第4話 憲法改正論~憲法九条編~(前編)

どうも、席替えでやっと隣のうるさい人から脱却できることに喜びを覚えている小説書き、かにです。今回は世論が二分されることについて書きます。僕は憲法改正論者なので、憲法保護論者(こんな言葉話あるのだろうか…?)の方は、見ない、または参考程度にすることをお勧めします。僕の独断と偏見によって気分を害する可能性があります。ご了承ください。基本的なことが分かっている方には、上下に一行ずつ空いたかっこがありますので、その中にまとめが書いてあります。それと、この文章は、国語が苦手な中学生によって作られたものです。完成度は非常に低いので、ご了承ください


 僕は、憲法改正に賛成です。具体的には何処を改正すると良いかと申しますと、まず、話題になっている憲法九条、これはご存知の通り、軍隊を持たないことを規定しています。次に憲法九十六条。これは憲法改正手続きについて規定しています。ではまず、憲法九条を改正すればよいと思います。理由は、最近の中国の動き、ご存知でしょうか?中国による南シナ海の埋め立て。話題になりましたよね。では、仮に中国が戦争を仕掛けてきたとしましょう。憲法九条には、「1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」と「2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」二分目にある「前項の目的」とは、一文目のことです。日本は戦争をしないと書いてあります。国際紛争を解決する手段として、武力は用いれません。なので、他国が、「戦争をしないのなら、領土を奪うぞ、」っと言ってきても日本は、「戦争はしません。領土は取るらないでください」っというしかできないのです。でも、憲法の条文を読んで、おかしい、っと思った方は少なからずいるのではないでしょうか?憲法には、「陸海空その他の戦力はこれを保持しない」っとあります。では、自衛隊は憲法が規定する陸、海、空の戦力には該当しないのでしょうか?憲法の条文から、普通に考えたら違憲ですよね。憲法九条がそのままなら、自衛隊の存在は違憲になるのです。平和ボケした日本人なら、(僕も日本人ですが……)自衛隊なんていらない、とか言う人もいるかもしれません。仮にもそういう人がいるのなら、いるのなら……どうしましょう。僕には救う能力はないです(苦笑)まぁ、自衛隊の必要性は大体の人がわかっていると思います。ここまで書いたことをまとめると、


「このままでは防衛戦争にも参加できないため、改正を要望する。」


っとなるでしょう。ここでお疲れの方も多いと思いますが、理由はまだあります。では、時事ネタ行きましょうか。アメリカの大統領候補、ドナルド・トランプ、彼は日米安全保障条約の不平等さを主張しました。「米軍は兵士が死ぬのに日本軍(自衛隊)はだれも死なない。彼の主張はごもっともです。日米安保条約は「人とモノの条約」っと言われております。米軍が兵士(人)を提供する代わり、自衛隊は場所、金、物資もろもろ(モノ)を提供する、というものです。まぁ、不平等ですよね。ここで、憲法九条を改正して、集団的自衛権の行使容認の幅を広げることによって、米軍と協力できるようにします。そうすれば、トランプ氏に不平等さを主張されることはなくなるでしょう。日米安保を廃止にされる可能性すらあるのです。ここには書きませんが、日米安保の重要さは、大体の方が理解していると思います。ここまで書いたことをまとめると、


「日米安全保障条約を廃止にされるとマズいので、米軍と協力できるようにして、不平等さをなくし、日米安保廃止を避けるため、改正を要望する。」


っとなるでしょう。最後の理由は、不法占拠から領土を守るためです。不法占拠といえば、日本の抱えている領土問題が、二つありましたよね。そう、北方領土と魚釣島です。今まで、話し合いによって交渉が行われてきましたが、話し合いではどうにもなりませんでした。そこで、北方領土や魚釣島のような領土を出さないために、武力を用いて、いつでも戦争ができる状態を作ります。戦争する気満々じゃないか!!っと思う方もいるでしょう。ここは、ニュースなどでよく聞く「抑止力」の問題です。抑止力というのは、武力があることによって、活動をやめさせる力、思いとどまらせる力が生まれるというものです。この抑止力の解釈によって、安倍政権の支持は二分されている、と考えても過言ではないと思います。これをまとめると、


「領土を守るため、抑止力を働かせることが必要なため、改正を要望する。」


っとなるでしょう。

大変長らく書いてきましたが、僕の意見は、主にこの三つです。次回は、憲法九十六条についてです。お付き合いありがとうございました。

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