ゼウスの子、オリュンポス第二世代

 では次に、ゼウスの子供である第二世代の神々を


 都市の守護者アテナ

・ゼウスとその最初の妻メティスから生まれた子供。母がゼウスの受けた預言から飲み込まれたため、ゼウスの頭から成人した姿で生まれる。

・生まれた途端、世界が揺るぎ、天体は動きを止めたといわれる。

・三大処女神の一柱。兄妹のヘパイストスに迫られたことがある。

・プライドが高い性格。馬鹿にしてきた人間、隠したの神に対しては容赦がない。

・軍神でもあるため、腕っ節はもちろん強い。トロイア戦争では弟の軍神アレスと敵対し、たやすく勝利を収めている。

・実はヘパイストスとの間に子供のような存在がいる。アテナにとっては望まない子だったが、実はきちんと育て上げた。


 軍神アレス

・ゼウスとヘラの間に生まれた男神。戦闘狂であり、血を見ることにしか興味がない。

・神々の間でも一位、二位を争うほどの美系。そのため美の女神アプロディテと不倫した経験がある。が、最終的に赤っ恥をかいた。

・活躍する、あるいは格好いいエピソードがほとんどない。人間に負ける、ヘラクレスに殺されかける、など。両親にも罵倒されている。



 文芸の神アポロン

・アルテミスの弟、あるいは兄。これは諸説あり。

・あらゆることに節度を守って、ひかえる性格であるとされる。しかし反面、節度を守ってひかえる、ことにも節度を守ってひかえている。

・理性的な存在であるともされるが、実は残虐な一面もある。勝負して負かした相手の皮を剥いで殺したり、疫病を蔓延させたり。

・ボクシングの創設者。


 狩猟神アルテミス

・三大処女神の一人。

・処女神ではあるが、狩りの得意なある英雄オリオンと恋に陥る。しかし、それをよく思わないアポロンから挑発され、恋人と変わらないまま射殺してしまう。

・ギリシャ神話の女神の例に漏れず、やっぱり気が強い。が、トロイア戦争ではヘラに敗北する、トロイアが滅びたときには父ゼウスに泣きつくなど、意外性も持っている。


 美の女神アプロディテ

・神々の中でもっとも美しい女神とされる。そのため愛人も多い。

・正式な夫はヘパイストス。しかしヘラが仕組んだ強引な結婚だったため、アプロディテはアレスと不倫。のちにヘパイストスが策を仕込み、神々の前で大恥をかく。

・やっぱり気が強い。叙事詩イリアスでは、傲慢さをうかがわせる口調で喋っていたりする。

・その誕生には説が二つあり、切り落されたウラノスの男性器から生まれた説、ゼウスの娘であるという説がある。


 鍛冶の神ヘパイストス

・アプロディテの夫であり、ゼウスとヘラの間に生まれた神。

・生まれながらの奇形児で両足が曲がっていた、とされる。しかしこれにも他の説があり、両親が喧嘩している最中、ヘラを庇ったためゼウスによって怪我を負い、両脚が不自由になったとも。

・アプロディテの夫ではあるが、その夫婦関係は冷え切っていた。

・欲求不満でアテナに迫ったことがある。アテナは逃げるものの、ヘパイストスはどうにか追い付き、一週間ためにためたナニかをぶち撒けた。

・鍛冶の神であるため、アキレウスの武具一式を作るなどしている。

・実は戦闘も出来る。アレスに勝利し、巨人族の反乱ギガントマキア―でも巨人の一体を倒した。意外と強い。


 ゼウスの腹心ヘルメス

・旅人や商人の守護神である神。ゼウスの忠実な部下として活躍する場面が多い。

・開幕泥棒。生まれて直ぐにアポロンから50頭の牛を盗んだとんでもないお方。

・器量がよく、人間に対しても寛大に接する。ほかの神にくらべると、そこまで神様らしい性格をしているわけではない。

・ゼウスの使いとして伝令役の他、戦闘をこなすことも。テュポーンとの決戦に置いても活躍し、ゼウスの危機を救った。


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