創作は深夜にすすむ

プロローグ 違うんだ、逃避ではないんだ

　皆さま、はじめまして。

　あるいは、いつも ありがとうございます。

　『死神✠Alice✠　Le Morte』が遅々として進まないなか、あらたな作品に手を出してしまって申し訳ないことでございます。

　ブログを読んでくださっている方には、『予言の王女と賢い侍女リュミドラ』と、『平和という勝利のファンファーレ』の更新も止まったままで申し訳ないです。どんだけエタリかけてんだ、私。

　いえ、決して逃避ではないのです。

　以前から、こうしたエッセイめいた文章を書くことは考えてはいたのです。

　興が乗らな……いえ、順序を考えていたせいで、コンテストも何ら関係ございません。……もしかしたら参加するかもしれませんが。

　そうです。

　これでも一応は物語を紡いでいる人間。

　それなりの紆余曲折、それなりの主張はあるのでございます。

　お目汚し、お耳汚しがございましたら大変失礼いたしますが、どうぞこのエッセイもどきでは、好きに語らせてやってくださいまし。

　わたくしの創作活動における秘話、愚痴、諸々を綴ってまいりたいと思います。

　まずは筆名のことについて。

　それはカクヨム生活の始まりと同時のことでございました……。