空腹時に読んではいけないと思いつつも、読んでしまいました……!
詩はどれも曲がついたらそのまま歌になりそうなほどテンポが良く、読んでいて気持ちが良かったです!
甘く切ない掌編も必見!
そして、タイトルを一目見た時から気になっていた短編「かまくらおでん」。
そこで紡がれる物語の暖かさと優しさは、まさに「かまくらおでん」そのものと言いますか……本当に心が満たされました!
あぁ、心でお腹も満たされれば良いのに……!
疲れた時、癒されたい時、お気に入りのおやつを食べながら、ぜひご覧ください!
……くれぐれも、空腹時に読むのはご注意を。
そもそも、こんな可愛いエピソード集を書く作者さんが可愛い。
食べ物にまつわる短編集なのですが、それぞれの話に出てくる食べ物だけでなく、登場人物(人物ではないものもいるけれどね)もいい味だしています。そして、可愛い。愛おしい。
ハロウィンのお話の魔女はとても微笑ましく、最後はニヤニヤしてしまう。雪子のチョコ作りの話はその健気さに思わず応援してしまいます。
そして、何より私が再発見したのは、
方言娘は可愛い!
ということ。「かまくらおでん」の話は必見です。恐らく三重県出身(?)と思われるヒロインの方言に萌えてください。
特に可愛いのは「~やんやん」ね!
ここ、テストに出るから!