第356話 「太陽」




 ムシャクシャはしてないけど、特に理由もなくカッとなって太陽を仰ぐ。地味に暑い。

 暑いけど、陽の光を浴びると目が覚める。しゃきっとする。


 八木重吉の「太陽」、読むとちょっぴり元気が出る。


 ***


 太陽をひとつふところへいれていたい 

 てのひらへのせてみたり

 ころがしてみたり

 腹がたったら投げつけたりしたい

 まるくなって

 あかるくなって落ちてゆくのをみていたら

 太陽がひとつほしくなった


 ***


 ムシャクシャして、カッとなって太陽を投げた。

 いいなあ~こういうラノベも真っ青の俺TUEEE無双伝説。

 私もやりたい。投げたい、太陽。

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