第22話
しかし、なぜこのボクっ娘が俺と囲碁をしたいのかよくわからない。
先輩との対局は一体なんだったのか…
すると突然、宮田紗香の後ろの空間がゆがみの見込まれた。
「しまった!くっ…圭君、必ず助けるから。僕が必ず助けるから待ってて…」
そして、完全に飲み込まれ奇麗に消えた。
俺はまだ石ひとつ置いていない碁盤を眺めながら宮田紗香の最後の一言を思い出した。
これから俺に起こるのだろうか。
宮田紗香が消えたというのに俺は以外と冷静だった。なぜだかわからないが彼女とはまた会えるような気がしていたからだ。
ひとまず家に帰って考えることにした。
そして、今日俺は初めて部活の途中に先輩を置いてこっそり帰宅した。
今日は携帯の電源、切っておこう…
(byユウシン)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます