「Canna」の存在は覚えてるがユニット名を忘れた時、自力以外頼れるものがない件について

 インターネット、本気を出してくれ。


 昨日は10時半から15時くらいまで仕事で、昼はサビ残、15時くらいから「話したいことがあるんで」と言われてた人にすっぽかされるなどしたが、その後作業場で水曜とはまた別の打ち合わせを行う。18時くらいに終わる。腹減った〜。ポケモンのパートナーリサーチもあるしって思って「はなまるうどん」でうどん食う。うどんうめえな……と思いながらスーパー寄ったら、ついうどん買っちゃうよね。単純か? と自分にツッコミながら帰った。今度焼きうどんにするんだ。


 で家でなんやかんやして、0時くらいに『ハライチのターン』聞きながら風呂入って、そのまんまラジオかけっぱなしで寝ようとした。そしたら、ウトウトしかけたところで、多分『おぎやはぎのメガネびいき』だと思うが(自分のTwitterの書き込みの時間的に)、女性ボーカルだったと思うがちょっとしっとりした曲が流れてて、今週のTBS推薦曲とかかなあ。。とにかく、曲を聞いてたら急に回路が繋がって、「Canna」を連想した。


https://ja.wikipedia.org/wiki/Canna_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97)


 こういうアーティストです。興味あったらApple musicだったらとりあえず『69億分の1』とそのカップリング曲を聞いてください(どっちかていうとカップリング曲を聴いて欲しい。『紙ひこうき』ってのがキラーチューンなので、それが合わなかったらとりあえず終わりです)。


で、こういっちゃあ失礼だが、めっちゃ流行ったユニットってわけではないと思うんだよ。俺は結構好きで聞いてたんだが(だから覚えてる)、90年代ベストヒットか? と言われるとそうでもないと思うわけ。なんせ公式youtubeチャンネルが登録者1400人とかだし。で、このバンド? ユニット? の名称を忘れてしまった時に到達する術がない。


 そのー、Soul’d Outの「曲名」を忘れた時も大変なんですよね。「あっぷあぽっぺんあんだほーだい」から『TOKYO通信』に繋がるのはまあまあむずい。でも、Soul’d Outなこと自体は確実なので、しかも俺が聞いてる曲なんて限られているので、まあ上から順に聞いてったらいつかは到達する。しかしこういう……この表現で合ってるかはわからんが、マイナーなアーティストの場合は、より大変である。


 昔、『幻影城』オマージュのミステリアンソロジーが出てたことがあったと思うんですよ。シンプルに『幻影城』を名乗ってたかも。そんで、かすかな記憶なんだが、かなりガチの楽譜暗号ミステリがあった。しかも、いわゆるABCDEFGに置き換える、シーザー暗号の変形「でも解ける」が、本当はそっから一捻りか二捻りくらいして、そんでどっちの解き方でも解けてしまうみたいな、ウルトラアクロバット暗号だったと思うんですよ。ところが、そのアンソロ自体はなんかで捨てたか売ったかして。後々読みたいなーと思ったんだけど、これがさあ、ねえんだよ。どこ探しても。

 覚えてないが、島田荘司の読み切りとかが載っててそれで買ったとかそんなだった気がするんだよね。で、島田荘司の読み切り自体は、後々『御手洗潔のなんとか』みたいな感じで単行本するじゃんか。そのノリで、これも単行本になるだろうって思ってたらならなかったんだと思うんだよね。いや全ての刊行されたミステリを読んでいるわけではないから、実際は単行本化されたのかも知れないけども。。

 考えてみると、『ザ・マーガレット』に載ってる漫画なんて大半単行本化しないわけだから、これだってそうなるだろうと予想が立ってもよかったわけだが、そもそも『ザ・マ』の漫画を二回読み返そうって思うことがなかったからな。そんな可能性があるとは露とも思わず。今ざっとググったが、連城三紀彦『敗北への凱旋』ではないと思う。多分。自信無し。とにかくそのー、「そうなってしまう」ものがあるわけですよ。「なんかあったなあ」ということは覚えているが、二度とアクセスできなくなってしまうというものが……。


