第17話 目が怖いの

 猫の目で見えているのは、ほぼ全てが人間でいういわゆる黒目にあたる部分だ。

 なので横から覗き込んだりすると、ちょっとだけ端の方に白目の部分がが見えたりする。

 丸くなったり窄まったりする部分が黒目だと勘違いしやすいが、あれは瞳孔で、簡単に言うと黒目の一部分だ。


 さて、これまでにも何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も――しつこい?――繰り返して言っているように、ミィは瞳孔が広がったつぶらな真ん丸お目々の時はとっても可愛い。

 反対に、瞳孔が窄まったときはちょっと怖い。


 どうしてそう感じるのだろうか?と、ずっと不思議に思っていたのだけど、先日ついにその理由が分かった――ような気がする――のだ!


 その理由とは!?なんて、ここでCMに入ったり、次回へと引っ張ったりすることはないので安心してもらいたい。え?小ネタはいいから早く理由を話せって!?


 いけないなあ。そんな余裕や遊びがない生活だと、いつか事故にあいかねないぜ、ブラザー。

 そんなあなたにはこれ!某呟き板にミィの写真や動画をアップしているので、見て和んでくれたまえ(宣伝!)!


 おっと、お遊びはこのくらいにしておこうか。あまりやると石を投げられたり、岩をぶつけられたり、エアーズロックに押し潰されたりしてしまいそうだから。


 ミィのいわゆる黒目部分は黄色というか黄土色というか、そういう色合いだ。そこに、縦長に窄まった瞳孔が入るとどうなるか?


 あれ?爬虫類の目っぽくない?


 そう、蛇さんやトカゲさんを連想してしまいそうな雰囲気の目だったのだ。


 あー、だから怖いと感じていたのね。


 そういえば、爬虫類のイラストでも塗りつぶして真ん丸お目々にしてあると、怖いよりも可愛いという印象を受けやすいように思える。

 これは、あれかな?円らな瞳だと人間の黒目を連想するから怖くない、ということなのかもしれない。反対に窄まった瞳孔は自分たちとは大きくかけ離れているので、怖いと思うのかもしれないな。


 ただし、これはあくまでも個人的な見解であり、あの瞳孔が窄まった鋭い感じが凛々しくて好き、という人もいるだろう。

 なので、ちゃんとした理由が知りたい人は各自調べてみてもらいたい。


 ちょうど夏休み――え?終わっている?それは失礼!――だし、自由研究のテーマにいかが?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る