤ」だよ。これが男女同権を破って見えるのは仕方ないと思うんだ、もともとガス抜きなんだから。


 男性が夢観る理想の女性は、フェミニズムにおける搾取の為のジェンダーロール。


 つづく。



【…今回はリクツだけは合ってるっぽい…んでもまぁ、以下にペタ。】


【追記(2023/01/31):はい、関連の全ページに貼り付けてくよー。

 このフェミニズムの問題は、要点が現状でははっきりしている。


「フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。」

「ギルティの判定を下す基準を、どういう理屈でフェミが主導していいことになるのか。何を根拠にその権利を得ていると言えるのか。」

「フェミ理論の正当性は一切証明されていない。どこに物事の決定権を持てる余地があるのか。」


 この三つ。


 声の大きい者が、「嘘でも言い続ければ本当になる」を実践しているだけだと言い切れてしまうところが問題の本質を見るに大事な視点。感情以外に補強材料を何も持たないのがフェミニズム理論。理論とは呼べない、ただの主義。それが誰かの権利を制限する法律を制定させようと働きかけていることが一番の問題点。


搾取というのは、誰が被害者で、何の苦痛を持ったのか。非実在の存在は文字通り。すなわち苦痛を感じているのは、表現された対象を見る視聴者の中だけにある想像上の表現対象者であり、その苦痛は視聴者が付与したものである。のである。

 女性全般だとするなら、その思想は。一つの解釈以外、他を圧殺する弾圧だ。


(面倒になってきたんで、以後決定打を貼り付けて終わらせる。)

 追加分がさらに増えたなぁ…

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