第230話 俳句の世界で初めてのカタカナの季語
俳句の世界で、初めてカタカナの季語として認められたものはなんだろうか。
答えは意外にも「クリスマス」である。
俳人・正岡子規が詠んだ
「八人の 子供むつまし クリスマス」
という句から、クリスマスが冬の季語になったのだ。
クリスマスって季語なんだ……と思う一方、キリスト教徒でなくても毎年クリスマスを楽しんでる日本のおおらかさが俳句にも滲むよう。
信仰心はなくとも、楽しいことは祭りとして楽しむ。歌にも詠んじゃう。
本当にちゃっかりしてるよね。
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