「失敗した」ということそのものをグチグチ叱る理由

 あんのよ。(笑



 失敗しちゃったもんはしょーがないじゃん、と腐るでしょ。


 それを想定済みで、「わざと」ネチネチ、グチグチ、叱るのよ。時間掛けて。


 なんでか?


 何時間もやられたらイヤでしょ?


 イヤだったら、もうやらないだろう、て期待するからだよ。


 最終は「なんで失敗したのか、理由を説明しな!」から、「どういう気持ちで失敗したのか言ってみな!」になるから。


 言えるわけがない。謝罪でごめんなさいしても、こう返される。


「反省なんかしてないくせに謝れば済むとか思うんじゃねぇ!」


 逃げ道塞がれる。


 さんざん小言いわれて、二時間コース、時には三時間コースで時間が潰れて、普通はそんだけやられりゃ心底反省して、「二度と失敗しない、こんチクショウ!」て反骨精神で、結果的には治るんだけどもね。


 ところが、「病気で」治らないケースもあるんで、考えものなんだよね。


 ADHDの気配があると感じられたら、後々を考えてもちゃんと検査受けた方がいいのですわ。普通の人は、こんだけやられなくたって、同じ失敗を二度も三度も繰り返さんのよ、異常だから繰り返すの。その認識から変えないと駄目なの。


 普通の人は、寝坊というカテゴリの失敗は、一度しかしない。


 ○○だから寝坊した、△△だから寝坊した、ケースバイケースで器用に同じカテゴリ内の失敗を繰り返すのは、病気の疑いが濃いのです。


 叱るって、相手も同じようにそのイヤな時間を共有してくれてるわけでさ、相手だって苦痛なのよ。だから、迷惑だからさっさと自覚して検査してもらいましょう。自分自身の為だけでなく、親兄弟とか周囲の人ぜんぶの為だから。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る