第14話 双子のレベル上げ 椛のボス戦
レベリングとはこれ如何に
椛が先制を仕掛けた。まず、椛が攻撃をしたのは、本気を出されても困るという理由で萃香を攻撃した。
椛「疾ッ!」
萃香「ッ!・・・フッ!」
椛は白と黒を合体させて、聖剣エクスカリバーになった
椛「クッ!・・ッ!?」
椛はそれをバックスッテプで躱し、その後に、横から、黒い尻尾が横薙ぎで来たので、椛はそれをバク転で躱し、尻尾に手をついて、後ろに飛んだ
重玄「・・・ふむ、今のを躱すか、中々やるな」
椛「・・・・・・・やべぇ、どうしようもない、4対1か・・・キチーの選んじまったなー(棒)、どうしようか」
メディ「私たちを忘れてもらってわ、困ります、わね!」
椛「ッ!?」
椛は背中に殺気を感じて、右に大きく飛んだ。そしたら、さっきの場所から、すごい爆発が起こり、そこは、メラゾーマでも撃ったかのように焦げていた。
椛は大きく飛んだせいで、体のバランスが崩れ、一瞬隙ができてしまった。
重玄・サンデイト「「無限の雷!」」
重玄とサンデイトがそう叫んで、椛目掛けて濃密なレーザーが放たれた。
椛「・・・エクスゥゥーー、カリバァァァアアアア!!」
椛は体制を整えてそう叫んで聖剣から「無限の雷」と同じぐらいの濃密なレーザーが放てられて、2つのレーザーがぶつかり合って、
萃香「ハァッ!」
椛「ッ!?、天魔、紫!」
萃香が背後にいて、それを天魔と紫で空中で受け止めたキリキリと音を立てて、萃香がその場から後ろに飛んでメディのところまで行った
萃香「・・・きついねーあの刀、いくら何でも私と拳を合わせて壊れないどころか、押されるとは、先代との殺し合い以来かね~、本気出してもいい?メディ?」
メディ「ええ、こちらも本気で行きたいのですが、中々、良い作戦が思いつかないです。あ、そろそろ付与魔法をしてもよろしいですか?」
萃香「ん?ああ、あれね、ある意味いいんだけど、あれに慣れちゃいけない気がして来たんだけど、とやかく言う暇はないね、お願い。」
メディ「分かりましたわ、エンチャント・フルセット!」
エンチャント・フルセット・・・付与魔法を極めた者が使える究極付与魔法。
萃香に掛けたのは、ステータス上昇、ATK上昇、DEF上昇、HP上昇、SP上昇、五感上昇、など、いろいろと倍率が上がる
萃香「ふぃー、やっぱり、この高揚感は慣れないねー、ま、彼奴を倒して、少し練習でもしよう、かね!」
その頃、萃香とメディが会話してる時に椛は重玄とサンデイトの「無限の雷」を聖剣で受け止めて、今は睨み合いをしている。
椛「・・・・・・・・・」
重玄・サンデイト「「・・・・・・・・・」」
椛「・・・・ハァ~」
重玄・サンデイト「「・・・・?」」
椛は少し不機嫌な様子になり、大きくため息をついた
椛「それで、終わり?」
そう言い、2匹を睨んだ
重玄「・・・・いや、まだだ!サンデイト、久しぶりにあれをやれるぞ」
サンデイト「・・・・そうか、久しぶりだから体が若干鈍っているが大丈夫だろう」
2匹が言い終わった後、重玄とサンデイトは力を溜めていった
重玄「我、命を糧とせんと、すべてを闇に葬る者」「・・・
サンデイト「我、命を受け入れ、すべてに光を授ける者」「・・・
重玄とサンデイトは各自に縛りを付けれいる者を外す呪文を唱える
椛「・・・・・・・・・ッ!?」
椛は呆然とその光景を見ていたが、次の瞬間に重玄とサンデイトがぶれたと思ったら、重玄は前に、サンデイトは後ろにいて、尻尾の横薙ぎ払いが来たので、椛はそれを飛んで回避したが、
萃香「ハァッ!」
萃香が時を待っていたようにさっきと同じように上からの正拳突きをくらわそうとするが、
椛「・・・・・・創造魔法・核爆弾」メディ「!?結界!」
椛が魔法を使って、椛と萃香の間に核爆弾を創造した。それを見て、焦った萃香だが、もう手遅れで萃香の正拳突きは核爆弾に当たり、爆発した。
ドゴォォォォーーン、と普通の核爆弾の3倍の威力はあったので、あたり一面は焦げており、メディが一瞬で結界で核爆弾だけ包んだが、結界は一瞬だけもち、少しだけ、被害は抑えてあった。間近で受けた4人は、
椛「・・・・・やっぱり、死ねない、か・・・」
椛は見る見る再生していく自分の体を見て、暗い顔をして俯いていた。
萃香「くぅ~、エンチャントがなかったら、あの場でおじゃんだったよ~危ない危ない」
重玄「ぐぅぅ~・・・この状態でも結構効いたな・・・・」
サンデイト「ぬぅぅ~・・・破壊力だけであそこまであるとは・・・迂闊」
1人と2匹は危ない場所だったが、各エンチャントと封印解除の状態だったから今は生きている。
アリス・朔夜達視点
