飯屋を訪ねて13,000歩

 事情があって、「午前休を取って働く」というなんか社畜の鑑みたいなことをしたので、昼飯くらいはいいもん食おうと思った。で、こないだ木多郎というスープカレー屋の周りに変わった飲食店がいろいろあって楽しいという話をしたと思うが、ここらを新たな縄張りにしようかなと思ってそのへんをフラフラ歩いた(結果、午後の仕事開始が15時になった)。


 木多郎は並びはあるが、待てば食えそうではある。ただ結構時間かかりそうだな。喫茶店はこないだ寄った。マグロ丼はうまそうだし、水曜日はライス大盛り無料だと書いてるが、テイクアウト専門なんだよな。保留。イタリアンっぽい店もある。普段通ってる一本裏を歩くと、主張の強い女将の看板が出てる店とかもあって興味が惹かれる。ただここは17:30開店らしい。


 なんやかんや彷徨った後、最終的に近くに「季節限定きのこそば」の店もあったし、少し空いてるかなと思って木多郎に戻る。並び列は無くなったが、まだ店内で待ってる人も多かったんで、じゃ、今日は蕎麦にするかと思って蕎麦を食った。時計を見たら、なんだかんだ1時間くらい歩いてる。飯屋を探して歩くの楽しすぎかよ。


 「昼飯何食う?」に「なんでもいい」と答えるのは主体性がない、優柔不断なカスと罵られがちだし、そんで「なんでも良いって言うならマックな」と言ったら「え〜? センスな」と言われてムカつくみたいな話もあるが、でも実際「なんでもいい」時にもこうやって俺は1時間歩いてるし、マックはあるしマックの油の匂い、たしかに少し食欲そそるけど、この条件でマック提案されたらはぁ? センスな、と思う。(センス無い、の短縮系です)


 つまり、「昼飯ちょっと食いたい状態で色々楽しみたい、未来のさまざまな可能性を無責任に享有したい」みたいなことなんスよ。「昼飯なんでもいい」宣言って。初対面とか、緊張感のある関係でこれ言われて、そんでなんか自分がそれが嫌いだったら今後の付き合いを考えるというのはまあいいとして、「ダチ」同士でこの発言を嫌がり、まして当人に直接ではなく、インターネットで文句言うやつは、お前の飯に対する興味のなさを押し付けてくるんじゃあねえよと思う。


 いやまあ、互いに興味があったことだけは同席して、どっちか興味がないことには一切関わらないという契約で友人関係やってんだったらそりゃあ過剰要求だろうけど、実際のところは、全然興味ねえ話でも付き合いでやることあるじゃんか。なんか、俺で言ったら登山だね。山登りは何回やっても面白さが分からんのだが、それでもたまには付き合うわけよ。それはなんでかったら、どっちか興味ないことは絶対やらない宣言とかはしてなくて、どっちか興味がないことでも片方やりたがったらまあやってみてもいいよと思ってるからですよ。それをばあなた、ちょっと「昼飯なんでもいいや」と言ったが最後人間の屑みたいに扱うの、それってどうかと思いますよ俺は。


 (誰もそんな扱いをしていませんよ……)


 そうかぁ〜? 結構されてる気がするぞ。

 とにかくそんな感じで、13,000歩あるきました。


 体重:102.4 kg、体脂肪率:32.7 %、筋肉量:65.4 kg、体内年齢:48 歳


 すこーし減りました。本当はこの後さらに運動を重ねるなどするとより良いんだが、昨日はなんか、「寝るッ!!」て叫んで、22時くらいに決然と寝た。まあ、結果オーライではあったと思います。寝覚めは良かったので。もうちょい早くからヒマになって、そんでリングフィットとかやる余裕あるといいんですけどねえ。まだもう少し忙しいです。

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