第19話 お金の入り方
株を持つことでお金が入ってくる方法は2つある。
① 値段があがったときに売る差額。
② 会社からもらえる配当金。
①の値段があがったときに売る差額とは、10万円で買った株が12万円になったので、売却してみて2万円儲かったというもので分かりやすい。
②の配当金とは会社がお金をくれるというものである。
1株当たり20円とかもらえたりする。100株持っていれば2千円となる。
ここで世の中でよく聞かれる質問を紹介したい。
それは「会社は誰のものか?」というものだ。
答えは「会社は株主のもの」である。
だから社長や社員は株主に雇われて仕事を任せられているということになるのだろう。
ということは会社があげた利益は会社所有者の株主に支払われるのが当然となる。それが配当金にあたると思っている。
そのために社長は株主に利益をもたらすよう売上をアップしなければならない。私のような少額保有者は恐縮してしまうが、それだけ株主は凄い存在なのだ。
配当金は年に1回か2回、だいたい株価の1~4%くらいの金額が支払われる場合が多い。
これを配当利回りといい、これが1%なのか、4%なのかも株を購入する条件として役立つ。
経営が危ないところは配当利回りが0%となっているので、会社の状態を見る指標にもなる。
具体的に200万円分の株を購入していたとすると、配当利回りはだいたい2%が多いので、『200万円×2%=4万円』となり、1年間で4万円もらえるということになる。
ということで、もし2億円があったなら、それだけで年収400万円と働かなくても生活ができると考えられる。
憧れの生活である。
実際2億円を持っている人は少ないだろうけど、500万円くらいであれば現実的ではないだろうか。
それだけで何も苦労せずに年収が10万円もアップすることになる。年収10万円アップなんて、平凡な会社員だったらどれだけすごいことだかお分かり頂けると思う。
あとお金とは違うが優待券やクオカード、商品なども株主優待として貰える。
これも200万円分の株を保有していたときの私の経験では2万円分くらいになった。
まとめると経済や国際情勢がまったく詳しくなく、株の売買をしなくとも、ただ最初に200万円分買っておくだけで6万円がもらえる事になる。
銀行に200万円預けたときの利子なんて数百円にしかならないのに。
投資とかよく分からないと思っている人は、とりあえず大企業の株を数社買っておいてそのまま放置しておくだけでもいいのかもしれない。
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