世界終了通告
@Right_jp
第0章 過去≒現在
0話 世界再開宣言
「ん...」
俺はゆっくりと体を起こしながら当たりを見回した。
「ここは...?」
一面に青々とした巨木が立ちそびえ、
俺はふかふかした、太陽の光を反射する
温かい芝生の上にいた。
(そっか、成功したんだ。。。)
俺は、この世界の住民ではない。(成功していればだが。)
異常な技術の発展により、人間を上回る
人工知能により生み出されたロボットが支配する世界、
そんな世界で俺は死にたくても死ねない体へと改造され、
自分たち人間の生み出したモノの下でひたすら作業をしていた。
「。。。!?」
(傷が無い...)
食料を不要とし、電力だけで動ける体を与えられていた俺達。
体内に埋め込まれた永久機関により睡眠などの欲求を一切不要としていた。
あの傷は、そのためのシステムを埋め込まれた時についた傷だ。
(じゃあ、やっぱり成功したんだ。)
俺は、そんな世界から人類を救うため、逃げてきた。
「正確には”戻ってきた”、かな...」
- ここは、ロボットが異常な人工知能を持つ直前の世界、20世紀。 -
世界終了通告 @Right_jp
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