第8話
くっくっく、いい顔だな。そんなお前にいい事を教えてやろう。既にこの村は俺が全員殺した
「!?」
「大人も子供も犬も猫も…くっくっく、ただ予想外だったのは本部の奴らが気づいて
「酷い…なんの罪もない村人を殺すなんて!!私に恨みがあるなら私だけを殺せばいい!」
「ネハル」
「安心しろ、今からお前を殺すショーを始めようじゃないか」
パチンと指を鳴らすと広い部屋へ移動した
そこには、ぐったりした いばらさんと頭を鷲つかみされて宙に浮いている動かない響さんの姿があった
「響さん!いばらさん!」
「杏さんは病院に運ばれたみたいだがな」
「杏ちゃんも貴方が!?」
「強くする札を飲ませておいた」
重症のようだが
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某所
「隊長まだ乗り込めないんですか!?」
「理来、もうちょっとまて、響の合図が来ていない」
「でも!ネハルちゃんが!」
「焦る気持ちは分かる、だが、待つのも重要な仕事だろ」
勝手にネハルちゃんが動くものだから予定が狂ってしまったのもあるけど。だからって落ち着いてられないよ…
「理来の初恋だもんな」
「た、隊長!それ今関係ないのでは!」
「ネハルが祓い師に加入して本部に響と来た時お前魅入ってよな」
バレてると思い顔を真っ赤にする理来
「あっちは理来の事覚えていないようだがな、まだまだだな」
ワシャワシャと理来の頭を撫でた
「あぁ、いばら様いつ
お姉さんっぽい女性がいばらの写真を手に熱い視線を送っていた。写真は風呂上りのいばらだ
世間で言うと隠し撮り写真というやつだ…
彼女は
いばらのストライクゾーンではあるのだが行き過ぎた行動により、今非常にいばらが迷惑しているらしい
隊長の
本部のまとめている祓い師の隊長。響と知り合いで、自由に旅している響達を影で支えてもいる存在、請求書はいつも憂依宛てにしているがあまり怒っていない
「あぁん、響さんは大丈夫でしょうか」
「あぁ、あいつは死なん大丈夫だ」
「待っていてくださいね響さん」
私が参ります!
「あ!待て!
彼女は…ま、説明が面倒ので以下省略。
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