モラドン(過去編、ファンタジー、特撮)


怪獣保護団体…

 元人間で軍に使われる怪獣を引き取り

   怪獣による社会貢献を図ろうとする団体。

 怪獣のふれあい動物園のような大規模な展示会を年に一回行う。

 5歳から13歳くらいまでの子供を特別に怪獣と触れ合わせ

   恐ろしいイメージを払拭する。

 LHK942を軍から買い取る。

 名称を公募しモラドンと名付ける。

 命令でしか動かずおとなしく見えた為その年の展示会に出すことを決定。

 触れ合う子供の選定時に大企業から横槍が入り15歳の少年を加える。


怪獣製造軍部隊…

 白人国家寄り多民族国家の軍の部隊。

 本国が黒人の多い発展途上国での原住民からの石油掘削権奪取を計画。

 様々な部隊を支援名目で出動させ政府の主導権を握る。

 原住民たち反対するも聞き入れられずゲリラ化。

 大人の男たちは石油掘削に徴収される為女性や子供が大半を占める。

 女子供をおびき寄せ一気に殺せる怪獣を考案。

 制御や学習が容易な人間を改造して作る怪獣を提案。

 改造元の責任者に原住民の娯楽思考に詳しい

   反政府の活動家のピエロを選定。

 記憶を必要部以外ゴミデータで上書きし改造。

 怪獣をリトルヒューマンキラー982と名付ける。

 ゲリラを大量殺戮。

 兵士でない人間を殺していることが兵士から国民にリークされる。

 元人間である怪獣の権利を守る団体などが署名を集め反対。

 石油権の掌握と原住民の追い出しが終わる。

 怪獣LHK942を国民の希望で民間企業に高く売り下ろす。


ピータ…

 名前も顔も平凡な白人の少年、展示会当時14歳。

 軍事産業にかかわる企業の社長の息子として自己中に育つ。

 遊び呆けるといけないとのことで車の免許は持たず。

 資産による命の価値に歪みを感じつつ育つ。

 名前を呼んでもひねて返事をしない為「ピーター」と

   呼ばれることが多い。

 白人で成長が早い事と反抗期で

   髭を剃らず伸ばしている為年齢は上に見える。

 父親が将来の見栄の為平和祭典に参加を強制し参加。

 展示会に参加。

 反抗して父親の軍服と髭面のまま参加。

 子供たちとともに怪獣モラドンの前へ出る。

 怪獣おどけたしぐさをとりだす。

 ピータ以外の子供思わず怪獣に近づく。

 怪獣暴れ出す。

 ピータ以外の子供死滅。

 怪獣更に暴れる。

 軍服の人間以外と軍服でも怪獣に攻撃した人間は殺される。

 資産も人種も関係なく襲う怪獣に理想を感じたため動かず。

 何もせず見ていたピータのみ生き残る。

 モラドンに声をかける。

 いう事を聞いたため一緒に行動する事を決定。

 自分以外の命令はきくなと命令する。

 命令受諾が分かり難い為命令了承の声を上げるよう命令する。

 モラドンに乗り世界を回ってあくどい金持ちを殺し回る事を思いつく。

 世界を回り金持ちを殺す。

 勝手に子供を殺すモラドンの理解不能さに恐怖を覚える。

 レベルアップのため暴れている怪獣も倒しに行く。

 多少絆も芽生えたのではと考えるようになる。

 世間からダークヒーローとして認知されるようになる。

 テレビ等ネットの必要最低限の情報以外絶っていた為知らず。

 世界で怪獣の擁護派の声が大きくなる。

 それを利用した怪獣危険視派の声が大きくなる。

 怪獣を一か所に集め封じるか殺してしまおうという計画が持ち上がる。

 封印されることが決定する。

 モラドンと世界を回るピータにも声がかかる。

 ピータ世間の評価を知る。

 子供のファンの事を知った為多少ヒーロー風の思想に寄る。

 モラドンが子供を勝手に殺してしまう事を思い出す。

 計画に了承する。

 怪獣を集めるのに協力しつつ金持ちの命も狙い続ける。

 封印当日になる。

