走論:差異と反復
JOYFITに入会した
こんにちは。オクラを食べながら失礼します。
6年前くらいにコナミスポーツクラブに入って、入った直後はわりに良く通って、それなりに体重も落ちたのであるが、一回めんどくさくなると全てがダメになるタイプの人間なので坂を転がり落ちるように通わなくなり、通い放題→月4回→月2回まで回数下げても行かなくなって、そういやみなさんにはご報告してなかったが、確か去年末くらいにはついに退会してしまっていた。
実のところスポーツそのものが嫌いというわけではない。すごい好きでもないし、あと出来るかというと全然出来ないが、じゃあ忌み嫌っているかというとそうではなく、なんか機会があって動くぞ〜ってなると、おっ楽しいじゃんみたいになったりする。だから体を動かすこと自体がダメなのではなくて、体を動かすことによって短期的報酬が得られないこと、短期目標が不明確なこと、このへんがたぶん億劫になる原因なんだろうなと思っている。
だもんで、例えば日雇いの肉体労働なんかは、そりゃあしんどいが、まず目的が明確で、無駄な動きというのは基本的にないので、ぜんぜん出来る。しかも終われば報酬が貰える。ほんといい仕事だよ。やった成果が明確だし。時給があと1000円高かったらこっちに転職したいまである。
効率の良い動きができる優れた働き手であるかは別の話として、たまに呼ばれてもうかれこれ2年は続いているので、ぜんぜん動かないクズとは認識されていないのだろうと思う。
あと、自転車、あるいは徒歩での長距離移動もわりと出来て、これも風景が変わるし、到達地点がハッキリしてるので、まあまあ楽しい。
ところがジムでランニングマシンなりエアバイクなりで漕ぐというのは、その日その場での目標・報酬はない。走った距離とかの数字は出るが、数に興奮する性癖はないし、結構頑張って「どら焼き一つ分カロリー消費!!!!」とか出てきても、じゃあ食わねえよどら焼きって思うだけで、嬉しみがない。今思ったんだけど、カロリーとかではない独自の指数的増大する数値を導入して、ジムでしかできないスマホゲーの経験点に加算できたらすごい通うし、上限まで長時間走ったりする気がする。
まああとやっぱVRだよね。脱出病棟Ωみたいな、あるいはミッション・インポッシブル(トムクルーズ、いくつになったか知らないが、まだインポッシブルやっててスゴイナァと思った)みたいな、ヤベー奴らから逃げるみたいなの。つうかまあ、それがレディ・プレイヤー1か。
とにかくそういうのがあって、スコアの記録なんかできようもんなら勇んで俺は行くと思うが、そうではないので飽きる。ギリ音楽を聞いたり、テレビを見ながらやるが、それもねえ。
筋トレは短時間なんでやるけど、これもさして面白いとは思ってない。で別に楽しみではないから行かなくなる。無駄である。
思うに、ジムというのは黙々と体を動かすこと自体が楽しい人とか、あるいは筋肉が出来上がること自体を明確にイメージでき、それを目的と出来る人には向いているのだろう。
じゃあそこまで分かってて、なんで改めてジム入ったんだよってことだが、俺だってそんな強烈に入りたいわけではなかった。ただJOYFITの新しい店が出来て、これが青JOY。青JOYというのは何かというと、24時間営業でこそないが、深夜までやってて、風呂とサウナがつくのである。これまで平岡とか手稲とか、果ての方にしかなかったのが、それなりに近いところに出来たのである。
とはいえ徒歩では通いにくい。だからまあ、出来るなあくらいに思っていたのだが、先日自転車を購入した。購入したというか、買わされたというか。だから少なくとも雪が降るまではかなり通いやすい。しかも、二人以上で同時に申し込むと、安く通える期間が長くなる(6ヶ月の継続が必要で、6ヶ月後は真冬なので通わなくなりそうで、結果として得なのかは疑問がある)。
ここに目をつけた人間がいて、勧誘を受けた。そういうことである。ちなみにこの人間は先日ルピシアのイベントの参加券をちらつかせ、自転車を買わせた張本人でもあり、こいつの家からはJOYFIT、激近なのである。それこそ歩いてぜんぜんいける。
「利用されている」という文字がチラつくが、まあ人間なんて所詮そんなもの、互いに互いを食い物にしてやっていくのが当たり前なので、別に怒るつもりもない。ないけど賢いやつだなとは思った。
そんで入会キャンペーンの一環で水素水飲み放題ボトルをもらい、さっそく飲んできた。
2018年06月21日 09時19分の測定結果
体重:86.60kg
体脂肪率:27.30%
筋肉量:59.70kg
体内年齢:41歳
す、水素水パワー!!
明日から出張なんで、合法的三日坊主にはなるが、利用されっぱなしも癪なので、その後はこちらもご利用して行きたい所存である。頑張るぞっ!
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