アリス・朔夜・エレオミ「「「・・・・・・・・・・」」」
3人は唖然として、口を開いていた。急に爆発が起こったと思たら、急に突風が来て、死ぬ覚悟だったが、なぜか死ななかった。3人はこう思った、
「あれを怒らしたらいけない気がする」と
椛たち視点
椛「・・・・・・・・昔を思い出すな、死にたいのに死にたくないという思い」
萃香「・・・?それが普通の人間の感情じゃないのか?」
椛は萃香の言葉に首を縦に振った
椛「ああ、それが普通の人間が持つ感情さ。・・・あんたは幻○郷にいたから知らないと思うが、俺はある事件を切っ掛けに、人を呪い、神を呪い、憎しみを持って、人を殺し、それを約・・・3年、人を殺し続けた。・・・今はこの話は止そう、また後で話してやるよ。俺が勝ったら、な・・・」
椛は少し、暗い表情をしていたが、2人2匹を見る目は鋭い殺気を帯びていて、それでいて、奥底側が分からないほどの暗闇を持っていた視線で、
椛「・・・・クリエイト・ダンジョン権限」
椛は手の中にある1枚のカードを2人2匹に見せた。その瞬間、
サンデイト・重玄・メディ・萃香「「「「!?」」」」
4人は驚いた顔をしていた。なぜなら、
椛「・・・ダンジョンクリアー、おめでとう。2人とも」
笑顔でアリスと朔夜に振り向いて、褒めた。
2人は頭の上に?を置いていたが、少し考えて何かわかったのか、椛に近づいて、
アリス・朔夜「「はい、ありがとうございます」」
2人は褒められたので素直に礼を言った。そんな様子に椛は2人を撫でた。
1人理由が分からないエレオミは
エレオミ「ねぇ、まだボス、倒してなのにどうして、クリアーなの?」
当然の質問だが、
椛「ああ、このダンジョンの権限を核爆弾で油断していた時に触って、権限のカード盗ませてもらったんだよ。結構神経使ったから、疲れちゃったや。」
エレオミと4人はその光景に唖然としていた。4人はそんなはずはないと思っていた。なぜなら、ダンジョン権限は本来、称号なのだ。だから、盗むことはできないはずなのに、なぜか、椛の手中にあった。
椛「簡単な話、戦闘中に油断しているときに影を操って、4人の影に入り込んで、鑑定して、誰が権限を持っているか、見て、持っている奴から、こっそり奪って、カード化したってこと。」
簡単な話ではない。本来、影魔法でも分離することは分離する分それに似合うMPの消費を伴うので1人で行うことなど容易ではないのだ。その話を聞いて5人は固まってしまい、アリスと朔夜はまだ椛に撫でられている。椛は昔から人を撫でる時があった。それのせいか、周りから撫でリストと呼ばれるほど撫でるのが上手になっていた。長時間撫で続けると中毒性有りなのも確認済み
椛はそっと手を放した。アリスと朔夜は少し不機嫌になったが、何とか自分のモチベーションで立ち直った。
椛「じゃぁ、2人とも真ん中にある宝箱を取って、中にある物を確認しに行ってきな」
そう言って、椛は2人の背中を押して、2人はいつの間にか置いてあった、宝箱に歩いて行った。
ちなみに宝箱の中身は
宝箱
称号・ダンジョン攻略者
闇属性専用短剣・2本・ダークセイバー
聖属性専用オーブ・ホワイトオーブ
称号・覚醒者
スキル・闇属性&聖属性の同時発動「神の怒り」
経験値・3345万
アリス「・・・・私は、オーブ、ですかね。」
朔夜「・・・・私は、短剣ですね。」
椛「称号とスキルと経験値は2人に行くから、安心してね」
椛は後ろからアリスと朔夜の頭を撫でた。2人の機嫌は良さそうだ。
続く
ステータス!
名前:アリス
年齢:3410
種族:半天使半神
レベル:679
スキル:家事全般、5属性魔法、聖属性魔法、聖魔法「神の怒り」、etc
称号:絶神級者、椛の従者、覚醒者、ダンジョン攻略者
HP:642341
SP:832142
ATK:52312
DEF:28594
POW:8321
INT:51342
SPD:12620
VIT:56329
LUK:100
名前:朔夜
年齢:3410
種族:半鬼半竜
レベル:742
スキル:家事全般、5属性魔法、暗闇属性魔法、暗闇魔法「神の怒り」、etc
称号:絶神級者、椛の従者、覚醒者、ダンジョン攻略者
HP:1420321
SP:523753
ATK:132012
DEF:16521
POW:83923
INT:8214
SPD:64217
VIT:39621
LUK:100
ボスの4人にあと少しやんけ、やべー、あと100上がったら、やばいな
宝箱の経験値量まず、可笑しいだろ、椛・・・
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