 で、Cannaに話を戻すと、いやあそういえばこんなユニットがいたなあ、は思い出せるわけ。まあなんか雰囲気的には90年代か遅くとも00年代だ。ピアノメインだったと思う。「斉藤和義」とか「KAN」とかみたいな個人名義ではなく、ユニットの名前がついてたはずだよなあ。「カノン」みたいな名前だった気がする。男二人組とかじゃあないかな。曲調は思い出せるが、曲自体とか歌詞とかは全然思い出せない。の状態で検索する。


 そうすっとさあ、まず、「90年代 ピアノユニット」とか、「90年代 ピアノ 男性ボーカル」とかだと、90年代のヒット曲ピアノメドレーとかが引っかかってしまう。違うんだって。「ヒット曲」じゃなくて一覧表が知りたいの! 90年代にリリースされた曲を全部教えてくれって思うわけ。「カノン ピアノ」で検索すると当然『パッヘルベルのカノン』がサジェストされるしね。


それで、https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本のバンド一覧 ってページがあるんですよ。これだ!! って思うじゃん。「あ〜〜〜〜〜あったな」って思うようなバンドも載ってるんでわりに充実してはいるものの、Cannaはねえのよ。頼むって〜〜。一覧つうなら一覧を載せてくれ〜〜〜〜〜〜!!!


 なんぼ考えても思い出せなくてね。なんだったら、『月刊ピアノ』のバックナンバー一覧を目を皿のようにして見もした(多分ヤマハが出している、その時々のヒット曲をピアノ譜にして、五百円くらいで刊行しているし、かなり読み物も充実しているいい雑誌。面白いので毎月出たら買ってた時期があり、Cannaはピアノ系ユニットだと思うから、これで特集されてたような気がする……と思って調べた。で、偉いもんで、月刊ピアノは表紙と特集だけはちゃーんとアーカイブが残ってるんですよ。ありがたすぎる)。でも捗々しい成果はなく。いやー参ったな。このまま一生思い出せないのか……?


 ただ、何回か、『KAN』には引っかかったんですよ。で、実際、「カノン」みたいな名前って思っている。だからもうカ行は確定なんじゃないか?? いやたまに地獄のスリーヒントクイズをやっちゃうので、大嘘の条件である可能性はあるが。カン……カンテラ……缶ビール……カンナビノイド受容体……ん? カンナビノイド? カンナ!? カンナじゃね!!???!?!?!?? ってなって、それで検索してやっと見つけたという次第である。


 これでもまだ幸運なのは、2003年くらいで一回活動休止してて、そこまでの曲はapple musicに無いんスよ。でも2011年に活動再開してて、そんでさっき書いた『紙ひこうき』の新録とかは載ってる。だから分かったというところはあって、もし活動再開してなかったら今もなお俺はインターネットの海を彷徨う化け物になっていたことであろう。

 だからさあ。人間ってのは忘れちゃうんですよ。で、これが百忘れてくれればいいよ。綺麗さっぱり記憶から消えていれば、それは無いも同然だからいい。十忘れた時だよ。九十覚えているのに肝心要の十を忘れてしまうと、すげえ苦しい。なので、ちゃんと、その時「いいなー」とか「面白いなあ」と思ったものはメモっといた方がいいなあって思った次第です。若い皆さんもそうですよ。つか若いみなさんこそそうですよ。今の鮮烈な記憶力がずっと残っていると思うなよってこと。「今日こんなことがあって、こんな風景を見て、こんなことを思ったよ」ということを記録しておかないと、忘れちゃって辛い目に遭うことがあるよって、今日言いたいことはそれくらいです。みんなも日記を書こう。


 2022年10月28日 09時29分の測定結果

体重:104.30kg 体脂肪率:33.60% 筋肉量:65.70kg 体内年齢:50歳


痩せる効果だけはありません。あと痩せさえすればな。もっと強く薦められるのだが。そんな感じです。それではまた。

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