一晩で2 kg増える、これが本当のデブの世界だ


 2021年08月25日 05時24分の測定結果

 体重:101.40kg 体脂肪率:32.60% 筋肉量:64.80kg 体内年齢:48歳


 いや俺もびっくりしたよ。でもまあ、これくらいのことは「ある」という認識です。辛いね。


 まず直接的な理由を言うと、昨日は三食コメを食って、しかも筋トレをサボりました。これでグリコーゲンが復帰し、グリコーゲンが復帰すると加水されるので、見た目以上にというか、とにかく体重そのものが増えやすいという状況になったのかなーとかは思っているが、真実は脂肪の中である。


 三食コメを食ったのはこれはもうただただ秋という季節が悪い(全国的にはどうか知りませんが、北海道はもう秋です。今朝、栗が落ちてました)。先日「筋子が出た」と書いた。この筋子は100 g 980円とかだったんで、流石にこれは高すぎる、内容もそこまで充実してるようには見えないし……と思ってスルーしていたのだが、売れ残ったやつが3パック1,000円とかになっててね。1パックあたり100 gくらいだと思うので、300 g1,000円か。まあ妥当か? って思って買った。で、イクラを仕込んだわけです(今年は白だしで漬けたが、これラクだし色がキレイでいいですね)。そしたらご飯は食べたくなるじゃあないですか。イクラは奇妙なライサビリティ値を持つ食い物だと思う。


 ライサビリティというのは、まあ「ご飯が進む程度」を表す造語です(先日twitterでは"ごはん戦闘力"という言葉で示されていた用語でもある)。結構研究が進んでいて(個人的に)、食品そのものがもつライサビリティ(Food Rice-Ability, fRA)と、個人のもつライサビリティ(Personal Rice-Ability, pRA)の相互作用によって総ライサビリティ(Total Rice-Ability, tRA)が決まると考えられる(※)。


 で、例えば「カレーライス」とか「麻婆豆腐」というのは極めてfRAが高いので、pRAに依らず高tRA値になる。「シチュー」とか「おでん」なんかは、fRA値があまり高くないので、pRAに依存してtRAが決まる。「ゼリー」とかはfRAはゼロあるいはマイナスなので、pRAが相当高くない限りtRAは極めて低い。ここまではわりに線形というか、トレードオフ的な関係性で分かりやすいと思う。

 で、fRAというのは、味(「辛さ」「甘しょっぱさ」)とテクスチャ(「汁気」「粘度」「歯ごたえ」など)によっておそらく構成されると思うのだが、その伝で言うと、イクラってそこまでfRA値が高くなりえないと思うんですね。まずテクスチャがかなり絶望的。「プチプチ」て。で、味はそれなりに高いが、まあ「それなり」の水準で、例えば「うま煮」とかに近いと思うけど、「うま煮」で飯をわしわし行きますか? いや俺はいけるけど。とにかく、fRAがあまり高いようには思えない。にもかかわらず、イクラってtRAかなり高くないですか?


 まあ、文化的ライサビリティ、または文脈的ライサビリティ(Cultural Rice-Ability, / Contexual Rice-Ability, cRA)が寄与しているだけかもしれないですが……。


 とにかくそういうわけで、イクラを漬けると飯が食いたくなるわけ。これはもうだから……学術的に証明されて……はないけど。なんていうの? 客観的に数値化できる事象として明らかじゃん。


 であと、RFAをサボった理由なのだが、今スーパーマリオサンシャインやってるんです。で、これ、スーパーマリオサンシャインやった人なら分かってくれると思うんですけど、今カジノの地下のヒミツ2回目やってるんすよ!!!!!!!


 マリオサンシャインの「ヒミツ」というのは、まあその、スーパーイライラコンテンツの一つ、全然面白くない、性格悪い奴が人が苦しむ様子を想像して楽しんでいるだけのthe endコースのことを指すのだが(個人の感想です)、なんかその最悪最低の「ヒミツ」を2回やらなアカンのですよ。まず。そもそも。ふざけてんのか?


