　こんにちは！　ついに電撃新文芸コンテストの結果も出ましたね！

　ラノベ最大手の電撃文庫主催のコンテストというだけあって、注目度も高かったのではないでしょうか。

　私も応募してはいないのですが、好きな作品が中間に残ってたりして密かに注目していました。

　その結果がこちらです。

　大賞『リビルドワールド』

優秀賞『エッチな召喚士の変態的召喚論』

『四畳半開拓日記』

特別賞『契赫のフォルクール－英国幻想蒸気譚－』

　応募総数2429作のうち中間に残ったのが138作、そこからさらに9作に絞り、最終的に受賞したのは大賞1作と優秀賞2作、特別賞1作だったようです。

　中間発表が遅れるなどの不手際はあったものの、総評も詳しく、賞には至らなかったものの最終候補に残った5作も紹介してくれたりして、丁寧な選考だなと感じました。

　大賞の『リビルドワールド』は崩壊世界を舞台としたSFです。

　ランキングや注目作品で何度も名前を見たことがある作品ですが、SFが大賞というのは驚きです。

　特別賞の『契赫のフォルクール－英国幻想蒸気譚－』もスチームパンクな世界観のSFなので、受賞作四作のうちSFが二作ということになります。これは嬉しい誤算ですね。

　『86』も電撃でヒットしていますし、電撃にはSFテイストの作品を好む層がある程度いるのかも知れません。

　最近カクヨムコンでも不調のSFジャンルにとっても嬉しいことですね。

　他の受賞作を見てみると、優秀賞の『四畳半開拓日記』は現代ファンタジーです。

　現代要素とゲーム要素がマッチしたあらすじが面白そうです。いかにも最近の読者が好みそうで売れそうな気がします。

　同じく優秀賞の『エッチな召喚士の変態的召喚論』は、他の三作とは違い異世界ファンタジー。

　転生・転移ものではないので、今回の新文芸では異世界転移や転生は取らなかったみたいですね。

　あらすじを読む限りでは、エロの方面で突き抜けたところが評価されたのでしょうか。

　他の受賞作が割と真面目な作品に見えるので、この作品があることでバランスが取れているのかも知れません。

　今回はオールジャンルでの募集ということで、様々な作品が集まり、新レーベルということで、傾向も見えず、結果の予想が難しかったように思います。

　それでも受賞結果を見る限りではどれも面白そうですし、ラノベらしいキャッチーさがありながらも、他と違う世界観があったりして、電撃新文芸のカラーというものが少しは見えてきたのではないでしょうか。

　次回があったら、今度は是非参加してみたいですね！

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