第2話
その声は男だか女だかわからない
妙に甲高い声だった。
ま、でも落とし主と通話できてるなら
近くの交番に届ければ
落とし主はこのスマホみたいなやつを
回収できるからいいかと思い、
はい、もしもし?
貴方がこれを落としたのですか?
拾ったんですけど、
近くの交番に届けますね。
と答えると
「お前は選ばれた。」
と意味の分からない事を言い出したので
「あのーどう言った意味でしょうか?」
と尋ねてみた。
すると、
「私は宇宙人だ。」
と更に最早、意味不明な事を言い出したので
「あのー、僕をからかっていますか?
電話切りますね、後で近くの交番に
行ってみてくださいね。」
と通話を切り上げようとしたら
「ちょっと待って、待って!」
と通話相手が慌てはじめたので
少し僕は面白いと感じてしまい
もう少しこの人と話していたいなと思った。
で、僕に何か話したい事でもあるのですか?
僕でよければ話を聞きますけど?
と話したら
「ようやく話を聞く気になったか。」
「では要件に入ろう」
神様?スマホ落としましたよ? 只野成行 @Tadano_nariyuki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。神様?スマホ落としましたよ?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます