勇者の本性

 あれからちょうど一年経過した。俺は雪山の頂上で魔王と魔物の大群と対峙していた。一人じゃ勝てないと見て、数で迎え討とうという魂胆らしい。俺はまず補助魔法で自らの肉体を強化した。そして攻撃魔法で雑魚を一掃。倒しきれない魔物は剣で直接叩き伏せる。受けたダメージはすぐに回復魔法で治癒した。こんな器用な戦い方ができるのは勇者である俺だけだ。あっという間に魔王と一対一になった。魔王が禍々しい剣を構えた。前回は素手だったが、今度は奴も武器持ちか。負ける気はしないがな。


「ハアアアア!!」


 魔王が剣を打ち込んでくる。俺はそれをギリギリで避けたり、時には掠り傷を受けた。もちろんわざとだ。あまり圧勝してしまうと、次回以降やる気を無くしてしまうかもしれないからな。もう少し頑張れば次こそは勝てるかもと思わせることが重要だ。だが、もうそろそろいいだろう。俺は一瞬の隙をつき、魔王の心臓に剣を突き刺した。


「ぐはっ!ち、ちく……しょぉ……」


「惜しかったな。だが安心しろ。また近いうち蘇らせてやるさ」


 そのままトドメの魔法をくらわせると、魔王は消滅した。





 国へ帰ると、前回同様に勇者一色だった。これだ。これこそが勇者の待遇だ。実に清々しい気分だ。騒げ、媚びろ、敬え、頭を垂れろ民衆どもよ。その眼に刻め、この偉大な勇者様の雄姿を。


 俺は王に旅の報告をした。魔法使いは魔王に谷底に落とされて死んだ。人の立ち入れない場所だから、女僧侶でも蘇生には行けないと告げると、弟子達を始め、皆が嘆き悲しんだ。人望があったんだな。爺さん、あんたは素晴らしい人だったよ。だが、それ故に死期を早めたんだ。俺の邪魔さえしなければ、もう少し長生きできたものを……。報告を終えた俺は、ふと窓の外に見える街の景色に目をやった。女僧侶の病院が見える。一年前より三倍ぐらいでかくなっていた。




 あれから四ヶ月。前回のように王の即位や王子の誕生のようなビッグニュースと被りはしなかったものの、やはり二回目となるとインパクトも薄れるようだ。勇者ブームは一気に廃れるようなことはなかったが、元々が大した火はついていなかった。愚民共が……まだ分かっていないようだな。それなら、また魔王を復活させてやるまでだ。


 俺は女僧侶の病院を尋ねた。休診日にも関わらず、入り口には屈強な男二人が警備員として立っていた。もちろん俺は顔パスだ。ノックをすると、「どうぞ」という声だけ聞こえてきた。中に入ると、ワイングラスを片手に持った女僧侶と……全裸の美男子が五人ほどいた。ある者は四つん這いになり、女僧侶の椅子に。ある者は足元に仰向けになり、女僧侶の足掛けに。ある者は団扇を扇ぎ、ある者は肩を揉み……。


「……何やってんだお前」


「ああ、あんたか。見りゃわかるでしょ? 街中からあたしが選りすぐった男達を奴隷にして遊んでるのよ」


「……俺は彼女と大事な話があるんだ。悪いが君たちは席を外してくれないかな」


 魔法で吹っ飛ばしてやりたい衝動を抑え、奴隷達を追い出した。


「で? 何か用?」


 かつての仲間に向ける台詞とは思えないが、そんなことはどうでもいい。


「魔王を蘇らせるぞ」


「もう? 随分早いわねぇ。まあ、別にいいんだけどさ~。今度は雪山の頂上まで行かなきゃいけないんでしょ?あたし寒いの苦手なのよね~」


「……10000G出す。これでいいだろ?」


「20000Gよ。どうせ国から報奨金たっぷりもらったんでしょ?」


「あー分かった分かった!30000G出してやる!だからもうつべこべ言わずついてこい!」


 俺はテーブルに金貨を叩きつけた。


「ふふ、毎度あり。あたし、あんたみたいな太っ腹な男好きよ?」


 生まれて初めて女に好きと言われた。全然嬉しくなかった。







「そんじゃ、また一年後にな。精々頑張れよ」


「今度はもうちょっと来やすい所で戦いなさいよ。ここまで登ってくるの大変だったんだから」


「くっ……ゲス共め」


 再び魔王を蘇生させた俺達は雪山を後にした。魔王にゲスなんて言われる日が来ようとは思わなかったな。今更否定はしないがな。


 そこからの流れも前回と同じだった。王に呼ばれ、俺一人で旅立ち、一年ブラついて魔王を倒す。民衆は一時的に俺を崇め、しばらくするとそれが無くなり、俺達はまた魔王を蘇生させる。


 そんなことを、最初に蘇生させたのを含めて五回も行われた。ここまで来るとはっきり言ってもうマンネリ化してしまっていた。魔王復活も、「ああ今年もやってきたか」などと言われる始末だ。俺はまるで便利な害虫駆除業者だった。死人が出ても女僧侶が蘇生できるため、危機感というものがまるで無い。もはや人々は魔王を恐れていなかったのだ。


 このままではまずい。魔王を倒しても国から報奨金をもらってそれで終わり。仮に魔王を放っておけば、何故勇者のくせに魔王を倒しに行かないんだと陰口を叩かれる。そもそも毎回ちゃんとトドメを刺しているのか?と。冗談じゃない。まずは魔王の恐ろしさを馬鹿共に再認識させる必要が出てきた。そのためには……。俺は一つの案を思い付き、女僧侶を連れて六回目の蘇生に赴いた。


 前回は大陸から少し離れた無人島で魔王を倒した。ここなら誰にも見つかることはない上に、小船ですぐに来れるから女僧侶が文句を言うこともない。いつも通り女僧侶が蘇生魔法を唱え、魔王が蘇った。


「よう、目が覚めたか?」


「…………」


 ん? 何か様子がおかしいな。いつも蘇ると同時に悪態をついてくるのに。


「もう勘弁してくれ……。私はどうやっても貴様には勝てない。これ以上は戦う気が起きん」


 ちっ。どうやら心が折れてしまったらしい。こうならないように毎回手加減してやってたんだが、さすがに六回も負けたらやる気も失せるということか。だがそんなことは許さない。


「もう人間に手を出す気もない。このまま一人で静かに暮らさせてくれ。それが駄目ならこの場で殺して、もう二度と蘇生させないでくれ」


「おいおい、何をらしくないこと言ってんだよ。お前は魔王だろうが。それに忘れたのか?俺に逆らうと魂の聖水漬けだぞ?」


「……わ、わかった」


 まずいな。このまま鬱が進行すると心が完全に壊れて脅しも通用しなくなる。仕方ない。次回は思いっきり手加減してとことん追い詰められてやるか。まあ、元々そのつもりだったがな。何故なら、次回はギャラリー付きだからだ。


「いいか、次はお前が自ら俺達の国に攻めてくるんだ。奴らはもはやお前のことを完全にナメてる。悔しいだろ?思いっきり暴れてやれ。お前の恐ろしさを見せ付けてやるんだ」


「前も言ったけど、あたしの病院近くでは暴れんじゃないよ」


 女僧侶が口を挟んだ。


「期間はいつも通り一年だが、今回はお前から攻めてくるんだから別に一年待たなくてもいいぞ。何なら明日来てもいい。ただし、お前が国に来るまで復活の狼煙は上げるなよ。お前の復活を世間に知られてしまうと、立場上俺はお前を倒しに行かなきゃならんからな」


「貴様、それでも勇者か……」


「ああそうだとも。分かってない馬鹿が多くて困ってるがな。そうそう、それともう一つ。民衆の前で余計なことは喋るなよ。そんなことをしようとすれば即殺すからな。もっとも、お前が何を言おうが皆が信じるとは思えんがな」


 それだけ告げ、俺は小船に向かって歩を進めた。ふと、視界の端にきらりと光る物が見えた。草むらの中に水晶玉が落ちている……まあどうでもいいか。俺達は小船に乗り込んだ。今から楽しみだ。間違いなく史上最高のヒーローショーになる。





 次の日。外は小雨がぽつぽつと降っていた。俺は特にやることも無く昼間から酒を飲んでいた。親は何も言ってこなかった。さすがにもう俺には頭が上がらんだろう。それにしても、さっきからちっとも酔えない。とてつもない胸騒ぎがする。これは一体……。


「ま、魔物だーー!!魔物の大群が攻めてきたぞーー!!!」


なに!? 馬鹿が、自分が攻めてくるまで復活の狼煙は上げるなと言っただろうが! ん? いや、待て……。感じる。奴もここへ来ている。どういうつもりだ。確かに明日来てもいいとは言ったが…何か策でも思い付いたのか?一応油断しないでおくか。


 外に出ると、そこら中で兵士が魔物と戦闘していた。


「おお勇者殿、ここは我々が引き受けます! 勇者殿は城へ!陛下をお守り下さい!」


 俺は走りだした。元よりそのつもりだった。王宮の庭こそが、ヒーローショーの舞台に相応しい。そこには戦士と女僧侶も来ていた。どうやらこいつらもこの緊急事態で駆り出されたらしい。そして、武装した王もいた。俺は吹き出しそうになった。剣に自信があるそうだが、お前じゃ魔王には歯が立たねえよ。周りの兵士も言ってるように、大人しく城内に引っ込んでろ。


