　いや、ホモって差別用語だから使っちゃいけないんだっけ？　てか、そこじゃなくてだね、なんだか作品に登場させた親密そうな男性二人ってのが、高確率でゲイっぽく見えるのはなぜなんだらう？　という案件について、です。

　今書いてるゾンビモノに出てくる主役とその後輩が、ほぼ漫才状態でこの二人ばっかり出ずっぱりなんだけども、通しで読み返したら思い切りキナ臭い関係だった。

　主役はノンケだけど後輩が見ようによっちゃアブナイように見える……。

　思えば、「フェイク」に出したヤクザと舎弟の二人もキナ臭いと言われりゃそうだったんだよなぁ。まぁこちとら十年前までガリガリとソレばっかり書いていたわけで染み付いたナントヤラかも知れないのだけども。

　だって、女性を書くより男性を書くほうが書きやすいんだもん。（開き直り）

　その気もないのに、そう見えるような関係性を書いてしまうっていうのは、どういうのなんだろうか。梅荘と葛西はほんとに友情よりちょい上ってだけの関係なのに、なんかすごくホモホモしい……腐女子だからそう見えるだけで、NO腐女子には普通に見えるのだろうか、こればかりは自分じゃ解からんよね。

　今執筆中のゾンビ設定のある推理小説、バディモノをやりたいなと思って主役とその相棒ってのを練り上げたけど、プロット上には恋愛テーマは入れてないんだけどなぁ、と。なぜこうなった。

　ゾンビモノと言いつつ、まったくサバイバルなんかしないけどもね。

　日常と非日常、対比の象徴として解かりやすいモニュメントとしてのゾンビね。

　ハリウッドだとアリの設定と思うけど、果たして日本のエンタメ界ではどうだろうか、という。（選考落ちたらキンドル出すからいいけど～）

　主役は視点者なのでノンケなのは伝わると思ってるんだけど、後輩君はいちいち発言に爆弾が混じっていて、これ、本当はアイドルオタクのつもりで書いてるのに、アイドルを通して先輩である主役を崇拝している構図が。（マボロシ～）

　……ま、いっか。

　プロットを蹴り倒して進むのはいつもの執筆姿勢だわ。

　しかし、本当、他の方も（特に女流作者さん）やっぱりホモホモしくなっちゃうとかユリユリしくなっちゃうとか、あるんだろうかねぇ。

　これヤバイなと思うのは、ジャンル規定なんだよね。BLとするには薄っすい感情でしかないし、梅荘と葛西みたいにサブキャラなら問題なくても主役級となると読者層に影響が出るから、出来れば両方ノンケに見えてる方がいいに決まっている。

　これはドレスコードみたいなもので、BLな関係を書くならちゃんとBLというジャンルが存在するとかそういうの。対象読者を必要以上に狭めるんじゃないかと。

　しかし、この後輩君の設定は変更不可。orz

　うーん……、ま、考えてもしゃーない、とりあえず書き上げよう。

　うん！　ホームズとワトソンだって、一部じゃキナ臭い言われてるし！

　大丈夫、ダイジョウブ！

（ちょっとしたグダグダ愚痴）

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