色んな価値観の人がいる(当たり前やんけ)
いや、本当に久々に、読みかけだったらしいエッセイの続きを一気読みしたんですが(半分以上忘れてたんで最初から読み直して)、その方の主張だとWeb小説は疲れやすいからちょっとずつで更新してほしいとか、一気読みされると読んでないなと感じるとか仰ってて、表題の「色んな価値観の人がいる」という感想になったんです。
いや、当たり前の話なんだけどね。ついつい忘れがちだよね、ということで。
あなたとわたしはちがう。これって当たり前なんだけど、字面だけの理解に留まりがちで、ついつい真の理解を忘れてしまうなぁと思って。こうして思い出させて貰えるのは有り難いことですわ。
私なんぞは、過集中と注意散漫というADHD特有のトコあるんで、10万文字を一気読み程度は普通の感覚で、読んだ順にハート投げてるのを疑惑視されるってのが驚きだったんですわ。聞けば「なるほどなぁ、」と解るんだけど。その方の感覚だと、おかしいとしか思えないってことですよね。あまりに短期間にハート付いたら、そりゃ疑うよね。(その日の1~2時間で読んじゃうことも珍しくないんだわ)
島田荘司先生も、一日で一冊程度読めるだろ、と仰ってたし。普通は一日一冊は読めるもんなんだと思ってたのだけどね。個人差があるって忘れがち。
紙の小説とWebの小説では感覚が違う、とかのトコも、本音を言えば、私には解りません。どっちも同じで読破スピード変わんないんだもん。内容と論調によって、読みやすい、読みにくいがある程度で、面白けりゃ読みにくい文体だろうが時間掛けてでも読む、という感じですわ。(逆に読みやすかろうが内容によっちゃパスする)
だから、色んな人が居るなぁと思って。
これってだけど、ちょいちょい見掛ける意見だから、きっと多数派はそっちだと思うんだよね、紙とWebなんてほぼ同じでしょって読者のが少数派じゃない?
自分は違うんだけど、多数派はそっちみたいだから、書き方エッセイではそっちに合わせたこと書いたけどね。(実は文字数とか行開けも無意味なのだ、私には)
他の方のエッセイでも、BGMに関して、どんな音楽でも集中を妨げるとか書かれていて、やっぱり首を傾げたりしたもんです。邪魔って、あれはファイアーウォールの為に耳に入れてるんだけどなぁ、て。
ヘビーローテで同じ曲をぐるぐる掛けることに意味があって、他のあらゆる雑音を音でかき消す役割なんですよ、私のバアイは。そっちに気を取られるってことはないんですよ、注意散漫だから。(餌に夢中になってて敵の接近に気付かず食われる的な、野生では真っ先に淘汰される個体)無意識に働くべきモンが働かない障碍ね。それがちょびっとあるみたいだから、BGMでのファイアーウォールが有効ってコトですだ。
人間はみんな違う、て口では解ったこと言っても、実感として意識できてない人が多いよね。私も常時でその感覚では居られないから、どこかで確認作業が必要です。
それが、他者の存在に触れるってことで、創作物を求める根本原理かなぁと。
面白い、という定義も人によって違うよね。私の「面白い」は学術的だったりタメになったり心に刺さるとかの、なんらかの「得るもの」があるってことだし、人によっちゃそんなものよりも「感情が動く」ことが大事だったりするでしょう。萌えなんてのはそうだよね。私のバアイは、キャラが活きているのはボーダーラインでしかないわけで、それを前提に、得るものを求めてるって感じです。
こういう具合で、面白いという基準も人それぞれってこと。
座右の銘ってワケじゃないんだけど、トルストイの言葉で、「その登場人物の価値観を書く、それが小説。」ての、忘れないようにしてますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます