ラノベの独り言 と 映画「64」

 某2ちゃんねるの某スレで、面白い話題があった。ラノベの主人公は不自然に独り言を言い過ぎるんじゃないのか、という話。

 あんまり気にしない人と、すごく気になる人とが居るようで、興味深い。


 私は、世間のサイレント・マジョリティな大多数の一般的読者はラノベの感覚に慣れないからラノベは読んでくれないはずだ、と思っている。なにしろラノベはものすごく性急に確立されたジャンルで、既存のジャンルとは細かい点が違いすぎているから、食いなれない人にはどうやったって食ってもらえない料理になってしまっていると思ってるから。


 マクドナルドのハンバーガーを、世間の若い人は普通に食べているが、70代以上の方となると食い慣れないという事実を、若い世代はちゃんと理解出来ていないと思う。それは、ハンバーガーに限らない、ある種の現象なんだよね。


 ラノベはハンバーガーで、舶来物で、それまでの形式の小説という一般料理に慣れた読者からしたら、『読めたもんじゃねぇ、』か『ちょっと合わない、』ものでしかないって事だ。あまりにも尖がりすぎたんだろうと思ってる。


 それが、「ライト文芸」という新しい潮流に現れているのかとか、まだちょっと結論付けるには早急かなぁとは思うけど。

 まぁ、ラノベには見切りをつけた私なんぞが出る幕じゃないわな。(笑



 映画の「64」が久々にスマッシュヒットなのか? それとも宣伝効果でそう見えてるだけで、大した収益じゃないのか? 世間の盛り上がり具合でスターウォーズがコケたのは何となく解かるんだけどなぁ。

 こんだけ探偵モノとか推理にサスペンスがTV番組で目白押しだったら、「64」もあんだけ豪華キャストだし、仕掛けが功を為してもいいと思うんだけど。


『昭和最後の年』


 このキャッチをなぜ使わんかった、とすごく思うんだけど。


 今の時代は何でも単体じゃ売れにくいもんね、流行り効果がなくなって、世間は一億総キャスター時代かも知れない。「自分が発信者になりたい」ブーム。

 だからネタ探しに皆いそがしい。


 ネタかぁ。……ここを逆転して、どうやったら彼らを長く食いつかせるかを考えていけば答えが見つかるのかなぁ。

 カクヨム、せっかく来たんだし、使い勝手はいいんで、もっと盛り上げたいなぁと思うー。


 みんなー、ラノベじゃなくって、ライト文芸に移動しようぜー、とか言ってみる。文章は一般的エンタメで、要素をラノベにするだけの、簡単なお仕事です。

(大嘘)

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