2016年

不倫に憧れがあるって???

 女性セブンの記事で、コメンテーターがなんかそんな事を言っていた。最近のドラマで不倫がエッセンスになってるのが4本もあるって。そうかなぁ?


 私の読みだと、むしろ不倫に対する嫌悪感はMAX状態に近くて、ああいうドラマに視聴者が求めているものって、「断罪」だと思うんだけどなぁ。「天罰よ下れ」みたいな祈りを込めて、世の中の奥様方は見てると思うんだけど。


 ベッキーちゃんが最近は同情気味な世論っていうのだって、彼女は公平にジャッジしたらもう十分に禊は済ませた状態じゃないですか。色々と降板してるし、負債だって巨額だし、バッシングの嵐も耐えたし。世間はそういうのを踏まえて、「もういいじゃないの、」という空気が形成されたように思うんだけど。


 だからさ、コメンテーターの「不倫に憧れて」ていう言葉は穏当じゃない気がしました。まる。


 世界的にはなんだか不穏な感じだし、パナマ文書とかトランプ氏とか、総合で思う事は「正義が求められている気配」だったりします。だから、不正としかレッテルの貼りようがない不倫なんてものがかつてのような価値観で持て囃される時代じゃない気がするんです。だんだんと、世界は狭量になってきてるような気がします。戦争が起きるのって、こういう世間の正義がボルテージを上げていった結果だったりもするから、そういう意味だと危険だなとも感じます。

 清濁併せ呑むというのの、濁った部分は許せないという空気。そういうのを感じるから、不倫が憧れで見られているというのは違うと思うんだよね。

 肉食女子というのは、あれは未婚の女性で、まったく別だし。一緒にすんな、というか。



2016.05.15

今夜の晩飯は肉じゃが。

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