どうしてもジムに行けない

 こんばんは。スジ肉を煮込んだものの汁をすすりながら失礼します。脂が強く、満足感(よく言えば。フラットに言うと不快感かもしれない。うまくはあるんだけど)が高いのでちょっとで満足できて良い。


 えーと色々なことがあった。


色々なこと1

 とにかく最悪なのが雪が降った。自転車は封印した。何回かあったかくなって溶けたが、うーん夜積もってたらやだなーと思って自転車乗らなかった日は夜も暖かく、あれ、じゃあまだイケるかと思って自転車乗った夜はしんしんと雪が降るみたいなよくあるやつもやって、もう多分完全にこれは四月までダメでしょみたいな感じになっている。

 これが本当に地味に精神を削ってくる。そもそも移動ってつまんないじゃあないですか。移動大好き、超面白いみたいな人っていないでしょ。で、自転車乗れないとそのつまんない移動がより長くなる。しかも、移動中寒いので、ただつまらないだけじゃあなくて辛くもなる。最悪。まじで。車移動は寒くはないが、この道で車運転すんのは本当に怖いので、神経も張るしなるべく乗りたくない。とにかくそんな感じで疲れていく。そりゃたジムに行く気も失せますわ。暗くなるのも早いし。冬季性の鬱ばっかりはこれはもう道民の宿命のようなもんである。


色々なこと2

 年末というのはまあだいたいそういう時期なので、色々消化しないといけないタスク・予算などがあり、それをやってるとなんか夜になってしまう。でまあ、これは時事折々にタスクはあるので、今に始まった話ではないので別にいつもそうっちゃあそうなのだが、今時分はそれに忘年会が入ってくる。で、今年はなんか転機の年なのか知らんが、いろんな人がいろんなところに行ってしまうので、さすがに最後くらいはなーみたいにやってると全然断れないし、土曜に至っては久々に解散後の一人ラーメンをやらかしてしまった。いやなんかさ。タクシー行列ができてるのでウエーって思ったのが結構大きかったんだけど、忘年会というのは、別に楽しくないこともないけど、やっぱちょっと気を使う。孤独のグルメの例のアレで、なんか一人でジーンってなりながら食う飯も大事で、でも最近は夜人と飯を食ってばかりな気がする。

 救われたい。みたいな気持ちで入って、ですごくホッとしたしうまかったんだけど、ただ、年だなと思ったのは、そのあと胃が普通に死にました。重かった。飲んだ後にラーメン食うと重いなーという年齢になってしまった。まだ食えますけどね。ぜんぜん(謎のプライド)。


 色々なこと3

 来年栃木に来たら、定職に就かせてやる上に、課長からはじめさせてやる、みたいなオファーがあった。これなー。餃子は好きなんだけどですよ。


 まず、ここでそれまで働いていた人間とは知己で、というか同い年の元後輩で、だから俺に話が来たわけだが、この人間は去年か一昨年かなんかそのあたりに、心筋梗塞で運ばれてんですよ。ピーポーピーポーですよ。食い物が餃子しかなかったからか、ストレスがあったからかのどっちかではないかという話があって、風評被害になると悪いので速やかに言っておくが餃子に罪はない。となると……みたいな。


 で、名前的には課長だけど給与体系的にはそんな課長クラスの収入はむずいかなみたいな、一旦課長をやったことがあるという経験を積ませてあげようみたいな、お前は何を言っているんだみたいな話で、トータルで言うと、今のバイト生活の7割くらいになんのかなあ給料。まあ別に、そんな金を使うような生活はしてないんで、7割でも困らないっちゃア困らない。でも金が減るのは命が減るのと同じとも言う。悩むとこではある。


 今やってる仕事自体は、まあ急いで探せば引き継ぎ可能でしょう。俺なんて所詮交換可能な歯車である。トナーカートリッジより無能。なんとかなるはなる。ならないものもあるが、もともと俺がいなくてなんとかならない仕事なんて、大した価値のあるものでもなし。別にオッケー。


 で、それなりには考えるわけです。今のぬるま湯ライフみたいなのは嫌いではないというか、それを選んでやってきたのだけど、ぬるま湯ライフはぬるま湯ライフなりに忙しくなってきて、なんかこれバイトにしてる意味あんまなくね? とは思っていた。どうせ忙しいなら社会的信用を得られる職に就いた方が良いのかもしれぬ。札幌なんてそんな愛着はないし、雪は最悪だからそういう意味では向こうのがマシかもしれない。


 で、一応友人といいますかね。それなり仲良くしてる人らとちょっと集まって相談ってか話をしてですよ。誰かが一言でも、「でも雅島さんがいなくなったら寂しいですよ」とかね、言ってくれれば俺だって、雪はやだけど、こっちの生活も気楽だし、友達がいるから、まあ残るかなぁみたいに思うじゃあないですか。


 誰も言わない。誰一人として言わない。

「へーいいじゃん、行けば?」みたいな。「餃子送ってくださいね」みたいな。こりゃもう決定かな。さらば北海道。


 で、この件とジムがなんの関係があるかと言うと、実は最初は俺は無理だからだれか紹介すんねって紹介先を探すのに骨を折っていたのである。それが悉くだめで。選んだ方がヤダって言ったり、先方がダメって言ったり、とにかくそういうのが続いて、でまあそのオファーを伝達するのも、電話一本、LINE一通でひょんってできる話でもないので、アポ取って会って話して先方と仲介してみたいな、そういうことをやっていて、それに時間取られたりまた会って話す時に飯食ったりですよね。人類は飯を食わずにコミュニケートする術をもうちょい発達させておくべきだったと思いますね。それこそそういう話はジムでするみたいな常識を作っといてもらえば、今頃俺は……。


 一応奇跡的に90 kgは切っていて、2018年を80 kg台で終えたいという欲求はあるのだが、残念ながら明日も忘年会である。もう完全に2018年のことは忘れたので、もういいよって感じですけどね。でも月曜済んだら、次は土曜まで夜が空くので(それが普通だよなぁ)、そしたら火曜からはジムに……行……




2018年12月09日 10時02分の測定結果

体重:89.50kg

体脂肪率:28.90%

筋肉量:60.35kg

体内年齢:42歳


 

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