8年ぶりのモテモテクイズ

 「モテモテクイズ」とは何かというと、オリジンはエレ片のコント太郎の1コーナーである。コーナーってか、なんかトゥインクルライブの景品で若手芸人がラジオに出れますよみたいになって出てきた若手芸人が喋ってた、「モテる男は所与のシーンでどう振る舞うか」って話。当時俺が好きだったのでそこらの人間に仕掛けていて大変嫌がられていた。


 実は月曜飲みに誘われてたのだが、「いや、ジムに行くんで」って断ってた。したら昨日、打ち合わせの後で待ち伏せされてて、こら逃げられんなと思って観念して飲みに行った。したらさあ。まさかの恋バナですよ。びっくりしたぜ。


 詳細は当人同士の名誉のために避けるが、エリクソンって正しいなって思った。

 度々話題に出すので重複したら恐縮であるが、エリクソンってのはライフステージとかライフタスクという概念を提唱した人で、まあなんか、人生は色々な課題を乗り越えて進んでいくんだよみたいな。ここで大事なのは、前の段階の課題を乗り越えていかないと次の段階の課題を乗り越えらんなくて、例えば(古い人の言うことなので、多様性についてあんま考慮されていないことは見逃してやってつかあさい)壮年期は「生殖性・世代性と停滞の時期」ということになっていて、ようは次世代を育成する時期であると。そういうことをちゃんとやればイイカンジにヴァイブスアゲアゲになるけど、やらんでいると停滞してしまいまっせとこう来る。で、実はその前の(若い)成人期は「親密性と孤独の時期」ってことになっている。親密な他者との関係性を形成するのが若い成人期の課題であると。そうしないと孤独になりますよと。で、孤独になってたら、当然次世代とか言ってられないわけで、だから若い成人期の課題を乗り越えないとダメですよみたいな。親密性を形成するためには、いわゆるアイデンティティを形成して、かつそのアイデンティティを融和させるみたいなことが必要になるので、その前の青年期ではアイデンティティ確立が課題で……みたいに、誕生時まで延々と遡っていく。

 エリクソンが言っている課題というのが正しいかどうかはともかくとして、しかし、人間は、「過去にやりたかった/やるべきだった/やることに世間的にはなっている」ことってきっちり積み残して生きているんだなあってしみじみ思った。まーいい歳の男が中学生みたいなことを言うんだ。でも、話を聞くとやっぱ中学生とか高校生時文そういう経験を全くせずに来ているということで、あーだから追体験っていうのか、そうやって人生のフラグ回収みたいなことをやることになるんだなあってすごく思ったという話である。まあ普通に聞いてたら地獄の話なんだが、いい歳してその中学生的感性とかみ合う相手に出会えたのは良かったですね。がんばれがんばれ。

 しかし、この男、俺は結構面倒を見てきたと思うんだよ。飯を食わせてやったり、旅行に連れてったりね。でもなんかこう、「嫌・面倒だけど先輩の言うことだし、食費が浮くなど金銭的メリットがあるから着いてきている感」がすごく迸ってたんだけど(じゃあなんで付き合ってるのかというと、ほかの人間は「たとえ金銭的メリットがあったとしてもお前の言うことは聞きとうない」という状態になるからで、それよりはマシだという判断である。エリクソン言うところの孤独と停滞であることだなあ)、一回女に誘われたらもう好きになっちゃうの。すげーなんか、俺の貢献値はなんだったんだみたいな、別に好きになって欲しいとかではないけどよお、好感度はもうちょっと上がってても良くない? なんだろうな……ファイアボール100発当てないと倒せないクッパがスター持ってったら即死みたいなさあ……。まあだから運命ってそういうことなんですかね。

 で、このなんつうか中学生的なアレに俺が回答すると間違った道を示してしまいそうなので、8年とか前にモテモテクイズを良く出してて、『正解』を出すことで有名だった知人(なので、当時はすごく嫌がられていた/冷静に振り返って、8年前にやってたのかこの話ってのが衝撃だった)を呼び出して、モテモテクイズすげー久しぶりだなと思ったという話である。

 そういうわけで下らないカロリーを摂取してしまった。


2019年07月24日 08時33分の測定結果

体重:92.25kg

体脂肪率:28.80%

筋肉量:62.30kg

体内年齢:43歳


 これ朝だからね。夜測ってたらまたとんでもない数値になっていた気がする。油断してはいけない。今日はちょっと夜勤っていうか、夜働くのでジムは行けないのだが、粗食で行こうと思う。そういえばトースター買ったのよ。まあ大した話ではないのでまた明日とか。ではでは。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る