「ま、魔王が来たぞ!!」


 兵士が指差した先に魔王はいた。威厳たっぷりに空高く浮いている。いいぞ、その調子だ。もっと怖がらせてやれ。魔王がゆっくりと眼前に舞い降りてきた。王や兵士達に緊張が走る。魔王の表情からは真意が読み取れない。しかし、明らかに余裕がある。一体何を考えてやがる?まあ、すぐに分かる。俺は前に出て剣を抜いた。


「魔王、何度も何度もしつこい奴め。これ以上は一歩たりとも先には進ませんぞ」


 棒読みにならないように気を付けた。魔王は不気味な笑みを浮かべ、懐から水晶玉を取り出した。あれは…確かあの時草むらに落ちていた……? 次の瞬間、魔王は水晶玉を天高く放り投げた。雨雲にぶつかる直前にそれは砕け散った。何だ? 何をするつもりだ? 次第に雨雲に何かが映し出され始めた。これは魔王……と、俺? 一緒に女僧侶も映っている。



………………!!!!!




『もう勘弁してくれ……。私はどうやっても貴様には勝てない。これ以上は戦う気が起きん』

『おいおい、何をらしくないこと言ってんだよ。お前は魔王だろうが。それに忘れたのか? 俺に逆らうと魂の聖水漬けだぞ?』


おい! よせ止めろ!! 今すぐ映像を止めるんだ!! 俺の心の叫びも空しく、雲に映る俺は暴言を吐き続けた。もう駄目だ。既に魔力は水晶玉に込められて砕け散った。今更魔王を殺したところで止まらない。


『思いっきり暴れてやれ。お前の恐ろしさを見せ付けてやるんだ』

『前も言ったけど、あたしの病院近くでは暴れんじゃないよ』


「お、おい……嘘だろ?嘘だよな?」


 戦士が俺と女僧侶を交互に見ながら言った。女僧侶がバツが悪そうに目をそらした。


『貴様、それでも勇者か……』

『ああそうだとも。分かってない馬鹿が多くて困ってるがな』


 クソ野郎が!! 俺が甘かった。まさか水晶玉で盗撮してやがったとは。前回俺と戦う前からあの草むらに仕込んでやがったのか。そして蘇生されると同時に水晶玉を起動させて撮影開始。俺らが去った後でまんまと回収したってわけか。道理でらしくない台詞ばっかり吐くわけだ。魔王が気弱になっている分、ますます俺の悪さが引き立っている。そしてそれを今国中の人間が見ている。もう……終わりだ。


「ふふふ……ふはははははは!! どうだ人間共!! これが貴様らの勇者の本性だ!! 理解したか? 本当の悪が誰なのかということをなあ!!」


「黙れ……黙れぇ!!」


 俺は怒りにまかせて剣を魔王に振り下ろした。魔王は避けようともせず、真っ二つになった。最期に聞こえたのはいつもの断末魔ではなく、俺を嘲るような高笑いだった。魔王が死ぬのと同時に、魔物の大群も消滅した。


「勇者殿……あなたという人は……!」


 王が怒りに声を震わせている。


「何が勇者だ!」

「このペテン師野郎!」

「俺は最初から怪しいと思ってたんだ!」

「その女もグルだったのか!」

「この卑怯者が!」


 民衆が次々に罵声を浴びせてきた。


「まったく、魔王以上の極悪人だぜ!」

「世界中の人々を騙してたのね!?」

「とんでもねえ奴らだ!」

「黙ってないで何とか言えよオラァ!」




「うるせェェェェェーーーーーー!!!!!!」




 怒号は一瞬にして止んだ。


「さっきから好き放題言いやがってよぉ……。特に王サマよ、てめえにだけは言われたくねえよなあ。てめえに都合の悪いことは隠蔽するくせによお。いい子ぶってんじゃあねえよ」


「な、何の話だ……?」


「へっ。知らねえってかよ。じゃあてめえの親父に聞いてみな。てめえら王族が先代の勇者に一体どんな仕打ちをしたのかをよ!」


 俺は後ろの方で兵士に隠れている先代の王をキッと睨んだ。ふん、目を逸らしやがった。まあ今更どうでもいいがな。どっちにしろ俺はもう終わりだ。そして……お前らも…………むっ!?


