第69話 こんな怪我して、心配させた罰なんだぞ。

「ど、どどどどうしたんだ!!??涼羽!!??その顔は!!??」


それが、一日の労働を終え、自身が最も幸福感を感じることのできる我が家へ帰宅した…

目に入れても痛くないと豪語できるほどに子供大好きなお父さんである、翔羽の第一声であった。


最愛の息子である涼羽の、冷湿布が貼られ、少し形の変わった左頬を見た時の。

ちなみに、この日は月締めの処理があったこともあり、時刻はすでに夜中の九時をまわっている。

それゆえに、涼羽も羽月も食事を終え…

先に涼羽が風呂に入った後に、今羽月が風呂に入ったところであり…

そして、今まさに、涼羽がリビングの片付け、掃除をしているところに帰ってきたのだ。


「あ、お帰りなさい。お父さん」


しかも、そんな顔で全く普段通りの柔らかな笑顔で応えてくれる息子の姿がより痛々しく見えたのか…

まるで、陸上競技の短距離ランナーも驚くほどの瞬発力で、瞬く間にその距離を詰めると…


「ああ~…涼羽…痛かったろう~?」


自身の恵まれた長身と体格で、すっぽりと覆い隠すように涼羽を自分の胸に抱きしめる翔羽。


「わぷっ…お、お父さん…いきなりどうしたの?」

「おお~よしよし。せっかくの可愛い顔にこんなにひどい怪我なんてして…かわいそうに」

「だ、大丈夫だよ。お父さん」


まるで可愛い盛りの幼子をあやすかのように息子、涼羽を抱きしめ…

その愛情を注ぎたくて、目いっぱいその頭を撫で始める父、翔羽。


もうすぐ大人の仲間入りを果たす年頃の息子にするようなことではないのだが…

翔羽の中では、涼羽は本当に可愛い盛りの子供なのだろう。


まして、どう見ても清楚で可愛らしい、とびっきりの美少女にしか見えないのだ。

それも、父である翔羽が愛してやまない、今は亡き母の容姿をそっくりそのまま、と言っていいほどに受け継いでいることもあって…

その愛情は、天井知らずに膨れ上がっていく一方なのだ。


そんな父のまっすぐで、海よりも深い愛情が、痛いほどに伝わってくるからこそ…

涼羽の方も言葉では可愛らしい抵抗を見せはするものの…

決して、邪険に扱うような真似をすることなど、なかった。


「お前のせっかくの可愛らしい顔にそんな怪我を負っているのを見て、大丈夫だなんて思うわけないだろ!」

「お、大げさだよ。お父さん。本当に大丈夫だから…」

「いーや!俺の可愛い可愛い息子のお前がこんな怪我してるなんて…父さん心臓が止まりそうになったんだぞ!!」

「だから、大げさだってば…お父さん…」


父、翔羽にとっては天使のように愛らしく、それでいて健気でお淑やかな息子である涼羽。

その涼羽を…

外敵から狙われる姫を護る騎士のように、その身を以て護ろうとする翔羽。

父のスマートでありながら、しっかりと筋肉のついたたくましい胸にぎゅうっと抱きしめられ…

心配をかけているという引け目から、ただただ父の思うがままにさせている息子、涼羽の姿。


お互いの容姿もあり、少し歳の離れた男女が、身を寄せ合う、といった絵面になってしまっている。


「で、涼羽?」

「?なあに?お父さん?」

「一体、どうしてこんな怪我をしたんだ?」

「!そ、それは…」


その質問は、まさに当然といった感じで涼羽にぶつけられることとなってしまう。

口調自体は優しげなものなのだが…

その中には、決してごまかすことを許さない…

そんな、得体の知れない重圧(プレッシャー)を感じさせるものとなっている。


「父さん、お前のそんな顔を見て、すごく心配したんだ」

「!う、うん…」

「まるで、お前が誰かにいじめられているんじゃないか…」

「!そ、そんなこと…」

「もしくは、何か危険なことに巻き込まれているんじゃないかって思ってな」

「!だ、大丈夫だから…」

「だから、父さんに話して欲しいんだけどな~」

「!あ、あう…」

「父さん、こ~んなにお前のこと心配してるのに、話してくれないのかな~」

「!うう…」


あまりにも露骨な、父、翔羽の言い回し。

しかし、そんな意地悪とも言えるような父の言い回しも、素直に受け止めてしまう涼羽。


実際、この怪我のことで自分を痛いくらいに抱きしめてくる父を心配させてしまっている、という負い目が…

涼羽に下手にごまかすことをさせてくれない状況となってしまっている。


父である自分の言い回しひとつひとつに、分かりやすいほどにおたおたとしてしまう息子のあまりにも可愛らしい姿を堪能しながらも…

