(仮)

薫ノ

第1話

 乾いた音がした。空白。生レバーの匂いで目覚める。ベットの上ではないが、フローリングの上で寝てたようだ。肋骨に軽い痛みを感じる。


ブラウン管はカーレースの中継で渋いカーブの音が蝉の季節を思わせるようにジンジン・ブーブー鳴いてる。

シャワーを浴びた、薄まった赤い水の滴りが昨日の記憶を回想させる。。。


食事をとって、依頼者に仕事の報告を済まさねば。。。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

(仮) 薫ノ @zazaxxx

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る