第11話 口座の種類を決める

パソコンからSBI証券のホームページに行き『口座開設』と書かれた所をクリックしてみた。

名前や住所などを記入していくのは問題ないのだが、また悩みポイントが訪れる。

それは口座には3種類あってどれを選べばいいのか分からないことだ。



① 【一般口座】

株の取引をする度に書類が届き、一年間の損益を自分で計算しなくてはいけない。

「面倒なのでこれは除外としよう」


② 【源泉徴収ありの特定口座】

売却する度に証券会社が税金を払ってくれるもので、確定申告の必要がなくて簡単というものだ。

ただ年間の儲けが20万円以下だった場合は税金を払う必要がなかったので損をしてしまう。


③ 【源泉徴収なしの特定口座】

売却時に税金を払うことはないが、年間20万円以上儲かった場合は確定申告をしなくてはいけない。



つまり年間の利益が20万円以下になりそうだったら『源泉徴収なし』を選ぶ。

20万円以上になりそうだったら『源泉徴収あり』を選べばいいということになる。


私は株主優待を貰うことをメインに株の購入を決めたので、20万円も儲かるとは思えなかった。

ということで『源泉徴収なしの特定口座』を選んでみた。これはいつでも変更できるので、最初から真剣に悩まなくてもいい事柄である。


余談であるが、ここで源泉徴収なしを選んでしまったばっかりに、2年後の私は年間20万円以上儲かり、税務署内のすごく混雑している会場で確定申告をすることになってしまった。

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