 確実に言う事を聞く怪獣たちを使って

   そうでない怪獣たちを封印の穴に押し込める。

 最後にモラドンと封印されない怪獣が残る。

 せめてもの反抗心で穴に落ちる事を命ずる際これが最後の命令で

   これ以後誰の言う事も聞かなくていいと付け加える。

 モラドン了承の声を上げ穴へと近づく。

 ピータ面白がって最後を見る為無免許ながら

   ジープに乗り込み穴の傍に先に到着して待つ。

 モラドン穴の近くにいた封印の刑を逃れた

   らしい怪獣を連れた少年の方に気づき標的を変え近づく。

 ピータ命令しようとしてもうできない事を思い出す。

 ピータファンの事と子供殺しの性質を思い出し囮になる事を選択。

 髭を剃ってTシャツだけになりできるだけ年頃にあった子供っぽい声を上げる。

 モラドン最後の命令もありより穴の近くにいたピータに狙いを移す。

 ピータバランスを地面を崩して穴に落ちるような位置で待つ。

 モラドン近づいてきて踏みつけようとしてくる。

 ピータ落ちる前に自分が踏みつけられることを悟る。

 ピータモラドンが自分を認識していなく絆は無かったと判断する。

 自暴自棄になり封印から覚めたら手あたり人間を次第殺しつくせと命令する。

 笑い声をあげながら踏み潰される。


モラドン…

 名前・状態推移:ジョナフ(人間女性、混血)

          →LHK942(怪獣)

           →モラドン(怪獣)

 子供好きの為白人の多い国で大道芸人を目指す。

 途上国での現状を知る。

 原住民の子供や女性を元気づける為移住。

 どんな傾向のものが受けるかを研究し楽しませる。

 原住民からのテロ防止の名目で軍にとらえられる。

 怪獣に改造される。

 母性と親しみを感じさせる外見になる。

 子供たちに見せる芸を作れと命令される。

 残された記憶を基にゲリラが警戒を解除し近づいて来るような芸をつくる。

 命令により芸で出てきたゲリラ兵と目撃した

   味方軍人以外を残らず殺戮する役割になる。

 子供好きは変わらなかった為発狂し命令に従うだけになる。

 続けるうちに女子供を見かけたら自動で騙し殺すようになる。

 仕事が無くなり民間企業に卸される。

 市民からの公募で名前がニュースで流れた「モラルを問う怪獣」

   の言葉から「モラドン」に決定される。

 企業の飼育係が大人の男ばかりだったため反応せず。

 展示会に出す怪獣に選ばれる。

 子供と引き合わされた為油断させて虐殺する。

 展示会に参加していた人間と攻撃してこなかった軍服の男以外を虐殺する。

 軍服の男が命令してきた為上官として設定し従う。

 命令により軍服の男にのみ従うようになる。

 世界各地で金持ちを殺しつつ近づいた子供も殺していく。

 暴れていた怪獣も殺すようになる。

 改造されて発狂しても元々頭は良かった為

   作戦の中で軍服の男を「ピータ」として認識するようになる。

 封印計画に参加する。

 ピータと日常を続けつつ怪獣を集める。

 封印当日になる。

 怪獣たちを穴へと追い込む。

 最後の命令として穴に落ちることが命令される。

 穴へと向かう途中で子供を見つけたため殺すため近づく。

 より穴の近くに子供がいた為そちらに標的を変更する。

 近づいて踏みつけようとする。

 封印が解けたら暴れろという新たな命令が下される。

 少年を踏みつけ足場が崩れて穴へと落ちていく。

 最後の命令の後だったがピータからの命令だった為

   了承の鳴き声を上げつつ穴へと落ちる。

 封印が起動し眠りにつく。


望んでいた形ではなかったが絆はあったというエンド。

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