涼羽から、そのことをしっかりと聞き出そうと待つ翔羽。


「さ?まさかこ~んなに心配してる父さんに、嘘をついてごまかす、なんてこと…俺の可愛い息子がするはずないもんな」

「!うう~…」


まさに、とどめとも言える言い回し。

おろおろと戸惑い続ける涼羽の姿があまりにも可愛すぎて、もうその端正な顔が台無しと言えるほどにデレデレとだらしなくなってしまっている翔羽。

しかし、それでいて決して涼羽にごまかしを許さない、と逃げ道を塞いでいく。


結局、妹、羽月には最終的には泣き落としで…

父、翔羽には逃げることを許さないと言わんばかりの搦め手で…


どうしようもなくなって観念した涼羽の口から、この日あった、この怪我に関する出来事を洗いざらい白状させられることとなってしまうのであった。


妹の羽月の時と同様、当事者である愛理や志郎のことを決して悪く思われないように、と。

しっかりとかばいながら話をすることとなった。


そんな、涼羽の話をただ黙って聞いていた父、翔羽。

そして、全てを聞き終え、最初に彼が行なったことは…


「…涼羽」


少し無骨な感じのするその大きな手で、涼羽の頭を優しく撫でることだった。


「?お父さん?」


いきなり頭を撫でられて、そのくすぐったさにびくりとしながらも…

真っ直ぐに父、翔羽の方を見つめる涼羽。


父、翔羽の顔は、おおらかで優しげな微笑が浮かんでいる。


「お前は、本当にいい子だな…」

「え?」

「お前みたいないい子が俺の息子だなんて…本当に俺は幸せ者だよ」

「そ、そんな…」


いきなりべた褒めしてくる父の言葉に、思わず顔を赤らめてしまう涼羽。

そして、思わずその可愛らしい顔を伏せてしまう。


「お前は、その風紀委員の子が理不尽な暴力に襲われそうになるのを、その身を以てかばった」

「……」

「そして、それを仕掛けてきた子を、文字通り身体を張って止めたんだ」

「…う、うん…」

「しかも、それぞれがお互いに和解できるようにした」

「…そ、そうかな…」

「全く…こんなに可愛らしくても、ちゃんと男の子だったんだな、涼羽」

「!お父さん…」


ちゃんと、男の子だったんだな。


そんな父の言葉が、じんわりと心に染み渡る涼羽。

男として、他でもない父、翔羽に褒められたこと…

それが、自分で思っている以上に嬉しくて…

思わず、その顔から、華が咲き開かんかのような笑顔が綻ぶ。


父、翔羽も息子の涼羽がこんなにも男らしく目の前の暴力に立ち向かい…

護るべき人間を護り抜き…

さらには、その理不尽な暴力を振るってきた相手の目を覚まさせることまでしてきた…


そんな息子が、自分の息子で本当によかった。

そんな息子がいて、自分は本当に誇らしい。


最愛の妻、水月の忘れ形見である、自分の命よりも大切な存在のひとつである涼羽。

天国にいるであろう妻には、いくらでも報告したくなる。




――――俺達の息子は、本当に本当にいい子に育っている――――




長い転勤生活を終え、最愛の息子と娘がいるこの我が家へと戻ってきてから…

自分の子供達がどれほどに可愛らしく、愛おしく…

そして、どれほどに誇らしい存在か…


一日一日ごとに、それを感じさせてくる我が子達。


その母親が乗り移っているかのような…

誰をも優しく、温かく包み込んでくれるその母性と慈愛…

それが、いろいろな人にいい影響を与え…

それが、周囲の人々に大いに好かれることとなっており…

そして、今となっては周囲がこぞって涼羽を愛するようになってきている。


今話に聞いた、愛理と志郎の二人も、間違いなく涼羽のことを好きになっている。

二人共、最終的には涼羽のために懸命に動いてくれた、と聞いた。


それが、嬉しくてたまらない。


人との関わりが極めて希薄だった息子が、こんなにも周囲に愛される存在になってくれていっている。

こんな嬉しいことなど、他にあるだろうか。


「…えへへ…」


その最愛の息子の、愛らしい笑顔。

そんな笑顔を見せられて、父、翔羽の愛情が勢いをまして膨れ上がっていく。


そんな父の愛情が、息子の小柄で華奢な身体をぎゅうっと抱きしめさせる。


「お父さん…」

「涼羽…お前は本当に可愛いな~」


こんなにも可愛い息子なのだ。

誰が見たって、こんな風にしたくなってしまう。

誰が見たって、もうめちゃくちゃに愛してあげたくなってしまう。


父の胸に顔を埋める形になっている今の涼羽。

