日々燦々、こころは行く雲、流るる水

八島清聡

日々燦々、こころは行く雲、流るる水

建午月

零話 タイトルが重要らしいので



 四字熟語を集めたサイトを見るのが好きで、ぼんやりと眺めていたら

「行雲流水」という熟語が目にとまった。

 何か涼しげなのでこれにした。



 雲は悠然として浮かび、しかもとどまることなく、水はまた絶えることなく

 さらさらとして流れて、また一処にとどまることがない。



 その通りに、ここにあるものは流し読みでかまわない。

 のほほんと、あるがままに。

 お風呂に入って、寝る前にでものんびりと。



 あなたが、一日の終わりに、どこでもよく、だれでもいい、

 心の琴線にふれることばに出会えますように。

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