僕は痩せたいと思った

 おはようございます。クッキーを食いながら失礼します。


 昨日ルピシアのなんか販促イベみたいなのがあって、起きたら行こうかみたいな話していて、で起きたので行った。のは良いが、そのルピシアの会員権を持っている人間がこう言う。

「今日天気いいから自転車で行こう」

「自転車持ってないんだけど」

「買えばいいじゃん」


 簡単に言うなぁ。

 とは思ったんだけど、自転車で行くの自体は悪くない。仕方ねーなと思って安いママチャリを買って、サイクリングをした。痩せ不可避だなぁとか思って、ルピシアイベこなしたあと、コメダ珈琲行って(何が痩せ不可避だ)、近くのショッピングモール寄ったらボルダリングがあって。ほぉ、って思って入ってみる。


 これがさぁ。マジでさぁ。激烈にムズイ。

 

 もともと運動神経が良かないのはあるが、それに輪をかけて問題なのが体が重いこと。物理的に。ボルダリングってコースが決まってて、最初はこの石を掴んで、で特定の石を掴んだゴールを目指すみたいな形になっているのだが、もう正直「最初の石」を掴んだ状態でしんどい。で片手を「次の石」に伸ばした段階で落ちる。ク……クソゲ……って思いかけたんだけど、同行者は8-9級はスイスイって登ってく。マジ?


 で、本当はルール違反なんだけど、とにかく掴みやすいところを掴んでヤラセの写真を撮ろうよって話になって、なんとか掴んではみるもののホント一瞬でプルプルになって落ちる。

 地球はデブのことが大好き。離さないよ君のことみたいになって、すぐ呼び戻されてしまうのである。


 これはさぁ、情けないね。情けないってか寂しい。せっかくカネ払ってんのに何もできん。


 それで悔しくなって、追加料金を払ってクライミングもやってみる。ロープで体繋いでやるやつ。これは下で支えられてるので、実は両手両足離しても空中に留まることができる。だから理性が感情を超越しさえすれば、実は体勢を整えることができる(でもめっちゃ怖い)。


 なので、まあ多少、2メートルくらいは登れるんだけど、これも手が滑るわ、足攣るわ、メガネ落としかけるわでトップには到達しない。


 しみじみ思った。痩せたい。身軽になってスイスイ遊びたい。前も思ったんだよな。湖の上をボールに入って遊ぶみたいなやつ、体重制限があって俺だけ指を咥えてみてなきゃあいけなかった。なんかして遊ぼ、って思った時に、この脂肪が足を引っ張ることがある。地球に愛されすぎている。


 そういうわけで、痩せに対するモチベはアップした。やるぞと思った。ただ、前々から飲みの予定があって、まあそれは行くかと思って行って、ハイボール(糖質が少ないらしい)ばっか飲んだりしてたが、興が乗ってしまい、そのあと「はちきょう」でイクラを食い、最終的には札幌の今のトレンドは札幌シメパフェだッ! となってしまって、僕は終わりだと思いました。


 でも本当に痩せようと思ったんだ。その瞬間は本当に。俺はボルダリングを楽しみたい。そのために頑張る。そういう気持ちになった。それを思い出そうと思った。やるぞ。やるぞっやるぞっ


 なお、ここに体重を書くべきだとは思うのだが、今朝遅刻しかけて急いで家を出たので測ってない。でも最初に会う予定だった人が遅刻するっていうので時間が空いてしまって、これを更新することになったとそういう次第である。ちゃんとやる。やるぞ。やるんだ……俺はやる……やるぞっ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る