そんな風に抱きしめられることが、恥ずかしくも…

今は、なぜか嬉しくて…


涼羽のその細い両腕が、無意識に父、翔羽の身体に巻きつき…

ぎゅっと、父の身体にべったりと抱きついてしまう。


なぜ、そんなことをしてるのか、自分でも分からない。

こんなことしてる自分が、とても恥ずかしい。


現に、その恥ずかしさで真っ赤になっている顔を見られたくなくて、父の胸に顔を埋めて見られないようにしてしまっている。


でも、この状態がものすごく嬉しくなってしまう自分もいる。

だから、顔を真っ赤にするほどに恥ずかしがりながらも、決して父から離れてしまうことをしない。


いつもは、涼羽がこんなにもべったりと抱きついてくるなんてことがないだけに…

父、翔羽も驚きの表情を隠せない。


だが、耳まで真っ赤にしてしまうほど恥ずかしがりながらも…

それでも、自分にべったりと抱きついてくる息子があまりにも可愛すぎて…

より、その息子である涼羽の身体をぎゅうっと抱きしめてしまう。


「…なあ、涼羽」

「?なあに?」

「確かに、お前のしたことはいいことだ」

「?うん…」

「でも…それでも…こんな風にお前が怪我とかしたりするのが、父さんはたまらないんだよ」

「!……」

「正直、お前のその顔を見た瞬間、気が気でなかったよ」

「………」

「俺の宝物に、傷がついてしまったって思った」

「………」

「正直、お前を傷つけたっていうその男子…その子に、ものすごく怒りを覚えてしまった」

「!………」

「でも、最終的には、お前がそうして和解して、友達にまでなったんなら、それはそれでよかった」

「…お父さん…」

「でもな、それとは別に…やっぱりお前にはこんな怪我とかしてほしくないんだ」

「…ごめんなさい、お父さん」


自分を抱きしめる父の腕が、話をしている最中にわずかではあるが震えていることに気がついた涼羽。

こんなにも、こんなにも自分のことを心配してくれたんだ。

こんなにも、こんなにも自分のことで心配かけちゃったんだ。


当事者でありながらも、最終的には本当に心配してくれた愛理と志郎…

美鈴や、クラスメイトの女子達…

そして、妹の羽月…


他の人たちにも、今、自分の父が感じているような思いをさせてしまった。

こんな心配をかけてしまった。


今回のことで、どれほど多くの人に心配をかけてしまったのだろう。

それが、たまらなく申し訳なくなってしまう涼羽。


思わず、父の身体を抱きしめる腕の力も、強くなってしまう。


「お父さん、本当にごめんなさい」

「涼羽…」

「それから、本当にありがとう。こんなにも心配してくれて」

「!あ、当たり前じゃないか!お前は、俺の命よりも大事な息子なんだから!」

「…嬉しい、ありがとう。お父さん」


本当に痛いくらいに…

しかし、それでいてまるで壊れやすい宝物に触れるかのような優しさを感じさせる抱きしめ。


それだけでも、どれほどに父が息子である自分を想ってくれているのか…

どれほどに息子である自分を愛してくれているのか…

痛いほどに、伝わってくる。


「あ~!!ずる~い!」


翔羽と涼羽がそんな愛情に満ちたやりとりをしている中…

しっかりと風呂に入って、この日の疲れを癒し…

この日の汚れを落とし、風呂から上がってきた羽月が、リビングに姿を現したのだ。


そして、こんな風にべったりと父と息子で抱き合っているところを見て…

本当に羨ましそうな顔で、羨ましそうな声を上げてしまう。


「おお、羽月」

「お父さん!お父さんばっかりお兄ちゃんにべったりするなんて、ずる~い!」

「ハハハ、羽月は日頃からこれでもかと言うくらいに涼羽にべったりしてるじゃないか」

「や!お兄ちゃんはわたしだけのお兄ちゃんだもん!」

「ハハハ、本当に羽月はお兄ちゃんが大好きなんだな」


幼子のような独占欲を丸出しにして兄への愛情をアピールする羽月。

そんな娘、羽月が微笑ましくて、優しげな微笑が浮かんでくる翔羽。


「お兄ちゃんのことは、わたしが一番愛してるの!」

「おお?俺だって、涼羽のこと一番愛してるんだぞ?」


羽月の方はムキになって…

翔羽の方はそんな羽月が可愛くて、ついついからかうような口調になって…


お互いに、お互いがどれほどに涼羽を愛しているのかをアピールしている。


「…ふ、二人共…恥ずかしいから、やめて…」


当然、そういうことに免疫のない涼羽が、いくら家族であっても…

こんな風にド直球で愛情をぶつけられるようなことに平気でいられるわけもなく…

