記憶のある俺が記憶の無いリンクを操作するということ

 2020年03月17日 15時11分の測定結果

 体重:96.65kg

 体脂肪率:32.00%

 筋肉量:62.35kg

 体内年齢:47歳


 2020年03月18日 13時24分の測定結果

 体重:97.25kg

 体脂肪率:32.60%

 筋肉量:62.20kg

 体内年齢:48歳


 ・電気圧力鍋 だいぶ操作方法を理解してきた マニュアル読むのは好きだが、結構体で理解するとこあんな 洗うパーツが多いのがちょいめんどい

 ・圧力鍋(でかい鍋)と炊飯器を捨てるかどうか。今日が燃えないゴミの日だったので、次のチャンスは来月だが、次のチャンスは来月だと言っていたら一生捨てられないのは確定的に明らか 今週末には決める

・あとは特に何もしていない結果、筋肉量がもりもり落ちているので、なんとかしないとなーと思うがなんともならんだろうなーという気もする


 ハイダイエットの話終わり。


 いやー、ハイラルなんてもう知らないとは言ったが、だめだこのゲームは面白すぎる……。ネルドラ開放して、ヴァ・ルッタ開放して、とりあえず地図埋めながら進めてて、ミニチャレンジはやったりやらなかったり。そろそろデスマに行こうかな。

 まあ、2020年にブレスオブザワイルドのネタバレをして怒られるとは思えないので、めちゃくちゃストーリーのネタバレ普通に書くけどいいですか。アレだったらここでブラバ推奨。ブラバ推奨……。この文字列を自分で書くことがある日が来るとは……!! わかりますか? 「ブラバ推奨」。分からなくてもいいです。




 えー、BotWのストーリーをざっくり言うと、厄災ガノンってのが復活しそうだぜって話になったので、5英傑(この英傑の一人がリンク)と1ゼルダ姫で準備をしてたんだけど、厄災ガノンは鬼強かったので、5英傑は全滅。なんとかリンクだけは回生の祠という、サイヤ人の回復ポッドみたいなのにぶち込んで、ゼルダ姫は単身厄災ガノンの勢力を抑える。ゼルダ姫のがんばりもあって世界滅亡だけはなんとか回避したものの、人々は小さな集落を作って隠れ住むようになっている。

 

 それから100年。回生の祠はなんとか機能を果たし、リンクは目を覚ました。ところが、リンクは全ての記憶を失っていたのであった……。


 っていうところから始まるわけです。で、ファーストプレイに関しては、この時リンク=俺になるわけですよ。記憶を失っているから誰のことも知らないし、ワシのことを覚えとらんのかって言われても本当に覚えてない(知らない)。だからリンクになってゲームがプレイできるわけですね。俺がリンクだ!!


 で、序盤(多くの場合、導かれるまま素直に進んでいれば;俺の知人はいきなりヴァ・メドーを開放したらしい。プロか?)に出会うキャラクターに、シド王子というゾーラ族がいる。こいつの部下(部下もなんかちょっとボンクラ感がある)に導かれてシド王子に会うと、こいついきなり「とにかくゾーラの国まで来てくれッ!」って言うのね。ハァ? まあでもそういうゲームじゃあないですか。だから行くんだけど、この道中はマジで辛い。序盤だから装備も整ってないし、確か俺まだこの段階で「料理」の概念を理解してなかったと思うんだよナ、ファーストプレイの時……。(はじまりの台地を散策して、カエル池とかのあたりに行くと、ハイラル王が料理についてヒントを出してくれて、ピリ辛山海焼きを作れれば防寒着もくれるが、俺は防寒着も持たずリンゴかなんかかじって強引に山を突破したのである)


 そういう状況で、ヒー、辛い、助けてくれ、って思いながら登ってるとさあ、「順調だゾッ!」とか、「まだ敵もいっぱい出るが、とにかく頑張ってくれッ!」とか、まあ適当なことを抜かすわけ。てめえこの呑気なことを言いやがってよォって思いながらなんとかゾーラの国について、そしたらなんかまあ、国を救いたくて頑張ってんだなあというのがようやく垣間見える。ところがこっちはその国を救うために、ライネルというまあそれまでのプレイで戦ってきた敵と比べると50倍くらい強い敵を倒さなきゃあいけないということになる。まためちゃくちゃ苦労してこいつを倒して、なんとか必要なアイテムを集めて、ってうちに、シド王子が頑張ってるみたいなことも忘れかける。ミファーの話も出てくるが、そんなにこのミファーに思い入れあるわけでもねえし。知らん奴だし。ハーお前らは楽でいいよな、やれライネルを倒してこい、里を救ってくれってよ。やるけどさ。こっちの苦労も分かってくれよな。


 くらいの気持ちでの水の神獣戦よ!!!!!


