第4話
「はい、ごはんだよ~」
ドライフードを入れたエサいれを床に置いた瞬間、みんなが我先にと殺到した。
みんながごはんを食べてる間に、そっと床をほうきで掃く。
昨日、雨が降ったせいか、ドロや砂がちょっと多いかも。
それ以外の毛とか、汚れは、先週、業者の人に大掃除をしてもらったって言ってたから、それほどひどくなかった。
いくつかあるトイレの砂を交換してると、ごはんを食べ終えた子たちが、思い思いの場所で毛づくろいを始めた。
え? ここ?
ここは学校の端っこにあるネコ小屋……でいいのかな。
ネコ好きの校長先生が、学校の敷地にいる野良ネコのために、ここを作ったんだって。
古い温室を改造してあって、冬でも暖かいし、夏は確かに暑いけど、いろんなところが開くようになってて換気もできるし
それに木に囲まれてるから意外と涼しいんだよ。
そんなネコ小屋は裏門から校舎に向かう途中に見えるんだけど、最初はただの温室だって思ってた。
植物にはあまり興味が無かったから、特に気にしてなかったんだよね。
でも、お花祭りが終わって、五月の連休後だったかな。
ハルちゃんは生徒会にスカウトされて忙しくなった。
一方、あたしはまだ部活にも委員会にも入ってなくて、そろそろ決めなさいって、先生に言われてた。
「図書委員かなぁ……」
本を読むのは好きだし、この間、ちょっと手伝ったんだけど、イヤではなかったし。
でも、何か決め手にかけるんだよね……って思ってた。
そんなとき、ふと、温室が気になって、ふらふらっと近くまで行ってみたら。
「え? ネコ?」
かわいいネコたちが、ごろ~んって寝てたり、日向ぼっこしてたり、じゃれあってたり。
カワイイなぁって眺めてたら、ジャージ姿の上級生に声をかけられたんだ。
その人は飼育委員で、ネコたちの世話をしてるんだって。
それで、あなたもどうって勧められたから、その日のうちに飼育委員に入っちゃった。
飼育委員の主な仕事は小屋の掃除と、エサやり、水やり。
そして、ネコの確認をすること。
寒い時期以外は、暑くならないように全部のドアを開放してあるから、他所のネコがやってきて、住み着くことがあるんだよね。
新しい子が来るのは構わないんだけど、もしかしたら迷子の場合もあるし、そうじゃないなら、手術をしてもらうために獣医さんに連絡しないといけないんだ。
今日は新しい子はいなかったけど、足の毛だけ黒い、クツシタちゃんが見当たらない。
どこかで遊んでるだけならいいんだけど……。
「にゃ~ん」
「あれ? どこにいたの?」
クツシタちゃんが、あたしを見上げて鳴いてた。
しゃがんで首のとこをこちょこちょすると、気持ち良さそうにゴロゴロと喉を鳴らす。
「もう、ごはんは食べた?」
「にゃー」
まるで、そうだよって言ってるみたい。
背中を撫でてると、他の子たちも側に寄ってきた。
「はいはい、よしよし」
順番に背中や頭を撫でてあげると、みんな気持ち良さそうな顔をしてくれる。
今でこそ、こうやって簡単に触れるけど、最初は警戒されてたのか全然、ダメだったんだよね。
近づくと逃げちゃうし、ブラッシングなんてさせてくれなかったし。
でも、もう三年以上も一緒にいて慣れてきたから、あたしの姿が見えると、トコトコと寄ってきたりするんだよね。
夏休みの間、実家に帰ってたから、しばらく会えなかったけど、先週、早めに帰ってきたら、みんな「おかえり」って、出迎えてくれたんだ。
「さてと、食器を洗わないと」
あたしは立ち上がって、キレイに片づいたエサいれを持って、水道で洗う。
水気を完全に拭き取ってから、ドライフードだけ、夕食用にちょっと大目に入れた。
お水も入れ替えたし、これで大丈夫かな。
ハルちゃんが来るまでもう少し時間があるから、ネコと遊んでようかなって思ったら。
「あ、ハルちゃんだ」
ガラス越しにハルちゃんが来るのが見えた。
あたしは急いでバッグを背負うと、「また来るね」ってネコたちに言って、外に出た。
「ユメ、お待たせ」
「ハルちゃん。早かったね」
「今朝の件で、会長と副会長が職員室に呼ばれたまま帰ってこないから、今日は解散になったのよ。
もともと、今後の予定の確認程度しかなかったんだけどね」
「そうなんだ。ねぇ、ハルちゃん。お昼、どうする? お腹ペコペコなんだけど」
「それなら、カフェテリアにする?」
「う~ん……せっかくだから、たぬき屋で食べない?」
「たぬき屋」は、あたしたちがよく行く甘味処なんだけど、お昼だけランチメニューがあるんだ。
日替わりメニューと食後の特製白玉がついて、お値段なんと五百円!
