デブは超回復とか無視していいんじゃねえかな

 悲しい結論が出てしまった。


 実は地道にフィットボクシングをやっている。昨日で12日目。まあまあ頑張ってるね。偉い。最高。25分コースも、終わった後瀕死にならなくなってきた。で、そうなると、筋肉痛が逆になくなる。完全に無ではないんだが。

 これは前も書いたが、しばらくサボって久しぶりにやった翌日って広背筋が痛むんですよ。ところが、それはもうほとんど無くなっている。時々パンチ中に肩痛いなとかって時があるが、そういうときは少し風呂で意識的に伸ばしたりすると大丈夫になる。


 今札幌の道、最悪の水たまりゾーンになってて、歩くのにめちゃくちゃ気を遣う。歩道の真ん中は水浸しなので、もう濡れてもいい、知らんつって、靴下を犠牲にして歩くか、ゴム長でも履くんだったら別だが、そうでもない人はどうするかというと、歩道の脇のまだ溶けていない雪だまりの方を歩く。が、こっちはこっちで溶けつつはあるわけで、そこはどうなってるかというとめちゃくちゃ滑る。で、脇の部分だから狭い。幅の狭いスケートリンクを歩くようなことになる。って道を歩いているのもあって、日曜の夜のフィットボクシングでは太腿が痛くてね。その状態でダッキングとかやらされると、結構キツイ。月曜朝の段階ではこの筋肉痛が悪化して、出勤などをするときも結構痛くて、いやーこれは流石にちょっと休んだほうがいいかなあという感じでいた。


 ところがですよ。夕方過ぎたらほぼ治ってんだよね。アレっつって。で、レイドアワーでボルトロスけしんフォルム粘って(色違いゲットならず)、失意のうちに帰って、家着いた頃にはそういえば足の痛み気にならないなって感じになってんの。


 だからそのー、「超回復」とか言うじゃあないですか。筋トレをする。そうすると筋肉が傷ついて、この傷ついた筋肉が再生するときに太くなる。これを「超回復」という。だからこそ、筋肉痛の時にはトレーニングをせず、そこは休める。で、その部分の筋肉は再生させて、強くなったタイミングでまたトレーニングをする。


 これが間違っているとは言わないが、たぶん、めちゃくちゃガチのトレーニング、もうこれはどうしても腕が上がりません、オールアウト、みたいなところまで追い込んだ時とかの話なんだろうなと思った。

 室蘭かどっかの農協の移転作業やったときに、建物の移転だけだと思ってたから、夕方くらいに残りのやることがほぼ完全に可視化されたときに「あとこれで終わりだー、よしッ!」って全力でテキパキ作業してたら、最後に倉庫のロッカー上にあげてくれって言われたことがあった。そこは聞いてないが~?

 この時は笑っちゃったんだが、自分の意志に反して腕に全く力が入らなくなった。しょうがないから、階段の下でほぼほぼ腰だけで支えるみたいにして勘弁してもらったのだが、これが本当の「オールアウト」だなーと思った記憶がある。だからそのー、マジの強負荷を集中的に一か所にかける以外で、本当にいわゆる「オールアウト」するのって、6時間くらいの運動を要求するわけですね。


 と考えると、普段運動をしないデブは、たぶん「超回復」とかってあんま気にしなくていいんですよ。少なくとも、回復期間中だから動かさないほうがいい、というほど負荷がかかることをしていない。言い訳としてめちゃくちゃちょうどいいからこれまで信仰してきたが、こんな低負荷運動だったら毎日やっても大丈夫。だと思う。多分。理屈はわからんが、痛みだけを指標とした主観的な感覚でいうと、むしろちょっと痛くても続けてやった方が最終的な痛みの総量は小さいまである。

 もちろん、ジムでちゃんとレップがどうしたとかを計算してやってる人は別ですよ。そういう人はそもそも説明しなくてもわかると思うけど。軽運動で筋肉痛になって、「今筋肉痛だから運動はやめたほうが長期的には有効」といって眼鏡をくいッとするタイプのデブに向けた言葉です。まあ、もちろん個人差はあると思うけど。そもそも筋肉痛になるまで運動をした時点で偉すぎるというのはそれはそう。そんなの2日以上やってられっかというのは良くわかるので、別に続ける必要はないと思うが、「超回復」理論をタテにするのはどうかなあという話です。治っちゃうんだよ人体。


 ということで、まあ3月中は続けようと思います。よっぽどのことがない限り。


2021年03月16日 11時45分の測定結果

体重:101.00kg 体脂肪率:33.10% 筋肉量:64.10kg 体内年齢:49歳


よーしよし。こっからこっから。

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