内臓脂肪について考える/「追放系」の良さについて考える
もつ鍋の「もつ」部分が全然嚙み切れなくて、これはだからもっと長時間煮込んだほうがいいのかな、圧力鍋とかで、と思った。というわけで、一昨日作ったもつ鍋を、満足するまで食った残りはタッパに入れて金曜一日放置していた。で、土曜の朝見たら、タッパの上部が脂で固まっているんだがァ!? すご。こんななるんだ。だって一回、塩振って揉んで茹でて、その茹で汁を捨てて、水洗いして、それからまた茹でて食ってるんですよ。にもかかわらずまだこんなに脂質が残っているというのか……。だからそのー、良く聞く話で、「皮下脂肪は落ちにくいが内臓脂肪は落ちやすい」みたいなのがある。「そうは言うけど内臓脂肪も全然落ちないが~?」って思っていたが、いやそら落ちませんわな。100℃で10分とか茹でて、300 gとか? の内臓の脂が落ち切ってないんだもん。たかが36℃で1時間やそこら動いたところで、30 kgの脂が落ちると思う方が間違い。だからより実情に即して言うと「内臓脂肪も落ちにくいが、皮下脂肪はもっと落ちない」なんでしょうね。なんかしみじみ納得した。
ところで、一回目の茹で汁、フツーに排水管に流してしまったんだが、これって大丈夫なんですかね。つまり、一回目の茹で汁って下手すると今このタッパに溜まってる脂以上に脂が溶出していたわけでしょう。なんかSDGs的には悪い気がする。でもまあ、こないだ紹介したけど、ペヤングも脂すごいみたいだしな……。
ちょっと検索してみたところ、「別の鍋にとって、脂浮かせたものをなんやかんや(ほかの汁に再利用する、新聞紙で進んで捨てるなど)する」というのが適切ではあるみたいでした。排水管が痛むかもしれないというのが主な要因のようですが、地球環境にも良いわけないし、すいません。以後気を付けます。そういえば数年前、フードコートの解体行ったときに、排水管外したら、「すごいもの」が出てきて、かなりオエーって感じだったのだが、それとかになる可能性があるってことですね。ヒー。ペヤングもそうなのかな。やきそば弁当の汁はそういう意味では基本的にスープに再利用するので、この問題と向き合うことがなかったのであった。
とりあえずそれで、この「もつ」は今放置しております。
全然別の話。朝起きて、少しPCを整理して、玄米ご飯・鮭・なめこと豆腐の味噌汁のゴールデントリオを食って、ハネッココミュニティデイに行く。つってもまあ、11時-17時全部やったわけではなく、12時ころに家出て、1時間くらいやって、ちょっと職場でボーっとして、16時くらいになったので1時間集中すっか!! ってすすきのの方まで歩いて行った感じ。歩数で言うと13000歩くらいです。いや最近にしてはまあまあ歩いた方ではあるけども、「マジ」コミュニティデイにしてはそうでもない。カジュアルに楽しんだという感じ。
それで、ちょうどすすきの駅に着いたあたりでコミュニティデイが終わる。朝飯は10時ころに食ったので、結構腹が減っている。すすきの付近をうろうろするが、ヤマダモンゴルは20日まで休業、ガラクは行列ができている。2丁目ベガスべガスの横に焼肉ライクが入ってて、何年か前にどっか遊びに行ったとき(東京かなあ)に焼肉ライク建設中の看板を見たのを思い出す。確かに「ひとり焼肉専門」って銘打ってくれるのいいな~とは思ったんだけど、これも結構混んでる。
ま~家帰るかな、と思ったら、なんか、他のポケモントレーナーに「ピザ食いたいですね」って言われて、別に? なんで? あ、Twitterで今サイゼリヤが話題だから? と思ったが、特に理由なく、普通に食いたかっただけらしい。
まあ全然サイゼでも良かったんだけど、なんか、サイゼは混んでそうだなと思って、サルバトーレクオモで合流して、ピザとサラダを食って、ハネッコをキラらせるなどした。ハネッコのXLアメも300個貯めた。フシギダネ・ファイアロー・ハネッコはいつでもPL50にできる。ただなー。このタスクTL47らしいんですよね。俺まだTL42なので、このタスクをやるころには、もうXLアメ普通に配布になってるような気がしないでもない。
で、その時に、FE無双の話になる。というか、俺がしたんだけど。ファイアーエムブレム風花雪月無双が発売されることになってて、で、ゼルダ無双~厄災の黙示録~では、■■■■■■■が描かれたので、これはもう、こういう展開になるしかないっしょ!! 俺は任天堂のことは信じてないがコーエーテクモゲームスのこと信じている!! 絶対買う。それまでに金鹿ルートと、やりたくないけど教会ルートもクリアしなきゃいけないな~、いや忙しい忙しい、みたいな話をしたところ、でもそのルートは可能なんですかみたいなことを言われる。
「いや、どうやって解決するかは知らんけど、まああるでしょ。俺は自分が悪役令嬢に転生した場合はエーギル公転生がワンチャンあるかなと思ったが」
「後半ひとつも言ってることがわからないんですけど」
なんでわかんねーんだよ。とは言え俺も「悪役令嬢に転生する」という概念は、前も言ったが(転生してないけど)『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054893054382 )で知ったので(転生してないけど)、まあ、知らなくても仕方ないですね。こいつの好きな映画『かもめ食堂』とかだしな(別に『かもめ食堂』に強い文句があるわけではないが、俺は『かもめ食堂』を最後まで見れたことがない)。
そんでこれこれこういう話だよっていうことを説明する。「悪役令嬢」って、俺が今までプレイしてきたゲームではそんなあには見たことがないが、まあそのなんか悪そうなことをやってきて、最終的に破滅するタイプのキャラクターで、これが転生を契機に「改心」することによって物語がいい方向に向かうタイプの物語類型を「悪役令嬢転生もの」って言うんだよ。だから例えばポーキーが……ポーキーに俺が転生したらMOTHER2ってどうなるんだろうな……?