 で、1回やったら2回目もすぐやらないと、コースのことを忘れてしまうので2回目は急いでやった方がいい。ということで、1回目クリア後に2回目をやることにして、今やってるんだけど、あのー、このカジノのヒミツに関しては、ヒミツに入るまでがチョーーーーーーーーダルいんスわ。で、このチョーーーーーーーーーーーダルいヒミツinまで終わってて、クリアができてないんです。そんなに理不尽なまでに難しくはないのだが……。で、クリアができないとどうなるか? というと、セーブしてやめても、もう一回チョーーーーーーーダルい手続きをしないとリトライが出来ないんです。とすると、ゲームを停めずに、スリープさせておいてクリアまで行くのがいい。RFAを起動すると、ゲームはセーブしたところまでで停止してしまう。じゃあRFA起動できませんなあ!! これはやむなし!!!!!


 という、この二つの俺にとっては正当な理由でこの事象が生じたのだ、ということは一応言っておきたい。ま、言ったところで痩せるわけではないのだが……。


※余談だが、諸々の国家資格、例えば理学療法士とか、保育士とかの試験の「発達心理学」分野では、しばしばゲゼル・ワトソン・ジェンセン・シュテルンが出題される。で、まあ、ゲゼルはいいでしょ。「双生児の階段上りの研究」。ワトソンもまあいいと思う。シャーロック・ホームズの助手、ワトソン&クリックの次くらいには有名なワトソンで、「私に心身共に健康な1ダースの乳児を与えてもらえれば~」の人。ジェンセンとシュテルンって何をもって彼らの理論を提唱したのか実は知らんなと思って、で今回相互作用説(環境閾値説)を書いたついでにジェンセンについて調べたんだが、例えば"interaction human development Jensen"とか、"environmental threshold theory Jensen"とかで調べても全然ひっかからねえのね。日本語で「環境閾値説 ジェンセン」とかで調べたら(国家試験情報だが)めちゃ引っかかるんだけどなあ。


 で、多分だけど、https://www.annualreviews.org/doi/abs/10.1146/annurev.ps.09.020158.001455 これだな。ちなみにこの雑誌凄すぎて、この号の一報目は"Perception"、二報目が"Vision"、三報目が"Hearing"。やっっば。どうヤバイかを伝えるのがちょっと難しいが、そうだなあ、まあだからそのー、URL見れば分かると思うんだけど、年イチでレビュー(総説)を載せる雑誌だってことなんですよね。じゃあそうですね、年に1回特大号が出る漫画雑誌だと思いねえ。開いたら一ページ目に、「バトル漫画」って書いてあって、今年のバトル漫画の総説が書いてあるわけ。いや今年のバトル漫画が何本出てると思っとるんじゃいって話だが、とにかくその記事がある。で、はぁはぁしながら次の話みたら、今度は「週刊少年ジャンプ」って書いてて、今年の「週刊少年ジャンプ」の出来事が総括されている。それで一冊になるやろがい!! と思うが一話に過ぎないわけね。三つ目は「週刊少年サンデー」よ。

 いやまあそのだから、何せ1958年の雑誌ですからね。当時だったらできたかもしれないねって話なんだけど。


 とにかくこの雑誌に"Personality"というタイトルで(すごすぎる)(「Web小説」)書いてるのが、Arthur R. Jensenであると。"Personality research is an attempt to systematize IDs and to account for them in terms of the interaction of constitutional, developmental, and environmental factors. (IDs = individuals differences)" 、つまり「性格研究は、個人差を体系化し、生得的・発達的・の面から説明しようとする試みである」と書いてるので、まあ間違いないと思う。で、このArthur R. Jensenのその後を追うと、この人自身はどっちかというと知能の研究者だったっぽいっすね。一般知能gがどうしたこうしたみたいな話が結構あった。勉強になりました。

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