フェミが今後振りかざすべき「思想」の雛型作ってみる②

 さて、私は昨今のツイフェミvs表現の自由戦士の論戦を見ていて、非常にムカつく場面に遭遇することが多いのだね。戦士側が、ムカつくことを言う。(笑


「ちょっとくらい我慢しろ、」だぁ?


 確かに、表現の自由を巡る戦いは、「どっちが折れるべきか」という主軸の元に行われている。だが、はずなのだが、彼らは頑として、フェミ側が折れるべきという主張を曲げない。


 キミらが折れたってぜんぜんいいんだよ?


 よぉく考えてほしい。今日、別の話題で「オタク」って差別用語だったよね、みたいな話題も出ておったけどもさ。昔々は、街角がこんなにアニメ絵で氾濫してるなんてことはなかったぞ? そのことを思っただけでも、よくもまぁ、我慢しろとか言えたな、どの口が言ってる? そう思ってな。偉くなったもんだな、と思ったのだ。


 勝ち取ってきたのだ、とか言うかもだが、言い方を変えれば奪い取ってきただけで、他者に我慢を強いていることに、何らの正当性もないんだよ?


 嫌いなヤツは居るんだよ。エロとかロリとか以前の、アニメ絵そのものが嫌いだっていう人もそりゃ居るんだよ。そこで平然と「我慢しろ、」と言う、それこそがフェミニズムが敵としている『マッチョイズム』の中核なんだよ。


 思い切り「抑圧を強いている」ことにも気付かない言論の自由戦士側が、だんだんムカついてきてさ。話し合いってのは、「譲り合い」だ。譲ったら次から次とどんどん譲歩させられるとか言うが、現状のオタク文化だってそうやって、譲ってもらって、譲ってもらって、何か他のモノがあった場所を今我が物顔になって居座ってるだけだぞ?


 パイは決まっていて、歴史的にもずうっと「暴力」で解決してきたんだよ。だから「弱者」が勝てた試しはない。常に「強者優遇」の世界なの。


 男尊女卑とかいうからややこしいのであって、コアにあるのは「強者優遇」なの。


 男と女を比較すると、なんやかやでずーっと女性がシワ寄せを食らってきたのよ。女の方が弱いから。現在の民主主義とかもカッコしいだけで、実際は数の暴力って感じでなんら強者優遇の原則から外れてなんかないんだよ。


 だから、間違った政策だって、戦争ですら起きるんだよ。


 今あるモノを、当然の権利だと思っている、そこから考えなきゃアカンのよ。



 つづく。

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