　さて、BWコンテストの中間結果が発表されましたねー

　BWコンテストはあまり、というかほとんど読んでいませんでしたが、いくつか見たことのある作者や作品名がありましたね。通過された方おめでとうございます。

　さて、私はというと引き続き短編コンテストの作品を紹介していこうと思います。

まずはこちら。

◇かしこいふたりの恋するひとり　作者彩見一乃

オアシスの街を舞台とした、異国情緒あふれる作品。熱気とざわめきが聞こえてきそうな独特な世界観が魅力の作品です。人が恋に落ちる瞬間を掻くのは難しいと思うのですが、少年と少女の瑞々しい感情が見事に表現された素敵なお話。

◇人魚は踊る、青い涙の海で　作者紫藤咲

　こちらは「恋の話」にしては珍しいSF作品。流れるような美しい文章で、儚くも色鮮やかな世界観。個人的にとても好きなタイプの話です。海の青やプールの青がとても印象的に使われており、参考になります。切なくて、哀しくて、でもちょっぴり優しい、そんな作品。

◇七つの尾っぽの空色レシピ　作者真野絡繰

　こちらは「美味しい話」の作品。街コンで賞もとった方の作品で、この作者さんの作品は「恋の話」に出していたほうも読んだのですが、こちらの方がずっと好みだったので紹介します。

　最初は微笑ましい恋人のやり取りから始まり、そしてそれがラストへとすっとつながっていきます。構成も文章もうまく、なるほど、と思わせてくれました。人生の深みを感じる、そんな作品です。

　今回はこの三つ。

　15センチコンもアイディアはあるので時間があったら書きたいな！

　それではまた～

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