レイプ加害者にキモ男はむしろ少ない

 性犯罪加害者の更生プログラムに関わっている専門家や牧野さん自身にも話を聞くと、性犯罪加害者は、「フツーの男」だという。もてないキモい男はむしろ少なく、イケメン率も低くない。既婚者だったり、恋人のいる男も多いし、地位の高い職業に就いている人も珍しくないのだ。  <引用抜粋>

https://dot.asahi.com/wa/2013100900007.html?page=1


 この考察記事の中で、レイプの主な動機は、異常性欲やモテない男の犯罪とされてきたが違うようだと書かれる。犯行時に勃起しないケースも珍しくはないという。だったら、レイプの動機はむしろ被害女性本人にはなく、責任転嫁で別のストレスの捌け口として利用されたということだろう。犯人の男性的プライドを傷付ける抑圧があり、その対処法として選ばれた、と。ストーカーのようにレイプ被害女性をストーキングするケースも多いという。


 ネジレた幻想がありそうな気配だ。

 抉り出してみたら面白いものが書けるだろうか。(笑



追記:

 この手の犯罪を私は「転嫁犯罪」あるいは「代替犯罪」と呼びたいのだけど、殺人や誘拐、虐待、集団で行われるイジメなんかにもこの代替行為を動機とする犯罪はあると思うのね。あと痴漢か。

 犯人が、卑怯な上に恐ろしくメンタルが弱く、そのくせ自意識だけは肥大しているという条件が重なっていると起きるんじゃないかと思ってる。失敗を怖れる消極性が、問題そのものには当たらずに代替的発散に向かわせるのでは、と。本題で失敗したわけじゃないから、彼らにとっては、深刻なダメージを食らわずに済むという判断に繋がるんじゃないかな~。平たく言えば「弱い犬が吼えている的な犯罪者」ということだけど。


 けど、これを判断するべき社会がジェンダーというものに幻想を持ってる限り、男女とかいう理想を守るため、己の視野にフィルター被せ続けてしまうだろうね。

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