 ここで、巨大な象の形をした機械(水の神獣)と戦うことになる。この巨大な神獣は、貯水池の真ん中で水を吹き出しつづけている。こいつの肩には不思議な装置があって、そこに雷の矢を叩き込めば、神獣は機能を停止する。ところが、ゾーラ族は雷の矢に触れない。一方、ハイリア人は、そんなに長い間泳ぎ続けることはできない。ならどうするか。

 ゾーラ族であるところのシド王子の背に乗って、神獣に近づく。神獣に近づいたら、シド王子が全力でリンクを空に射出する。空にぶっ飛んだリンクは、空中から矢を引き絞って装置に雷の矢を叩き込む。これだ。 

 シド王子がいないと絶対勝てないし、(多くの場合)ここで初めて集中して矢を打つことになると思うが、これがめちゃかっこいい。映画か!? って思う。「シド王子に射出してもらって、電気の矢をぶち当てる」ということ自体がもうめちゃくちゃ最高すぎる体験なのに加えて、ばっちり成功させると、シド王子が叫ぶ。「最高だゾッ!」


 お前もな!!!!


 というわけで、めちゃくちゃここでシド王子が好きになるわけですよ。ところで、この話もうしてたらどうしようと思って過去のエピソード見たら、

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881038781/episodes/1177354054884219105

 力の試練中位ごときで妖精が必要とか言っている。かーわいい。極位はさすがにちょっと、カチカチ料理かHPバフ料理くらい欲しいですけどね。そんなうまいプレイヤーではないので。それにしたって中位で妖精とか(笑)

 過去の自分をディスるのは大概にしておこう。何せこのとき86 kgだからな……。体重でマウント取られたら負けてしまう。



 エニウェイ、シド王子が好きになる。ほんで、ヴァ・ルッタを開放した時のミファーの独白を聞いたら、ミファーーーーー! ともなる。で、旅をしながらずっと考えるわけよね。幼少のころに慕っていた姉を亡くして、世界はぼろぼろになった。このぼろぼろの世界の中で彼は育った。そうは言ってももしかしたら、初めのうちは漠然としたぼろぼろだったのかもしれないが、そのうちヴァ・ルッタが暴走して、雨を降らせ続けてる。これが続いたら明白な滅亡が訪れる。それはわかっていても、どうしようもない。どうやら雷の矢を使えばなんとかなるのかもしれないが、ゾーラ族である自分にそれはできない。ハイリア人ならできるかもしれないが、年寄連中はハイリア人を恨んでいる。っていう状況でだよ。手でグッドサイン作って、「最高だゾッ!」って歯をきらめかせて言えるゾーラに育てるか? こいつすごすぎない? そらシド王子の親衛隊もできますわ。100年前の「ウザい系友達」ポジションにはおそらくリーバルがいるが(これはまたちょっとシドとは違うウザさではある)、現在の親友はお前だよ……。

 ということを100時間くらい考えながらゲームクリアをしているわけです。こっちはね。


 という状態でだ、ダルブル橋で"また"シドに会うわけ。俺の主観としてはね。ところがリンクは何も覚えてないわけよ。もちろんシドも覚えてない。ただ、「強そうなハイリア人だッ! 助けてくれないかッ!」って言って、案内してくれるわけ。俺はもちろん一もにもなく行くよ。またやってやろうぜ! 俺たちのタッグプレイで、ヴァ・ルッタを止めるんだ!! あそこで泣いてるミファーが待ってる!!!! くらいの気持ちだけど、リンクは何にも覚えてねーんだよ。なんで忘れるんだそんな大事なことを!!!!! 

 

 するととたんに客観的視点・物語鑑賞者の視点になって、この気持ちで聞いてるとさあ、シド王子が全然うざくないんですよね。むしろ気が焦る。俺がゾーラ族でないばっかりにこんなに時間をかけてごめんな。しかもなんか突然石碑とか調べに行くの意味わかんないよな。早く里を救いたいよナ。

 つまり、この視点でやるとまた世界がちょっと違って見える。そんなわけでマスターモードはちょっとむずすぎ……という皆さんも、別にノーマルでも2週目普通に面白いので、おススメ。俺は生活リズムを完全に破壊されています。ゲーム禁止条例、めちゃくちゃ批判されているが必要な人もいるよなと思う。今の俺とか。


(※もちろん俺も別に賛成というわけではない、本気で依存症治療とかしたい人に補助を出すとかにすればいいのにと思う)

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