 間一髪で避けた。地面が爆発したような衝撃音がこだました。違う、爆発したのではない。巨大な戦斧が叩きつけられたのだ。


「何でだ……何でなんだよ!俺はお前のことを本当の勇者だと信じてたんだぞ!お前のことを親友だと!」


 戦士……。そうだった。まだ一番やっかいな奴が残っていたな。魔王なんかよりも遙かに強敵だ。だが、こいつさえ殺せば後は雑魚だけ。ゲームクリアも同然ってわけだ。俺は戦士に剣を向けた。


「俺は勇者だったさ。薄汚れた王族と愚民共のせいで変わっちまったがな」


「あの爺さんも……お前が殺したのか? あんなに強かったのに今更魔王なんかに不覚を取るなんてどうしても納得いかなかったんだ」


「馬鹿のお前にしては察しがいいな。その通りだよ。あいつはいち早く真実を知ってしまった。だから殺してやったのさ。それがどうした」


「うおおおおおお!!」


 戦士が戦斧を振り下ろしてきた。剣で受け止めたが、物凄い衝撃が走った。とんでもない馬鹿力だ。更になぎ払い攻撃。俺は吹っ飛び、城の壁に思い切り叩きつけられた。全身の骨が悲鳴をあげ、今までに無い量の血を吐いた。くくく……痛えなぁ。さすがだよ。こいつと真正面から肉弾戦をやって勝てる者はこの世にいないだろう。だがしかし……。


「教えてやるよ。戦士如きがどんなに頑張ろうと勇者様には勝てないってことをなぁ!」


「寝言言ってんじゃねえよ!」


 俺は回復魔法で素早く体制を立て直し、攻撃魔法で戦士を狙い撃ちした。所詮飛び道具も持たない動きの鈍い戦士。遠距離からの攻撃魔法で、戦士の体力は徐々に削られていった。魔法使いを殺しておいて正解だった。戦士と魔法使いに同時に来られたら、さすがの俺も勝ち目はない。突然女と子供が飛び出してきた。


「あなた!」


「パパ-!」


「く、来るな!逃げろ!逃げるんだ!」


 ああ、戦士の妻と息子か。ちょうどいいところに来た。よーく見ていろ。自分の家族が目の前で殺される所なんて、なかなか見られるもんじゃないぞ。俺は一瞬で間合いを詰め、戦士の懐に潜り込んだ。この距離ではそんなでかい武器は役に立たない。


「じゃあな」


 右太ももから左肩にかけて一閃。戦士は呻き声一つあげることなく絶命し倒れた。俺の全身は返り血で真っ赤に染まった。やれやれ、手こずらせやがって。


「いやああぁぁ!!」


 戦士の妻が泣き崩れた。息子は呆然としている。さて、後は……。俺は愚民共をぐるっと見渡した。どいつもこいつも蛇ににらまれた蛙みたいなツラしてやがる。


「そうだ、いいことに気づいたぞ。あれを見たのはこの国にいる奴らだけじゃないか。つまり……ここにいる奴らを皆殺しにすれば、真実を知る者は誰もいなくなる! 俺は勇者として再起出来るってわけだなぁ!」


「そんなことはさせん!」


 王と兵士達が俺の前に立ち塞がった。馬鹿共が。今の戦いを見て、まだ俺に楯突く気か。


「あなたやめて! 無理よ!」


「父上!」


 おやおや。今度は王サマのご家族がいらしたようだ。大人しく城内で震えていれば良かったのに。


「私は国王だ。命を賭けて国民を守る義務がある。兵士達も覚悟を決めている。お前達は逃げろ!生きるんだ!」


「あなた!」


「逃げろ!!」


 王のその声を合図に、愚民共が蜘蛛の子を散らしたように逃げ出した。王妃と王子は召使いに無理やり引きずられていった。


「逃がすかよ!」


 魔法を愚民の群れに向けて放った。その瞬間、兵士達が盾になり爆散した。


「絶対に守る! 決して誰も死なせはしない!」


「雑魚共がウザってえんだよ!」 


 俺は高く跳び上がり、雑魚の塊に向かって剣を振り下ろした。










 その日、一つの国が滅びた。あの後のことは正直よく覚えていない。気づいた時には俺は屍の山のてっぺんに座り、空を仰いでいた。雨はもう止んでいた。日も沈みかけている。全員殺せたか? いや、あれだけの人数だ。王や兵士の邪魔もあったし、さすがに無理だったろうな。ん? そもそも何で皆殺しにする必要があったんだっけか?


 女僧侶がいなかったのははっきり覚えている。俺が戦士と戦っている時、どさくさに紛れていち早く逃げたようだ。あいつのことだ。素性を隠して、またどこかで金儲けをしていくに違いない。結局あいつの一人勝ちってところか。


 俺はこれからどうするか。そもそも俺は何者だ? 何言ってる……勇者だろ。そうそう、口封じのために皆殺しにしようとしたんだった。おかしいな……さっきから頭がぼーっとする。疲れた。少し休もう。俺はそのまま仰向けに倒れ、ゆっくりと目を閉じた。

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