「知りませんけど」
「とにかくだからそういう類型があるってことよ」
「はあ。貴種流離譚みたいな」
「貴種流離譚ってだからあれでしょ? オイディプスみたいな話でしょ。それはちょっと別ジャンルで、『追放系』というものがあるんだよね」
「今言ったのは、『漫画のジャンルにスポーツものという類型があるんだよね』っていう説明を理解しましたよ、という意味で、『漫画には『ドラゴンボール』や『幽☆遊☆白書』のような個別作品があるけど、これを『超常能力を使ったバトルもの』というジャンルにまとめられますよね。そのような形でジャンルとして成立するほど、『スポーツもの』ってたくさんあるんですね、ということを言いたくて『超能力バトルもの』みたいな』と答えたのに相当します」
うるせ~。と思ったが、まあじゃあそういうことだよ。とにかくだから、パックス・フォドラーナを達成するための一つの方法は俺がエーギル公に転生することなの!! という話をする。向こうもうるさそうだったので同罪です。
ほんで、ややしばらくして追放系の話になる。で、悪役令嬢は全然ウケなかったんだが、追放系はややウケだった。なので、皆さんが「追放系の作品を人に薦めたい」と思ったらこの説明使ってもいいですよ。
解析とか実験プログラムを組むのはうまくて、研究室の備品管理とかそういうのにはものすごい能力を実は発揮しているんだが、論文をなかなか書けない博士院生とかポスドクがいるわけ。まあ特任助教でもいいや。で、やっぱ論文がないとなかなか就職ができないわけじゃあないですか。「ファースト論文」っていう謎の用語があるくらいだから*。それで、ついに任期が切れて研究室を「追放」されるわけよ。
やっぱポスドクという設定にしよう。これが一番わかりやすいと思うから。とにかく、このポスドクがいたおかげで研究室は実は滞りなく運営されてたってことに、いなくなってからみんな気づくわけね。そんでそのー、舐めてこき使っていた教授とかが困るわけ。招待シンポの原稿とかはいつもコイツが作ってたんだけど、もう追放されたから作れない。で、新しいポスドクとか、博士院生とかに頼むけど、カスみたいな原稿しか作ってもらえなくて、結局めっちゃ恥をかくみたいな。それに付随して先輩に全然敬意を払ってない「デキる(ように見える)」博士院生とかもひどい目にあうわけよ。なんか決まりかけてたポストを「この程度しかできないようでは……」とか言われて落とされたりしてさあ。
一方、この「追放」されたポスドクは、ひょんなことから……そうねえ、なんか、地方の企業とかに中途入社で入るわけ。まあなんか親の伝手とか。古い友人のコネとかでさ。だからそのー、普通に就職した同期のちょっと憧れてたクラスメイトとかが、無職になりました的なツイートとかを見て「うちに手伝いにこない?」みたいな連絡が来るとかだね。もちろんここでラブロマンスは発展するよ。あたりめーだろ。これは「追放系」とかとは無関係やろがい。お前は物語というものを読んだことがないのか?
じゃあ分かった、こうしよう。昔家庭教師をやってた地元の女の子が、親父さんが急逝して、実家のなんかを継いでこう奮闘しているんだけど、やっぱ親父さんの繋がりが使えなし、若い女だから舐められるしで困っちゃってるわけだよね。そこに「とりあえず男の人ってだけでも助かるので……」とか言われて行くわけ。でもちろんヒョロヒョロの眼鏡だから最初はそこでもバカにされますよ。でも、だからそのー、会社のDX化を一人でバリバリこなして、一気に業績をめっちゃ上向きにしたりするわけよ。で、新しい取引先とかも開拓して、そこのデキる女社長ともいい感じなったりする。その地元の女の子との恋の鞘当てもだから起こるに決まってるんだろって。あとなんかわかんないけどミス地元みたいな受付嬢も入ってくるよ。当然では?
