辺境領主がいまいち盛り上がらない開拓地を盛り上げるたった一つの方法
どこまで本当の話なのかは分からんが、とにかく俺が聞いた話。北海道のへそといえば富良野ですが、北海道の膝といえばここ、でおなじみ
で、まあ、あんま盛り上がらなかったみたいなんすね。開拓。そもそもをいうと、当時淡路島というのは徳島藩の管理下にあって、淡路州と呼ばれており、その淡路は稲田家が家老をやってたのであるが、まあその「稲田藩」と「徳島藩家老淡路州」じゃあ全然収入が違うみたいなんですね。そんで、稲田家が稲田藩を目指してある種のクーデターを起こしたところ、まあミスったと。で、落としどころとして、北海道送りになったと。北海道送りを刑罰扱いにするな。いや正直わからなくもないけど。
でだよ。そらテンションも下がりますわな。温暖な瀬戸内からですよ、未開拓の蝦夷地送り。気の毒ですよねえ。でこの稲田家の皆さんのテンションはだだ下がったそうなんですね。ところがそのー、ここで、「開拓地には女がいる」という話になったと。俺が言ったんじゃあないから許してくれ。とにかく、女がいねえとやる気がでないよネって話になって、んで浅川繁という男が、淡路島に残ってる稲田家のおひいさんを迎えに行こうと決めたわけですね。それでこの稲田家の姫、
なんかそのー、何で聞いたか忘れたが、籠城戦のときに、「姫」と名付けた人形かなんかを置いて、みんながその「姫」を守ろう守るぞってある種のごっこ遊びをしてたら、結果的に、「姫」に恥じない行動をしようみたいになって、食料の取り合いが減ったりとか、勇敢に戦うようになったりして、戦が成功したみたいな話があったと思う。だから、もちろん全員とは言わないし、そうあるべきって言ってるわけではないが、わりに総体として、男というのは、「姫」によって駆動されるのであるなあ……としみじみしたのであった。オタサーとかも「姫」駆動型だもんな。オタサーではないが、ちょっと前に一瞬やったバグ出しのアルバイトに、ちょっと小奇麗なかっこした女の子が入ると、すごいんですよ。一瞬で「姫」になる。休憩時間に会話が生まれますからね。ほとほと関心していたが、この「姫」に対して突き動かされるもの、なんなんですかねえ。わりにプリミティブななんかなのかなあという感じがする。
というわけで、皆さんが辺境領主の息子とかに転生したら、まず、「姫」を連れてきてください。そしたら領民のやる気は出ます。よろしくお願いします。娘に転生した場合は、ちゃんと「姫」をやってくださいね。幸運を祈ります。
2021年04月29日 22時31分の測定結果
体重:97.20kg 体脂肪率:30.20% 筋肉量:64.40kg 体内年齢:45歳
ところで、この稲田家と徳島藩をめぐる話というのは、「庚午事変」と呼ばれており、この「庚午事変」を描いた話に『お登勢』というものがある。この話の主役はそのまま「お登勢」という少女だが、津田
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