月光

 全ての雑音を消して純粋な夜を楽しもう

 静かな月の光に飲み込まれていくよ


 耳の奥に残る波の音に心揺られながら

 時折吹く少し冷たい風に肌震わせながら


 夜の世界は別世界

 月の支配する静寂の世界


 月光と話をする蛍達

 不思議の森で遊んでる


 フクロウが目を光らせるこの森は

 何百年前と同じまま

 変わらない時間を刻んでいるよ

 

 海に光る飛魚の群れ

 光に濡れて南を目指す

 新天地を求めただひたすらに


 夜空で見守る丸い月

 優しく優しく世界を包む

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る