あ? 会社のDX化を進めるときに、窓際社員扱いされて、「ボケてるんじゃあないのか?」って言われてた定年間際のジジイが突然覚醒して、新しく作ったサーバールームが熱を持ちすぎて困ったときに、その辺から機材をかき集めて、水冷機構とかを安価で自作したりしないんですかって? するに決まってんだろ。
最初バカにしてきた営業とかも、このポスドクの手腕を認めて、最後は決裂しそうな取引の時に、バンッ! って会議室の扉開けて入ってきたと思ったら、営業資料を並べてまくしたてて、「コイツができるっていうんだ、俺の首を賭けてもいい。できるに決まってます!」とか言ってくれたりも? するよ。そりゃそうでしょ。お前
映画とか見たことないのか?
で、教授とか博士院生とかは当然、「戻ってきてもいいぞ」みたいな舐めた態度で呼び戻そうとしますわな。そこで言うわけよ。
「戻ってきてくれと言われても今更遅い」
ってね。これ。これが追放系です。
「それはウケるに決まってますけど、なんも昔からあったんじゃあないですか?」
「俺も言いながらそういう気がしてきたが、だからこれをファンタジー界でやったのが『発明』なんだろうねえ」
ただ、このオリジンは知らないんですよね。『追放系』の名作、原典はこれだ!! ってのがあったら是非教えてください。いやせっかくウケたのに、「じゃあこれ読んでみ」というのが紹介できなくてさあ。『盾の勇者の成り上がり』とかですかねえ。 あれはなんか陰気くさくてあんま好きではなかったです。もうちょい平和な方がいいな。
『真の仲間じゃないと勇者のパーティを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』はBOOK☆WALKERサブスクでかつて読んだ( https://kakuyomu.jp/users/GJMMTG/news/1177354054893063369 )のだが、正直、どんな話だったか忘れてしまいました。
2022年02月13日 12時12分の測定結果
体重:101.70kg 体脂肪率:33.00% 筋肉量:64.65kg 体内年齢:49歳
最近オミクロンで口話の機会が激減してたんだが、まあ、俺は3月末まで人と会わなくてはならない仕事って基本的にはなくなり、コイツはコイツで世捨て人みたいな人間なので、まあいっかって喋ったんだが、そうすると楽しいっすね。そしてこんだけ話せばピザも無罪になることがわかりました。良かったです。まあ、もしかしたら「ガラク食えなかった効果」なのかもしれないけど。
*「ファーストキス」は、人生で初めて(能動的に?)するキスのことを指すので、基本的に「ファーストキス」は一回しかできないことになる。この用法に従えば、「ファースト論文」というのは人生で初めて能動的に書いた論文、ということになりそうだが、実はちがくて、査読付き論文の筆頭著者というのは、おおむね、「その人が主体になってその論文の主張を構成し、論文そのものも書いた」ということを意味するので、他の著者よりややエラいことになっていて、このように「自分が筆頭著者である論文」のことをファースト論文と呼ぶ。「呼ぶ」というか、そういう慣習がある業界があるというか。俺は正直なんかバカみたいなのであんまり言いたくない。
だから、「ファースト論文が何本ありますか?」という質問とかが成立する。俺はかつてこの質問をされたとき、「ハァ? こいつFirstの意味を知らんのか? いや、さすがにそんなわけないから、Fast論文ってのがあるのか? なんか迅速審査の雑誌に出した論文みたいな?」って変な顔をして、アホだと思われたことがあるので執念深く恨んでいる。
同じように、「あなたは何派の方なんですか?」って聞かれて、「派とは?」って聞いたら「フロイト派とか、ユング派とか」って説明され、「へえ~そんな派閥ってあるんですね、なんか宗教みたいっすね~」って舐めた口をきいてしまったところ(これは俺が80くらいは悪い。特に後半は余計だった)、ものすごい冷や飯を食わされたことがあるので、以後「臨床心理学を『派』で捉えようとする人間」を警戒するしこれも執念深く恨んでいるが、一方で、単に通称というか、普通に使われている知らん用語を知らないことによって生じる不利益をそこまで恨むのはお門違いかもしれないなと思うし、今現に「悪役令嬢」「追放系」を知らない人間をバカにし倒しているわけで、そこはちょっと悪いなと思っている。でも恨んではいる。アンビバレントな感じです。
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