「いいわよ。今からでも間に合いそうだし」
「じゃあ、決まり! 行こう、ハルちゃん」
あたしたちは並んで正門に向かった。
取りとめの無いことを話しながら、理科実験棟と第二グラウンドの間を通って、中庭を横切る。
今日は始業式しか無かったし、部活も今日はお休みのところが多いみたいで、学校に残ってる人は多くなかった。
中等部と高等部の建物の間を通って、緩やかな下り坂の先に正門がある。あたし達は、木陰の涼しいところを歩きながら。
「ここで立ち番するんだよね。あいさつするだけなの?」
「違うわよ。本当の目的は身だしなみの確認ね」
「身だしなみ?」
「今の時期は、リボンタイをきちんとつけてるかどうかを見るのよ。暑いのは分かるけど、タイを外したって暑さは変わらないんだから。あとは、派手なメイクね」
「メイクなんて、してる子いるの?」
「結構いるわよ。色つきリップとか、マスカラとか、派手じゃないなら、多少は認めてるけど」
「ふぅん……」
みんなしてるってことは、ハルちゃんもそうなのかな?
眉毛もキレイに整ってるし、まつ毛も長いし。
確かに、夏休みに実家に帰って、たまたま小学校の時の同級生に会ったんだけど、すっかり変わってたもんなぁ。
あたしは変わってないねって言われたけど。
「……ユメ、何で人の顔をジロジロ見てるのよ」
「え? ハルちゃんは、メイクしてるのかなって思って」
「な! す、するわけないでしょ!」
「そうなの? だって、眉毛とかキレイだし、まつ毛も長いし、何かしてるのかなって」
「……そ、その少しは整えたりしてるけど、校則に違反するようなことはしてないわよ」
「そっかぁ……」
メイクとか、オシャレとか。
キレイだな、とかカワイイなって思うんだけどね。
同じ部屋だった、卒業した先輩からお下がりでもらったネックレスがあるけど、休みの日にたまにつけるぐらいで、ほとんどつけてない。
髪を結んでるリボンも、校則で決められたとおり黒か紺だし……やっぱり、高校生になったんだから、もう少し気を使わないといけないのかも。
「ユメ、どうしたの?」
「あたし何もしてないし、だからコドモっぽいのかなって」
「……いいじゃない、何もしなくったって。ユメは今のままでも、十分カワイイわよ」
「ハルちゃん……」
「私はユメが羨ましいな。いつもニコニコしてて、一生懸命で、優しくて」
「ええッ! ほ、誉めすぎだよ~」
背中がむずむずしてくる。でも、とっても嬉しかったから。
「ありがと、ハルちゃん」
ギュッて、腕にしがみついた。
「もう……」
「さ、行こ」
あたしたちは正門のところにいる守衛さんにあいさつをして、学校前の坂道を下った。
うちの学校もそうだけど、この辺りは木がたくさん生えてて日光を遮ってくれるから、そんなに暑くないんだ。
その代わり、夕方にはかなり薄暗くなるから、早めに帰ってこないと怖いんだよね。
木漏れ日が降り注ぐ坂道から、広いバス通りに出る。
まだ強い日差しが痛くて、暑い。あたしたちは並んで歩きながら、バス停を通り過ぎた。
「今日のお昼ご飯って何かなぁ。当てっこしない?」
「……無理だと思うけど」
「この間はカレーだったよね」
「その前が魚のパイ包み」
「冬に行った時は、きりたんぽ鍋が出てきたよね」
どの料理も店長の美弥子さんが、その日の気まぐれで作ったものなんだ。
だから、行ってみないと、何が出てくるか分からない。
どれもこれも美味しいから、今日のお昼も楽しみなんだよね。
「今日は暑いから……冷麺とか?」
「冷たいパスタもあるわよ」
「じゃあ、ざるそば! てんぷらつき」
「あえて、鍋焼きうどん」
「え~。汗ダラダラになっちゃうよ~」
そんなことを言いながら歩いてるうちに、あの橋にたどり着いたんだけど。
「……あ!」
橋の上の人影を見て、思わず声が出た。
ピタリとその場に止まって、その人を見る。
……違った。莉紗さんじゃなかった。
「ユメ?」
「あ……ううん。何でもない」
そうごまかしたけど、ハルちゃんは、不思議そうにあたしと、向こうにいる男の人を見比べてる。
「ホントに何でもないって。ただの見間違い」
「見間違い?」
「あの人が、何かお父さんに見えちゃって……」
「……ユメのお父さんって、あんなに若いの? 大学生のお姉さんがいるって言ってなかったっけ?」
