第12話  2度めの入院中

病院の夜はあまりにもうるさくて眠れない。それに1,2時間おきに誰かがやってくる、人の声、キャスターをガラガラと押す音。


午前中もうつらうつらと眠った。


夫と息子が来てくれた。すごく嬉しかったのだが、この病室は特別室なようで、意地悪なナースがやってきた。


「12歳以下の子供が部屋に入るの禁止よ」という。「このサインに書いてあるでしょう!」ときつい言い方をされた。


がっかりして皆で待合室に行く。そこへ違うナースが来てくれた。息子にジュースとゼリーを持ってきてくれた。


「お母さんと一緒に食べたら?一緒にいたいよねえ」と息子に優しく声をかけてくれる。息子も嬉しくなって自分のバッグを見せたりして、話をしていた。ありがとうと伝えると、


「家族はいっしょにいたいわよね、わかってるわ」とウインクをした。

こういう優しさが心にしみる。 私もこういう人になりたいと思う。 人の気持ちがわかるということは素晴らしいことだと思う。


待合室で皆で病院食を食べた。 まずいミートローフとミックスベジタブルも3人で食べると美味しかった。 

大切な私の家族。


翌日、現在の家である施設へ帰れた。 

一気に具合が良くなる。 シャワーをしてすごくすっきりした。 


病院はやはりいやだ。 血圧を図るのに起こされることと、それからこれはきっと日本とは違うのだと思うけれど患者がうるさすぎるのだ。 文句を言ったリ大騒ぎしたり、調子の良い人は話しかけてきて止まらないなど静かな人がいない。


感染して治りかけている箇所が痛痒かったので押すと出血した。 その後この穴から大量に体液の混じった薄い血がでてくる。


ガーゼを何回も何回もとり変えた。


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