なんか日曜みたいな月曜

 予定を入れてないから昼くらいに起きた。で、鶏むね焼いて、味噌汁作ったら、味噌が切れた。味噌って切れることあるんですね(そりゃあるよ)。で、買い物に出かけついでに、週末にちょっとフォーマルな会があるので、それに備えてシャツをクリーニングに出した。パリっとしたシャツを着たい時はクリーニングに出すことにしている。そのー、アイロンというものを知らないわけではないですよ。ただ、まさかって感じなんですけど、俺実の親にスチームアイロン詐取されたんですよ。もう3年前とかになる気がするが。ちょっと一応説明しようかな。

 

 まず、なんか、ハンガーにかけたままアイロンできる的なのが売り文句の、結構いい値段するスチームアイロンを買ったんスわ。で、実際やってみたんだけど、まーーーダメ。難しい。そんなきれいにはならない。結局アイロン台立てて押し付けてアイロンかけないとダメ。これだったらフツーのアイロンで良かったなあと思ったんです。


 それでなんかの時に、親と「これこれこういう訳でスチームアイロン買ったんだけど全然使えねーんだわ」という話をした。そしたら、「じゃあ貰おうかな」って言うんですよ。別にやるとは言ってないけど? まあ、別にあげてもいいけど、あげちゃったら俺のアイロンが無くなるから、それだったら、今使ってるフツーのアイロンと交換してねって言って、スチームアイロン送ったんです。


 ややしばらくして、父親と会う機会があったので、じゃ、その時アイロン持ってきてくれないすかねって頼んだところ、「え?」と言われる。「え?」じゃないが。スチームアイロン送ったやろがい。


 そしたらなんか、「いや、普通のアイロンは普通のアイロンで使うよ~。何言ってんの」みたいなことを言われる。いや、交換って言ったでしょ、と思うけど、なんか別に契約書を交わした訳でなし、アイロン自体を頻々に使うわけでなし。まあ……そうだっけ? じゃあいいか? と思って唯唯諾諾と詐欺られたわけだが、こんななんかなんて言うの、白昼堂々? 盗人猛々しい? みたいな犯行があっていいのか? これをママ友とか、姑とかやってみって。発言小町が荒れに荒れるでしょ。しかもその、親父は元警察官なんですよ。見過ごしていいのか、なあ?


 ということがあって、だから、なんか、アイロンなんて別に大した値段じゃあねえし、買ったっていんですよ。でもなんか業腹でさあ。で、言うて、俺は別に常にパリッとしてなくても許されるんですよね。いやまあより好感を持たれたいとか、良い印象を与えたいとか思ったらパリッとした方がいんだろうけど、まーーもう別にね。クビになんなきゃあいんすよ。


 で、くたっ、ぐしゃ、ってしててもクビにはならんのです。今の職場は、おおむねどこも。その意味では大昔、20代の頃やってた塾講師バイトとかうるさかったな〜。ウチはスーツで来てもらってます、バイトとはいえプロなので、とか言ってたけど、別にプロとスーツ関係ないやろがい。今思うと。そんで、何回か、「うっせぇわ」(当時そういう歌はありませんでした)と思って黒ジーンズとかで誤魔化して行ったら、誤魔化せてなくて、他にも色々勤怠の問題があってクビになったんだよね。てへ。それが今やですよ。多分ジャージで行ってもクビにはならんと思う。そういう意味ではいい職場ですよ。


 えっとだから、アイロンは親に詐欺まがいの手口で騙し取られ、普段は使わね〜から、いざアイロンが必要な事態になるとクリーニング屋に頼んでるんです。今度言ってみようかな。洗濯はしてあるから、プレスだけしてくれりゃあいいンすけど……って。ちなみに、大半のシャツがもう「形状記憶シャツ」になってるんですが、2枚くらいはなんか投げ売りじゃあないやつを持ってて、それは形状記憶機能がないんですよね。よくわかんないけど、形状記憶シャツのが安いのバグってる感じしませんか?


 とにかくそんなでシャツをクリーニング出して、あと味噌を買いに出かけてって、今俺の中で味噌の最優先の要素は「早溶け」なんすわ。だから、「溶けやすい味噌」を名乗ってるの買って、家帰ってくる。ついに「押し麦をこぼしてしまって水洗いしたので、それに相当するだけの白米と一緒に炊いたらなんか七合くらい炊けちゃった米」を食べ切ったので、晩飯用に米を炊く。炊き立てのコメに、卵落として食う。うま〜い。味噌汁も飲み干す。はー満足満足。


 って、オイオイオイオーイ!


 だから〆切があるんだよって。聞いてんのか? 何なんかのどかな休日を送ってるんだ? なんなら日曜のがまだ掃除してるだけアクティブじゃん。すっげ〜のんびりした日だよ。どうしちゃったんだ。わからん。味噌が切れたのが悪かったのかもしれませんね。昔味噌が切れた時に、のんびりしてたらなんかいいことがあって、それを体が覚えてるのかもしれません。ソマティック・マーカーってそういうことだと思ってるんだが、それが本当か原典に当たったことはありません。


 とにかくそういう取り止めのない日でした。こういう日に筋トレとかすりゃあいいんでしょうけどね。なかなかできないっすね。それではまた。


 2022年03月08日 08時47分の測定結果

 体重:101.90kg 体脂肪率:33.90% 筋肉量:63.85kg 体内年齢:50歳


 老いました。のどかすぎたかもしれません。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る