「だから、見間違いなんだってば。お父さん、あんなに若くもないし、スマートじゃないし」
「……まぁ、いいけど」
納得のいかない顔をしてるハルちゃんの隣に並ぶ。
お互いに黙ったまま橋を渡って、緩やかな上り坂の先にあるたぬき屋に向かって歩き続けた。
◆
「そう言えば。転校生って、もう入寮したの?」
「へ?」
あたしはお吸い物のお椀を途中で止めて、目の前に座ってるハルちゃんを見た。
エビのお団子みたいなのを口に入れて「あ、美味しい」って言ってる。
「転校生? 寮に来るの?」
「中等部の二年生だと思うけど、転校してきたのは確かね」
「そうなの? 朋夏さんに何も言われてないけど」
「ふぅん。それなら、寮生ではないのね」
「あーあ、残念だな~」
あたしはお吸い物を一口、飲んでみた。
じんわりとした味が口に広がる。
今までに食べたことのない味だけど、何かほっとするような味だった。
「今、一人部屋なのってユメだけなのよね」
「うん。もう慣れたけど、やっぱり一人だと、つまんないかな」
清麗寮は二人一部屋で、あたしも今年の春までは先輩と一緒だったけど、卒業しちゃって
しかも今年は入寮者がいなかったから、今はあたし一人なんだ。
元々、寮に入ってる人も少ないから仕方ないんだけどね。
今、寮生は全部で七人。
寮長の朋夏さんに、あたしと同じ学年の子が二人と、中等部の三年生が三人。
部屋は余ってるから、あと二十人ぐらい入れるんだけど
あたしみたいに、引越し以外で遠くから受験する人ってほとんどいないから空き部屋が多いんだ。
でも、みんなで仲良く談話室で遊んだり、寮で決められてる勉強時間は勉強部屋に集ったりして楽しくしてるけど、消灯後は本当に一人ぼっち。
寂しくて、ちょっと泣いちゃったこともあったし、元気の無いあたしを励ますために、ハルちゃんが泊まりに来てくれたこともあったっけ。
ふと、そんなことを思い出して、しんみりしてたら。
「ユメ……大丈夫?」
「え?」
「お父さんも、お母さんもいいよって言ってるから、どう? うちに来ない?」
「あ、ううん。大丈夫だよ。ありがとう、ハルちゃん」
「本当に?」
「うん! もう慣れてきたし、一人だと部屋が広く使えるし」
「そう……あ。また散らかってるんじゃないでしょうね」
「えっと……あ、これ美味しい」
あたしはごまかすように、手前の料理を口に入れた。
……あ! 美味しい。ふにゃふにゃした歯ごたえで、かむとじゅわーって出汁が出てくる。
「ねぇ、これなんだろう?」
「……煮物、じゃないわよね」
「あと、このタレって何だろう?」
「ごま……いや、お味噌?」
「……美弥子さん、どうして懐石料理を作ったんだろう?」
「美弥子さんが食べたかったからでしょ?」
「でも、食べたいからって、作れるものなのかなぁ」
「……たぶん、無理だと思う」
朱色に塗られたお盆の上に、ご飯とお吸い物が入った漆器が二つ。
お刺身がキレイに盛られたお皿と、野菜の煮物みたなものが入ってる小鉢が三つ。
どれも美味しいんだけど、あたしもハルちゃんも懐石料理なんて食べたことないから、分からないものばっかり。
ご飯の上に乗ってる、柔らかくて黒いものとか
お刺身の横にある黒いタラコみたいなものとか
お吸い物の中に入ってる丸くて柔らかいお団子とか……。
料理を作った美弥子さんは、「食後に白玉持って行くわね」って、奥に引っ込んでそれっきり。
それはいつものことなんだけど、今日は側にいて欲しかったかな。
そうすれば料理の説明とか聞けたのに。
「でも、美弥子さんってスゴイよねぇ」
「スゴイっていうか……まぁ、料理が上手なのは確かね」
美弥子さんは、背はあたしより少し高いぐらいで、ふわふわのくせっ毛がカワイイ人なんだ。
たぬき屋は、そんな美弥子さんの趣味全開のお店で、和風の落ち着いた内装に
流れるBGMは美弥子さんが好きなピアニストのCD……とりあえず、懐石料理を食べる雰囲気じゃないよね。
あたし達は首を傾げつつ、体験したことのない美味しさを味わいつつ、時々、思い出したようにしゃべってた。
「手芸部の人たちが体育祭に向けて……って言ってたんだけど、何か知ってる?」
「手芸部? あぁ、応援合戦の準備じゃない?」
「応援合戦?」
「体育祭の応援合戦よ。あれって高等部の一年生がやるのは知ってるでしょ。あの衣装って自分達で用意するのよ」
