忘年会が止まらない(片桐仁の『デボラ』論はすごい)

 こんにちは。うどんを食いながら失礼します。昨晩行った店、昼もやってて、昼はうどん出してるらしくて、えっじゃあうどん食いてえなって思ったら、原価厨みたいなやつがいて、「うちで食べれば30円だよ」みたいなことを言い出して、ちっがうんだよそういうことじゃあねーんだよバーカって思って、でも結局頼まなかったのでその憂さを晴らしてる次第です。


 いやほんとね。もう生臭すぎて詳細書けないのであるが、まあ栃木からのオファーがありましたと。これが、昔の上司の上司からのオファーなんですな。ほいで、道内から対抗の提案があって、これは現状の上司からの提案です。これは一番状況変わらなくて、今より便利になる。でも来年度のみの暫定措置で、続くかどうかは分からない。ここで悩んでたところに、昔の上司から連絡きて、栃木の話は決まったのかと。いやーあなたに連絡してない理由はあなたに行けと言われたら断れないからですよ、察しろと思いながら、これこれこういう事情で検討してますって言ったら、決まってないのか、そうか良かった、じゃあうちに来るかと。


 選択肢増やすのやめろ。何言ってんだお前。


 いや確かに言いましたよ、もうちょい寂しがっても良いのではないかと。それはさあ、でもその、気持ち、っていうか、心、情。そういう話をしてるんであって、実弾を撃てとは誰も言ってない!!


 でそんなわけで、月曜の忘年会(これは予定通り)のあと、火曜に今の上司と忘年会ってか会食、で昨日は昔の上司と、あともう処理が限界だからついてきてくれって頼んだ後輩ちゃんと会食ですよ。マジでもうダメだよ。キャパオーバーだ、精神も体重もだ。ジムに行かせてくれ。または肉体労働をさせてくれ。今ほど走りたい気持ちになってる日は他にないが、今日は洗剤屋と飯だ!! これは残務処理をおっつけられた感じなので、ややこしいことにはならないと思うが(うちで使ってる洗剤がここと全く無関係なことがバレたらややこしくなるかもしれない)、もういっそここからオファー欲しいですよ、そしたら行くからよ。


 あの、ラーメンズ(エレ片)の片桐仁が言ってて、深く腑に落ちた話があって、ビアンカとフローラ、どっちを決めてもよく考えたら人非人じゃあないですか。


 つまり、ビアンカを選ぶというのは、「天空の盾を選ばない」という話になる。いや天空の盾は貰えるんだけど、そのー、そもそも、俺は修羅の道を選んだ人間じゃあないですか。父を殺され、奴隷に身を窶して、その復讐だけを誓った男なんです。縋るよすべは父が遺した、自分には装備できない剣しかなくて、これを集めて「勇者」とやらに渡すことだけを生きる目的にした、半分壊れた機械みたいな存在になっている。でも、例えば半分壊れた機械だとしても、機械は機械で、その機械は何をプログラムされているかと言うと、「天空の装備を集めること」。それだけ。それだけのためにお前は動け。お前自身の幸せなんて二の次だ。モンスターだって利用しつくせ。目をつぶったらパパスがそうやって地獄の業火に焼かれながら俺を責めてくるわけですよ。そんな俺が、「天空の盾」よりも、自分のかつての思い出、愛、そういうものを選んで良い訳がないし、過去をちゃんと持って、未来もちゃんと持ってる女と添い遂げるなんて、今更出来るかよという話じゃあないですか。

 でも、じゃあってんでフローラを選ぶと、これは確かに合理的だけども、ビアンカを棄てるってことに違う意味が出てしまう。俺はただの壊れた機械で、修羅の道をただ往くだけの存在で、復讐の鬼で、だから愛とかではなくて単に「天空の盾の付属物」としてフローラを選んだのに、何かこう、中途半端にフローラと一緒にいた時間とかがあったものだから、「人間としての比較の結果」みたいな要素が出てきて、それがもしもビアンカを傷つけるとしたならば、俺の中にわずかに残って、俺を確かに支えてる、幼少期の暖かくて輝いてる思い出を作ってくれたあの子を傷つけることになる。今更誰を踏み躙っても心は痛まないけど、ビアンカだけは俺の中の「人間」の部分が、傷つけてはダメだと叫んでる。


 ってところにデボラが出てきてね、これを選んだ場合、周りは、「ああ完全に狂人なんだな」って納得するんじゃあないかと思うのでデボラを選びますって話なんですけど。すげーなんかわかる。ああ洗剤屋に就職したいなあ。完全に現実逃避。


2018年12月13日 10時01分の測定結果

体重:89.85kg

体脂肪率:28.50%

筋肉量:60.90kg

体内年齢:42歳


体重の方はもう「時間の問題」って感じですね。クリスマスイブ終わったら断食します。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る