棘に載ってた漫画 コメ欄が予想と違ってガッカリ
https://togetter.com/li/1369242
漫画家の苦悩とか赤裸々で痛い漫画だったけど…
コメ欄は逆に、他人の痛みに鈍感でイタかった…
続き~。
なんか一日置いただけで大炎上しててワロたわ。(笑
まず、オタの人ってこういう弱者差別には敏感だと思っていたからさぞやコメ欄で…と思ってたら、女の股ぐらとパンツで沸騰しちゃっててガッカリだった。そゆトコやぞ、とか思っちゃった。こういうこと言うと叩かれそうやけどね。
この作者さんの敵が醜悪な顔になってるのは、表現法だろうになぁ。あのフィギュアの露骨さも同じくで、ちょっと露悪入ってるからカチンと来るのは解る。嫌な連中の嫌さがアレですごく際立ってて、よく伝わったし。フィギュアも同じくで、作者がアレを描くのがどんだけ嫌かを表現してる。素直に巧いと思う。
私は別にパンツとかどーでもいいから批判勢の気持ちは解らんかったわけで、素直に作者さんに同情したし、あんな苦労して、挙げ句にパンツ描くってのは嫌だろうなぁと心底伝わってきたけども、パンツ好きな人からしたら侮辱に思えるのはまぁ、そうかもなぁ、と。(理解はするが共感はないなぁ、やっぱり)
逆に、コメ欄で指摘されていたような露骨な差別意識で、パンツにこだわるオタきめぇ、て思っちゃったりもした。真っ赤になるくらい同意のイイネ付いてるし…自然に嫌悪感覚えてしまってたね。あんな風に嫌悪は発生するんだねぇ。
これが通常の時なら、例えばフェミの炎上とかだと、パンツ差別で怒ってるオタ勢はまっとうなこと言ってるとすぐ解るんだけど、今回は、なんだかパンツで沸騰したとしか見えなかったもんだから、先に感情が発動しちゃって、うわ、きめぇ、て思っちゃった。これ、オタに対して偏見持ってるリアの人たちの感覚とも似てるのかなぁ。リアの人たちって、たぶん、こういう感じでキモがってんだろうなぁ、と妙に納得の体験したわ。イイ経験だった。
ここまで、ツラい、苦しい、て、血の涙まで流してて、その気持ちがちゃんと伝わってくるのに、あのフィギュアの形状だけで、作中に積み重ねられた苦しみの表現がぜんぶ吹っ飛ぶのか、と思えたもんだから、申し訳ないけども「オタ、きめぇ。」てなった。しかもそれがパンツなんだもん。虐げられる苦しみより、パンツの侮辱が許せないってことなの? 優先順位はパンツが上なの? て。
コメ欄の下の方まで読めば、そうじゃないってのも解説されてて、それで、なるほど~、と納得するんだけどね。最初の真っ赤っかのコメ三連くらいを読んだだけなら、私と同じような感情をオタという層に抱く人、きっと多いだろうなと思うよ。そのくらい、この漫画のあとでコメ欄の上だけを読んだ時点では、キモい、としか思えなかったんだよね。誤解を招くねぇ、あれ。
人の、嫌悪とか偏見とかがどういう具合に生まれるのか、あんまりそういう感情を抱く機会がないもんだから、貴重な経験させてもらえたなぁと思いました。まる。
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