「ええッ! そうなの?」
「もちろん、衣装だけじゃなくて、振り付けとか、場合によっては歌とか……まぁ、大体はクラスのそれぞれの部活の子が、やってるみたいね」
「へぇ、そうだったんだ。そんなの初めて聞いたなぁ」
「いつの頃からなのか分からないけど、伝統みたいよ? 学級委員と体育委員を中心に、手芸部とかダンス部の人たちで話し合って
場合によっては軽音楽部とか吹奏楽部とか、合唱部の人たちも参加するみたいね」
「へぇ、そうなんだ。ハルちゃん、よく知ってるね」
「先輩達から、いろいろ聞いてるからよ。夏前から、そんな話題で持ちきりだったし……寮には一つ上の人っていないんだっけ?」
「うん。寮長の朋夏さんは二つ上だし、あとは卒業した先輩だけど、先輩が一年生の時は……」
「四年前だから、私たちが入学した頃ね。覚えてないの?」
「もしかしたら、何か聞いたかもしれないけど、覚えてないなぁ」
あたしは、お吸い物を全部飲み干して、そっとお椀とお箸を置いた。
同じ学年の和佳ちゃんが手芸部なんだけど、お盆明けには寮に戻ってきたみたいで
あたしが寮に戻ってきた日も、部活だ~って言ってた。
手芸部って、そんなに忙しかったっけ? って思ってたんだよね。応援合戦の衣装を作ってたのか……ん?
「ね、ねぇ。衣装って、誰が作るの? 手芸部の人たち?」
「クラスによるとは思うけど、基本的にある程度はみんなで作るのよ。
ほら、去年、みんなで着物を作って躍ったクラスがあったでしょ? あれは夏前から準備してたんだって」
「あ、覚えてる! すっごくキレイだったよね~」
「でも、大体は今から準備するから、そんなに手の込んだものにはならないと思うけどね」
「そうだといいんだけど。あたし、被服は全然ダメだから……」
小さい時からお姉ちゃんのお手伝いをしてたから調理は得意なんだけど
もともと手先は器用な方じゃないから、図工や美術は苦手だし、被服はもっとムリ。
ハルちゃんは取れたボタンをササッとつけたり、ほつれたスカートを縫ったりできるけど
あたしは毎回、家庭科の授業が被服のときは居残り組。
スカートもまともに作れないのに、衣装なんて作れるのかなぁ。
「もう、そんな顔しないでよ」
「だって……」
「クラスでがんばるんだから、みんなでがんばればいいの。それに、わたしも手伝ってあげるから、ね?」
「うん、ありがと」
ハルちゃんって優しいなぁ。
困ったことがあると、いつも助けてくれるし、悩んでる時には相談にも乗ってくれるし。
ハルちゃんと友達になって、ホント良かった。
でも。
「何か、いつも助けてもらってばっかりだね、あたし」
「そんなこと……無い、わ……よ?」
「えー! その間は何?」
「だって、夏休みの宿題を手伝ったばかりだし」
「そ、そうだけど」
「夏休み前は、期末テストの勉強も見てあげたし」
「うん……」
「あと、ほら」
ハルちゃんが、そっと手を伸ばしてきた。
指で、あたしの口の辺りをスッと撫でて。
「ほら、ついてたわよ」
「え。ご、ごめん」
「謝らなくてもいいわよ」
ハルちゃんはおしぼりで指先を拭いながら微笑んだ。
「と、言うわけで、ユメは手がかかる子なのです」
「むぅ。ヒドイよぉ」
「いいの。その分、ユメからいろいろもらってるから」
「え? ウソ。何?」
でも、ハルちゃんはふんわり笑ったまま、それには答えてくれなかった。
「気になるなぁ……ねぇ、教えてってばー」
「だーめ。ナイショよ」
「えぇー」
ぷくーッって、ふくれてたら。
「……白玉お待たせ」
「わぁッ! い、いつの間に?」
美弥子さんが、特製白玉とお茶が二つずつ載ったお盆を持って、テーブルの横に立ってた。
慣れた手つきで、あたしたちが食べ終えた食器を片付けて、特製白玉とお茶を並べる。
「……甘え始めたぐらいからかな」
「え? あたしが?」
「ううん、違う」
「じゃあ、ハルちゃんですか? そんなワケ……あれ?」
ハルちゃんの顔を見ると、気のせいか少し赤い気がした。
「……ごゆっくり」
そう言って、美弥子さんはまた奥に行ってしまった。
「……えっと、食べよっか」
「そ、そうね」
ハルちゃんは、小さくコホンと咳払いすると、そっとお茶を口にした。
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