その可愛らしい顔をまた羞恥で染めてしまうこととなる。


「もう!お兄ちゃんほんとに可愛すぎ!」

「ほんとほんと!涼羽は可愛すぎて困るよな!」

「だよね!お父さん!」

「だから、こんなにも可愛い涼羽は、俺達に目いっぱい愛されないといけないな!」

「!うん!そうだよね!」

「!ちょ、ちょっと二人共!いきない何を…」

「さあ、涼羽!お父さんが、い~っぱいお前のこと愛してあげるからな!」

「さあ、お兄ちゃん!わたしが、い~っぱいお兄ちゃんのこと愛してあげるからね!」


そうして、妹である羽月が、兄である涼羽の身体にべったりと抱きついてくる。

そして、その兄の抱き心地、そしてその芳しい匂いを堪能すると同時に…

兄のその唇を自らの唇で塞ぎ、目いっぱいの愛情を注がんとするように、その口内まで味わいにかかる。


「!おいおい、羽月は本当にお兄ちゃんのことが好きで好きでたまらないんだな」


もはや兄妹としてはどうかと思ってしまう羽月の行為だったが…

そんな羽月の行為も、兄妹が非常に仲良しで嬉しいのか…

いきなりキスされて、思わずのけぞるように身を引いてしまう息子、涼羽と…

そんな涼羽を逃がさないとせんがごとくに抱き寄せてめちゃくちゃにその唇を貪る娘、羽月の姿を…

本当に嬉しそうな表情で見守る父、翔羽。


「(お兄ちゃん!愛してる!この世で一番愛してる!)」


どんなに兄、涼羽のことを愛しても愛しても、その愛情を尽きるどころか…

逆に、ますます膨れ上がってしまう羽月。


そんな兄への愛情を抑えることなどするはずもなく…

惜しげもなく、その小さな身体から溢れんばかりの愛情を兄へとぶつけ続ける妹、羽月。


「(は、羽月…恥ずかしいよ…)」


そんなストレートすぎる妹の愛情が、あまりにもくすぐったくて…

あまりにも恥ずかしすぎて…

もうどうすることもできないでいる兄、涼羽。


そんな二人があまりにも可愛すぎて…

そんな風に仲睦まじく愛情に満ちたやりとりを繰り広げている息子と娘を共に抱きしめ…

二人の頬に交互に頬ずりまでしてしまう親バカな父、翔羽。


「ああ~…お前達のような子供がいて、俺は本当に幸せ者だ~」


もう、その幸福感で頬がだらしなく緩んでしまっている翔羽。

こんなにも可愛すぎる子供達のやりとりを見せられて、何も思わないでいられるか?

否!

こんなにも可愛すぎる子供達のやりとりを見せられて、何もしないでいられるか?

否!


その両腕で二人もろとも抱きしめ…

その手で二人の頭を優しく撫で続け…

もう、ひたすらに二人の子供を愛すべく…

もう、絶対に離さないというくらいの勢いで…

ひたすらに、子供達に天元突破している愛情を注ぎ続ける父、翔羽。


「涼羽はこんな怪我して、俺達を心配させたんだから、罰として、俺達の愛情を目いっぱい受けてもらわないと、な」

「ん!ん!(そうだよ!お兄ちゃん!そんな怪我して、こんなにも心配させたんだから、お兄ちゃんはわたし達の愛情をい~っぱい受けてくれないと、だめ!)」


もう、自分達の気の済むまで絶対に離すつもりなどない。

まさに、そんなつもりの二人。


「(や、やっ…恥ずかしいから、やめて…)」


そんな二人の愛情が、こそばゆくて恥ずかしい涼羽は、どうしてもこの状態から逃れたくて…

いやいやをするようにその身を捩ってはいるものの…


「だめだぞ、涼羽。そんな風にいやいやしても、むしろ可愛すぎてもっとしたくなるだけだぞ?」

「(そうだよ!そんなお兄ちゃんが可愛すぎるから、もっともっと愛してあげたくなっちゃうんだもん!)」


当然のことながら、この二人が離してくれるはずもなく…

むしろ、そんな涼羽が可愛すぎて、もっともっと愛してあげたくなるという…


またしても、涼羽にとっては悪循環な…

羽月、翔羽にとっては良循環な…


家族水入らずの、ひたすらな愛情たっぷりのやりとりが続けられることとなった。


そして、その行為は、涼羽が恥ずかしすぎて涙目になっても終わることはなく…

むしろ、よりいっそう可愛がられ、愛されてしまうこととなり…


さらには、そんなやりとりにまいってしまい、力尽きて眠ってしまった涼羽を羽月と翔羽の二人で涼羽の部屋まで運び…

さらには、親子三人水入らずで同じ布団で幸せそうに眠るという光景が展開されることとなるのであった。

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